SNS上の人間関係

相談者名
ドナルド
こんにちは。SNSを通しての人間関係に悩みがあり、ご相談させて下さい。よろしくお願いします。

SNSで友達申請をすると、相手の反応として、悪い方から順に、

私の友達申請が却下される→私の申請は承認されるが、相手から私への申請は来ない→承認も却下もされずに、放置される

などの反応が返ってくることがあります。要するに、どれもネット上での片思いなのですが、これを目の当たりにすると、私はとても傷ついてしまいます。友達だと思っていたのに、あなたは違ったのね…と深く感じてしまうのです。

もちろん、好意や友情とは別の理由もあるのかと思います。
例えば、私のアカウント名やプロフ写真から私だと認識できなかった。学校の友達とはこれ以上繋がりたくないと決めている。単純に申請に気づかなかった。間違って、却下ボタンをクリックしてしまっただけ…等々。また、ネット上と現実での人間関係には違いがあることも理解しているつもりです。

ですが、頭でそう考えていても、やはり傷ついている自分がいるのも事実なのです。
そこでご相談は、私はなぜ、こういったことに傷つきやすいのでしょうか?背景に、どんな事情がある人が、こういう感情を持ちやすいですか?

また、思い通りに友達申請が承認されづらい人の側にも、なにか特徴はあるものでしょうか?例えば、恐々人づきあいしているのが、ネットを通してでも相手に伝わりやすいから、とか。

最後に、人づきあい全般として、こちらから申請しないと繋がれないような人はひとまず置いておいて、相手から申請が来る人とのみ、お付き合いしていった方が賢いのでしょうか?これはSNSでのお付き合いに限らずですが、心理学的にはどんな人間関係の築き方が、私のようなタイプの人には良いと思われますか?

度々起こるショックな出来事。ヒントやアドバイスをいただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

カウンセラー
庭野智美
ドナルドさん、はじめまして。
カウンセリングサービス所属カウンセラーの庭野智美です。
この度はご相談いただきましてありがとうごさいます。
ドナルドさんのご相談を担当させていただくことに
なりましたので、どうぞよろしくお願いします。

ドナルドさんはSNSを通しての人間関係について
ご相談いただきましたが、
SNS上での人との付き合い方って本当に気をつかいますよね。
相手の表情や雰囲気が見えない分、
こちらが想像力を発揮していくわけですから疲れやすくなります。

さて、SNSの友達申請についてですが、
ドナルドさんは顔見知りの人へ友達申請しているということでしょうか。
そうでなければ少し話が変わってくるのですが、
今回は学校での友人関係をSNS上でもつくっている、
という解釈をさせていただきました。

友達申請をしてもなかなかいい反応がないと、
それはショックですよね。
嫌われてるのかな?とか、避けられてるのかな?とか、
あらぬことまで想像してしまいますよね。
この、あらぬ想像がSNS疲れを引き起こす一つの要因だったりします。

まずはSNS疲れしない程度になるよう
自分自身とSNSとの付き合いを見直すことを
考えてみてもいいかもしれませんね。
SNS上での人間関係以上に、
自分自身がSNSに踊らされていないか、
ということは今後の学生生活にも影響を及ぼすことでしょう。
例えば、勉強に集中できなかったり、
人間関係でもSNS上と同じことが起こったりするかもしれません。

次に、ドナルドさんのご質問について
一つずつお答えしていきたいと思います。

〉 なぜ、こういったことに傷つきやすいのでしょうか?
背景に、どんな事情がある人が、こういう感情を持ちやすいですか?
ドナルドさんの場合、相手の反応として
拒否されているのがわかると気分を害することが多いようですね。
(人によっては拒否よりも無視されるのが辛いと感じる人もいます。)

過去に誰かに傷つけられたという経験がベースにあると
こういった被害的な気持ちを抱きやすくなることがあります。
しかし、傷つけられたと思ったことで
今度は同じように自分が相手を傷つけることはしないよう
優しい人になろうと努力する方もいます。
おそらくドナルドさんも人を傷つけるようなことは
したくないと強く思っていらっしゃるのではないでしょうか。
相手を拒否することが相手を傷つけてしまうという
思いが強ければ強いほど、自分が拒否されることに抵抗が出てくるのです。

また、その人のもつ心理パターンというのも
人間関係においては表れやすいものでもあります。
自分から声をかけるのか、それとも待つタイプなのか、
そして、なぜそうするのか、というのが
パターン化していることもあります。

ドナルドさんの場合でしたら、
相手から近づくのを待っているよりも
自分から近づいたほうがリスクが少ないと
感じていらっしゃるのでしょうか。
それとも、自分から近づかないと
友達になってもらえないという思いがあるのでしょうか。
はたまた、別の理由があるのでしょうか。

SNSでの繋がりにおいては相手を傷つけようと思って
友達申請を承認しないということは、実は少ないようです。
人は自分にとって安心できる人、
友達になってもいいなという人には友達申請を承認します。
これは、ドナルドさんにとっても同じことだと思います。
もし、知らない人から友達申請がきたら、どうしますか?
どんな人なんだろうと興味をもちつつも、
大丈夫かな?安心できる人かな?と確認したくなるでしょう。

〉また、思い通りに友達申請が承認されづらい人の側にも、
なにか特徴はあるものでしょうか?
先ほど申しましたように、
人は自分にとって安心できる相手と仲良くしたいと思っています。
思い通りに友達申請を承認されないという場合は、
もしかしたらドナルドさん自身が
「自分はあなたにとって安心できる存在ですよ」
というアピールを残せていなかったのかもしれません。

また、人との繋がりに対して恐怖感があると
無意識的に相手との距離を置いて
身の安全を守ろうとする傾向が高まります。
人は守りに入ろうとすると、友達申請に応じなかったり
自分から友達申請した人としか繋がらなかったりすることがあります。
悪気はなかったとしても、ドナルドさんの友達申請を
承認することに怖さを感じていたのかもしれませんね。

〉最後に、人づきあい全般として、
こちらから申請しないと繋がれないような人は
ひとまず置いておいて、相手から申請が来る人とのみ、
お付き合いしていった方が賢いのでしょうか?
これはSNSでのお付き合いに限らずですが、
心理学的にはどんな人間関係の築き方が、
私のようなタイプの人には良いと思われますか?

人付き合いというのは最終的に自分に
かえってくるものではないか、と私は思っています。
人間関係には自分から近づくのもあり、相手から近づくのもあります。
どちらにしてもまず第一歩としては、
その人といい関係をつくりたいなと思う人と繋がることではないでしょうか。

広く浅く付き合うのが好きであれば今のままで充分だと思いますが、
少ない繋がりの中でも深い仲になりたければ
誰かに傷つけられたと嘆いているよりも
友達でいてくれる人を大切にしてあげるほうに
力を注いであげてはいかがでしょうか。

時代の流れもあり、顔を見て話すことよりも
SNSなどのインターネットツールを活用した
コミュニケーションの場が増えていますよね。
伝えたいことが思うように伝わりにくくなっているのが
文字(絵文字もありますが)だけのコミュニケーションなのです。
人は言葉を伝えること以外に、顔の表情や声のニュアンスなど
非言語コミュニケーションと呼ばれるツールを活用しています。
こちらのほうが気持ちを伝えるのには圧倒的に有効です。
なぜなら、気持ちや感情は表情や口調を通じて噓をつかないからです。

顔を見て目と目を合わせてコミュニケーションできるような
素敵な人になってくださいね!
ドナルドさんにとって学生生活がより楽しくなるよう応援しています。
この度はご相談いただきまして、ありがとうございました。

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