自分をどう出して行けばいいかわからない

相談者名
マルゲリータ
季節の変わり目で情緒不安定だからかもしれません。不安な気持ちなのでメールしてみます20代女です。先日旅行をして心境の変化がありました。自分を受け入れてもっと自然体で生きたい。やりたいことに挑戦したいと強く思うようになりました。そして今まで人とのコミュニケーションで抑圧していた自分を解放したい。でも思うように出来なくて。素を出したあと相手の反応を見て自分の思うようなものでないとやっぱ自分出さない方がいいのか…と思ってしまいます。元々自分を出すと嫌われると思ってます。私結構うざいので。素を出すとうざい→嫌われる→嫌われたくない→出来るだけ人当たり良くしようと無難な言動をする→段々ストレスがたまり息苦しくなるって感じです。家族には何でも言えますが外では自意識過剰で人目が気になります。実際は自分の評価や利益損得ばかり考えている嫌な奴で自分の事が嫌い。そんな自分を隠すために媚びたり無難な言動をします。一方でプライドが高くナルシストな面もあります。例えば私は失敗すると人に気を遣われてしまいます。叱られるのも嫌ですが、同じくらい人に気を遣わせる自分が嫌です。これ本当に悩みです。どうしたらいいんでしょう。
よくこういうところで過去のトラウマとか言いますが私にも思い当たる出来事が。小学生の時仲良い友達に意地悪され不登校になりました。友達に悪気はなく今考えるとイジられていただけだったんですが、プライド高いから小さなことで傷つきやすいんです(今も)。次に中学生の時、私のふとした発言をギャル系の強め女子に否定されたこと。私にとって凄くインパクトのある出来事でした。この子には3年間イジメと言う程ではないけど、私に聞こえるような大きな声で死ねばいいのにと言うなど間接的な嫌がらせをされました。親に甘え放題(外では)優等生気質、内弁慶で人に叱られることのなかった私はすごく怖かったし怯えてました。高校は人に恵まれ皆勤で勉強も頑張りました。そして大学。人間関係に疲弊して鬱になり中退しています。昔から自律神経失調症の体質があって不安な気持ちになりやすいです。今は良い人達のいる仕事場で自分のペースで働いています。
色々書きましたが、つまるところ自分と折り合いをつけたいです。自分のことを許していきたいし、人を好きになりたい。自分をうまく出しながら人とも仲良くしたいです。客観的なアドバイスお願いします。
カウンセラー
中村季代乃
マルゲリータさん、こんにちは。
今回担当させて頂きます中村季代乃と申します。
どうぞ宜しくお願いいたします。

マルゲリータさんは自分自身と折り合いをつけ、自分自身を許し、人を好
きになり、そして自分を美味く出しながら人と仲良くしたいと強く想って
らっしゃるのですね。

ご相談内容を拝読し、マルゲリータさんの強い気持ちがとても伝わってき
ました。

私達は本来の自分自身を出して人とコミュニケーションをとる事に対し、
怖いと感じてしまう事があります。

何故なら、その本来の自分自身を前面に出している時、心は無防備な状態
であるからです。

そんな時に、思いがけない言葉や態度を周りの人にぶつけられてしまうと、
私達の心はボロボロに傷ついてしまうかもしれないと思ってしまうから
です。

その、私達が傷ついてしまうかもしれないと感じる原因は過去に、人に対
して傷ついた経験から来る事が多いです。

マルゲリータさんのご相談内容を拝読し、マルゲリータさんご自身が自分
自身としっかりと向き合い、対話し、色々なチャレンジをされてきた事が
とても伝わってきました。

だからこそ、今あともう一歩前へ進み、本来の自分自身を前に出して、色々
な人達とハートフルなコミュニケーションをとっていかれたいという想
いが強くなってきていらっしゃるのかもしれませんね。

マルゲリータさんの自分自身と折り合いをつけ、自分自身を許し、人を好
きになり、そして自分を美味く出しながら人と仲良くしたいという想いと、
過去の経験を振り返りこれ以上傷つきたくないという想いとの間でとて
も今、苦しい思いをされていらっしゃるかもしれません。

そこで、マルゲリータさんに一つ提案があります。

元々人と人との繋がりを大切に、相手を想いやる優しさをお持ちであるマ
ルゲリータさんはとても繊細な心の持ち主でいらっしゃるように感じま
した。

だからこそ、まずは安全な場所で少しずつマルゲリータさんの持っている
素の部分を出していきませんか、という事です。

もし、安全な場所が思いつかない場合や、それでも怖いなと感じられた場
合は、良かったらカウンセリングという場所をご利用いただければと思い
ます。

カウンセリングを通し、マルゲリータさんが持っていらっしゃる色々な
『私』と対話し、『私』を知り、『私』を受け入れるお手伝いをさせていた
だければと思っております。

そして、その色々な『私』とコミュニケーションをとる中で、色々な人と
のコミュニケーションの取り方も今までとは少しずつ違う関わり方や接
し方ができるヒントも沢山あるようにも感じました。

もし良かったら、マルゲリータさんの色々な『私』とのコミュニケーショ
ンを通しての、マルゲリータさんのチャンレンジを私達カウンセラーに応
援させてくださいね。

マルゲリータさんにとって、本来の『私』を抱きしめ、笑顔で周りの人達
とコミュニケーションをとる一つの切っ掛けとなれば幸いです。

この度はご相談いただきましてありがとうございました。

中村季代乃

この記事を書いたカウンセラー

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