夫とのセックスに嫌悪感を感じてしまいます

相談者名
みゆき
結婚して5年経ちます。子供はいません。1年半ほど前から夫とのセックスが苦痛になりました。
きっかけは私に好きな人が出来てしまったからだと思います。彼は年の離れた人ですが、その人とのセックスで感じた幸せな気持ちは今まで味わったことのないものでした。彼に触れられる喜びや、身体を重ねられる喜び・・がありました。
彼と出会って、彼を好きになってしまってから夫とのセックスが苦痛になりました。彼も私との生活を望んでくれ、離婚も考えましたが、踏み切れずにいます。
夫と一緒にいることが辛くて別居もしました。その時も夫は自分の辛さを私に投げかけてきて、罪悪感でずっと苦しみました。周りが何もいわなくても、夫の姿が見えなくても責められているような気がして精神的に不安定になりました。仕事も行けなくなりました。
罪悪感から逃れたくて、また家に戻れば全てがまるく収まる…もう自分のことはどうでもいい…などと思い、夫との生活に戻りました。そのことで、彼との関係も少しギクシャクしてしまいました。
でも、今もやっぱり彼のことが忘れられず、夫も受け入れられずにいます。

夫は優しく穏やかな人です。夫は彼の存在を知っていながら、真面目で一生懸命私のことを考えてくれようとしています。夫は何かあったら、きっと真面目に私の面倒を見てくれる人だとは思っています。周りからみたら、何も問題のない生活だと思います。でも、どうしても夫とセックスをすることができません。夫に触れられることも辛く、夫の性欲に関するものに嫌悪感を感じてしまいます。

こんな風に思われている夫のことを思うと 申し訳なく思います。夫を傷つけたくて結婚したわけではないのに。自分が嫌になります。これからも別の人にもこんな風に突然受け入れられなくなってしまうのではないかと不安になったりします。

これから自分がどうしたらよいのかわかりません。
これからの自分も不安になります。

今を整理して これからに向かって前向きに進んでいける 手助けをいただけたらと相談してみました。宜しくおねがいします。

カウンセラー
深澤三津子
みゆきさん、はじめまして。
カウンセラーの深澤三津子です。
ご相談いただきまして、ありがとうございます。

みゆきさんご夫婦は、いわゆるデッドゾーンと言われるワナの
「エディプス・コンプレックス」に、はまっているようですね。

この段階に来ると、目の前の夫では満たされないという
今まで隠そうとしながらやってきた心が、
一気に明るみに出るような感じになるのです。
そして、罪悪感を感じる結果を体験するのです。

デッドゾーンという段階まで来ると、
夫の魅力を失われたように感じます。
これは、心理的には、自分自身が自分に退屈している時に
そう感じやすいのです。

そして、自分の人生の冒険を避け、
毎日を惰性に任せて生きていると、毎日がつまらなくなり、
ドラマチックな出来事を引き起こしてしまったりするのです。
まるで、昼ドラのようにね。
あの昼ドラを見ている層は、当然、主婦が多いですね。
そして、昼ドラの中に自分の心を転移させているのです。

どうやら、みゆきさんご夫婦は、その罠に、
現実の世界でまんまとはまってしまったのです。
甘美な誘惑です。
この誘惑は、最初は天国を思わせるのですが、
恐ろしい地獄への道にもなりかねません。
大切な人との関係性を壊したり、もし子どもがいれば、
一時的だとしても、どうしても心に傷を負わざるを得なくなる状況も出てきます。
それでもいいーからと思わせるのが、このワナの特徴的な誘惑なのです。

そして、デッドゾーンでは、さらに「競争」と意識が登場します。
夫は、他の男性にみゆきさんを取られないように必死になります。
執着されたら、逃げ出したくなるものです。
何故なら、愛というより、競争意識の方が強いからです。

だから、三角関係があって夫婦関係が戻っても、
その後は、今度は浮気された方が浮気をするか、
あるいは、また浮気した側が次の浮気に意識を持ち続け、
された側の監視し強くなるといった、
どちらにしても苦しい状態が続く人も少なくありません。

こうして、夫婦の関係性はデッドゾーンの仕掛ける大きなワナにもっともっと深入りし、
お互いに傷つき、疲れ果てていくのです。

また、「エディプス・コンプレックス」というワナでは、
夫が、異性の親代わりのように無意識的に感じてしまいます。
みゆきさんであれば、夫がお父さん代わりということになりますね。

そのお父さん代わりの相手とセックスする事は、
近親相姦のようにも捉えがちなのです。
そう感じているのにセックスすることで、嫌悪感が増幅されていきます。
このため、自然と夫に対し、距離をとろうとしてしまうのです。
そして、夫以外の男性となら、セックスできるのに、
夫とだけは身体が受け付けないという反応になるのです。

さて、色々ワナについて説明してきましたが、
このワナを越えていくための話をしましょうね。

夫婦間の溝について感じているのは、たいてい女性の方なのです。
そこで、この関係性を幸せな結婚に変えていくために、
勇気を出して気づきを与えていくのは女性の役目のようです。

私も、女性ですので、それがどんなに大変な事が良く理解しているつもりです。
でも、このままでは、自分が死んだように生きている人生を送るようにな事しか
考えられないと思いませんか?

そこで、このワナでは、夫とコミュニケーションで冒険する事を
お勧めします。

みゆきさんが、我慢していることや、夫にずっと言わずに来た事などを、
思いきって伝えてみるのです。
実は、三角関係を持つ前に、すでに問題が山積みになっていたという点について、
直面する必要があるのです。

ここで気をつけていただきたいのは、
攻撃的になったり、感情的になることをやめる事です。
夫への不満感、それを口にしていく事は、夫の成長に繋がります。
しかし、「夫がいけないから私はこうなった」というような切り出し方は、
どちらのためにもなりません。

傷ついている夫をさらに傷つけるのではなく、
傷があった夫を助けてあげる手段なのです。
夫にも成長する必要があるのです。

でも、勇気がいります。
この勇気は、みゆきさんの成長でもあり、変化でもあります。

もし、これまでに、みゆきさんが、夫への不満に感じる点を、
愛を持ってコミュニケーションしていたら、どうでしょう?
夫は、みゆきさんをさらに満足させるために、学んだ事でしょう。
もちろん、セックスについても同じです。
みゆきさんにとって喜びを感じるセックスを得るために、
その方法を夫に教えてあげればいいのです。

夫をいい人という類の男性から、魅力的な男性にしてあげるのです。

みゆきさんが罪悪感を感じて、今を維持しようとするのは、
これもまた「次のステップ」に進まないためのワナなんです。
罪悪感、これを感じると、前に進まなくてもいい言い訳にもなります。
この罪悪感が癒えてからでないとダメなように気になるのです。

ほんと、デッドゾーンには、巧みなワナが仕掛けられています。
でも、これもこれもワナなんだって理解して、
今までとは全く違ったやり方を学び始める事こそ、
ここを抜け出す秘訣なのです。

さあ、みゆきさん、その罪悪感にしがみつくのをやめて、
今日から、勇気を出して、コミュニケーションをしてみましょう!
きっと新しい夫婦の関係性の段階に入っていけると思います。
頑張ってくださいね。

この記事を書いたカウンセラー

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