友人ができない

相談者名
sorasido
はじめまして。
日頃考えていることを相談させてください。

私は小さい頃からなかなか友人を作ることができず、今もほとんど何かを話せる友人が居ません。
ここ数年やっとネット上でいろいろ話をできる相手を作ろうと努力を始めてみたのですが、最初は上手くいっても1,2ヶ月経つと上手く行かなくなってしまうということが続いています。
原因はだいたい似通っていて、最初は私との会話に楽しそうに付き合ってくれていたのが、そのうちつれない素振りを見せ始め、そのことを私が何か悪いことをしてしまったのか尋ねるうちに鬱陶しがられて距離を置かれて……という感じです。
そういうことを繰り返すうちに何となく思ったのは、相手にとって都合のいい自分でいないと友人でいられることはできないのかな、という思いです。
私の中には理想として、何でも話せる、どんなときも心の内をさらけ出して付き合える相手が欲しいという思いがあるのですが、そういう思いを共有してくれる人はいないのかなと思うようになっています。
私の考え方は間違っていたのでしょうか? やはり我慢をして自分の望む関係を諦めて相手に都合のいい関係で我慢するしかないのでしょうか。

カウンセラー
吉村ひろえ
sorasidoさん、はじめまして。
今回担当させていただきます、吉村ひろえと申します。
どうぞよろしくお願いします。

sorasidoさんはお友達を作ろう、と随分努力をされているのですね。
とても素晴らしいことだと思います。

最初は楽しく会話していたのに1,2ヶ月経つとつれない素振りをされる・・・
そうなるととても悲しいですよね。
けれど、本当に相手の方はsorasidoさんにつれない素振りをされているのでしょうか?

知り合ってすぐの頃は、お互い思い遣ったりこの人はどんな人だろう♪とワクワクして話が盛り上がったりするかもしれませんね。
そして、ある程度時間が経って慣れてくると無理をしない関係が欲しくなります。
無理をしない関係というのは、わかりやすく言葉に表すと”NOを言える関係”です。
もっと言うと”気楽に”NOを言える関係です。

sorasidoさんには『つれない素振り』に見えたかもしれませんが、相手の方はただ単に忙しかったのかもしれないし、sorasidoさんとは関係のないことで気分が落ち込んでいたのかもしれないし、疲れていただけかもしれません。
そんな風に都合が合わなかった時に『私が何か悪いことをしてしまったのか?』と尋ねられると相手の方はsorasidoさんと距離をとりたくなります。

『悪いことをした』と感じる感情を罪悪感といいます。
相手の方は『ちょっと調子が悪くてメール出来なかったんだけど、sorasidoさんはそのことで罪悪感を感じてるようだ。そんな風に思わせるのはこちらこそ申し訳ない』と感じたり、『ただ忙しかっただけなんだけど、悪いことした?なんて聞かれると気を遣うな』と思うかもしれません。
すると、相手の方はsorasidoさんに”NO”を言うことによって罪悪感を感じたり、気を遣って疲れたりするので”NO”が言い辛くなりsorasidoさんと距離をとりたくなります。

それはsorasidoさんが今なんとなく思っていらっしゃる『相手にとって都合のいい自分でいないと友人でいられることはできないのかな』という思いを相手の方も感じられたのかもしれませんね。

『悪いことをしてしまった』というこの罪悪感は人との間に問題や距離をもたらします。
悪いことをしてしまったと感じると、償わなければと思うので、『自分の望む関係を諦めて相手に都合のいい関係で我慢するしかない』となってしまいますね。

罪悪感を感じた時に「ん?待てよ、私は本当になにか悪いことをしたのか?ただそう感じてしまってるだけなのか?」とチェックしてみてください。
相手の方がつれない素振りを見せたとき「あ、今は都合が悪いのかも」「今は誰とも話したくないだけなのかも」と捉えてみてください。

sorasidoさんが理想とする『何でも話せる、どんなときも心の内をさらけ出して付き合える相手』そんな友人がいるととても心強いですね。
そういう友人を欲することは間違いではないし、寧ろ多い方がいいですよね。
そして『自分の望む関係を諦めて相手に都合のいい関係で我慢するしかない』こともありません。

sorasidoさんは友人を作ろう、と努力されて前向きにチャレンジされていますよね。
人を大事にしたい、友人の色んな話を聞いてあげたり一緒に楽しんだりしたい、と願われているのではないでしょうか。
そんなsorasidoさんが、そうそう人に対して『何か悪いこと』をされたりはしないと思います。
sorasidoさんの感じやすい罪悪感にどうか惑わされないで下さいね。
sorasidoさんがsorasidoさん自身を『何か悪いこと』をする人間と扱わないで下さいね。
この罪悪感を癒してゆくことがポイントです。

sorasidoさんが何でも話せる、お互い気を遣わない気楽な友人関係を築けることを願っています。

ご相談ありがとうございました。

 

この記事を書いたカウンセラー

About Author

吉村 ひろえ

恋愛や夫婦、浮気、離婚などのパートナーシップから対人関係、子育て、また、死や自己受容のテーマなど幅広いジャンルを得意とする。 女性的で包容力があり、安心して頼れる姉貴的な存在。クライアントからは「話しをすると元気になる」「いつも安心させてくれる」などの絶大なる支持を得ている。