卒論が不安

相談者名
こんにちは。
私は今大学4年生で卒論についての悩みがあります。

私の所属しているゼミは2人組で卒論を書くのですが、私の相方が何もやってくれません。話し合いの場を設けても自分の意見は言わずに、ただ黙っているだけです。私が意見を出しても「いい」「悪い」の返事すらしてくれないので、どうコミュニケーションをとればいいのかわかりません。

以前ゼミの先生に「相方は黙ってるだけで話し合いにならない」「一緒に書く自信がないから1人で書かせてほしい」と相談しました。でも返ってきた答えは「あの子は1人じゃ書けないからあなたと組ませたのよ。それにあの子は単位が沢山残ってるから卒論書けって追い込むのは可哀そうでしょ。だからあなた1人で進めて、最終的には連名で提出しよう。」でした。相方は30単位残っているようですが、はっきり言ってそれは自業自得だと思うし、相方の卒論の責任を私がとらなきゃいけないみたいなプレッシャーで荷が重いです。それに、相方はやる気がないようで「桃が1人で卒論進めてればいい」と、他の友達に言っていたそうです。

いつも卒論ゼミは火曜なのですが、火曜の朝は体が重くなかなか起きれません。この前の火曜日も体調不良だったのですが、必ず来いと先生に言われていたため行ってきました。ゼミでは卒論を書くにあたってどうするかを2人で話し合えということでしたが、やはり相方は何も意見を言いません。先生が「こうしたらどう?」というアドバイスを言ってくれるのですが、相方はいつも先生の話を聞いてないし、私が全て先生の言うことを飲み込まなきゃと必死になって聞いているうちに、頭が真っ白になってしまいました。話し合いが進まず、先生も怒ってきて「あんたたち卒業する気あんの?」「黙ってないでなんか言いなさい」と言われました。それを言われてから私は緊張と不安から息が苦しくなってしまい、気分が悪くなってしまったので保健室に逃げました。

毎週のゼミが苦痛でたまりません。朝も起きれないし、卒論の提出までの5カ月乗り切る自信がありません。卒業はしたいけど、こんなに辛いなら卒業できなくてもいいやって思ったりもしています。

なんとか乗り切るにはどうするべきなのでしょうか。
アドバイスお願いします。

カウンセラー
ながのひろみ
桃さん、こんにちは。
担当させていただくながのひろみです。
どうぞよろしくお願いいたします。

卒論、大変そうですね。
しかもペアで取り組むとなると協調性も必要となるので、
それについての取り組む課題も加わってくると思います。
しかしながら、今回桃さんの相方さんは卒論を書くにあたって、
まったくモチベーションが上がっていないようですね。
単位も残りを見てもその傾向がうかがえますし、それゆえ先生も
彼女一人では書くのは無理だと判断されたのでしょう。

一方、桃さんは、先生からも“あなたなら彼女と組んでもできるわ”
の言葉どおり、とても信頼されていらっしゃるようですし、
彼女がやる気がないなら私が彼女の分まで頑張らなきゃと責任感も強く、
何事にも一生懸命取り組まれる方だとお見受けします。
いわば、相方さんとは、まったく対極の位置にいらっしゃるようです。

先生のアドバイスもあり、相方さんのやる気のなさに彼女の力を借りずに
ご自分の力だけで取り組もうとされたようですが、
そのやり方は桃さんの負担になるばかりか、かえってストレスとなり、
やる気さえもなくしてしまうような状況を生み出しているようですね。
ここは思い切ってやり方を変えたほうがよいと思います。

さて、ではこの状況をどうやって乗り切るかということですが、
このペアでやっていく以上は、やはり桃さんがリーダーシップを取ることが
不可欠になります。
この場合、まず桃さんが先に変わって前に進んで、
二人の関係に働きかけてみるというのはいかがでしょうか。

相方さんはお友達には本音を漏らしているところを見ると、桃さんに対しては、
卒論自体の意見はもとより、卒論に対する思いや、書くにあたってどうしたいのか、
どういう気持ちでいるのかということは伝えていらっしゃらないようですね。

桃さんのほうはいかがでしょう。
自分がどういう志で卒論に取り組んでいて、
取り組むにあたって相方さんとどんな関係を築いていきたいのか、
あるいはどんなゴールを目指しているのか、
また、卒論を書くにあたりどのようなことが自分にはできて、
相方さんにはどのようなことをサポートしてほしいかということなどを
お話されているでしょうか。
もし、まだ伝えていないのであれば、桃さんがリーダーシップを取って、
まず先に自分の胸のうちを明かしたほうがよいと思います。

相手が先に心をオープンにしてくれると、一方も心を開きやすくなるものです。
また、そこには信頼関係も生まれます。
“私はこういうことをやっていきたいと思うけれども、あなたはどう思う?”と
真摯に向き合って素直に話してくれる人に対して誰も嫌な気持ちにはならないと
思います。

桃さんが先に卒論に関する自分の考えや思い、気持ちを打ち明けることで、
相方さんが何故意見を言わないのかその理由や本音が聞けるかもしれません。
もちろん、相方さんから返ってくる反応は必ずしもそのような反応でないかも
しれません。
しかし、心を開いて相手に近づくことで、近づいた分だけ少なくとも相方さんが
どういう人なのかという理解は進みますし、それによって取り組むヒントが
掴めるかもしれません。
また、このことは同時に相方さんに桃さんと言う人を理解してもらうよい機会にも
なるんですね。

ここで、ひとつだけ伝える際に気をつけておくことがあります。
桃さんが伝えるのは、相方さんに対する不満ではなく、卒論に対する自分の思いに
とどめておいてくださいね。
これは、不満を伝えることが悪いというのではなくて、不満を伝えるには
お互いに受け止める力が育った成熟した関係が必要だからです。

誰かと力を合わせて何かを成し遂げるということは、
これからの人生でいろいろな場面で出てくると思います。
今回桃さんがリーダーシップを取ることにチャレンジすることは、
今後の出来事にきっと役に立つと思います。

そして、この問題もどうぞご自分の力だけで乗り越えないで、
当社の初回無料カウンセリングなども利用しながら進んでみてくださいね。
ここでも、誰かと一緒にやってみることをお勧めします。

桃さんが相方さんと共に気持ちよく前へ進めるように、そして5ヵ月後に
卒論を書き終わったときに二人でにっこり微笑むことができますように
応援しています。

今回のご相談、ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

ながの ひろみ

恋愛、人間関係、自己啓発、ビジネスなどのジャンルで、わかりやすい理論と感覚的なセンスを用いてアプローチしながら、優しく柔らかな雰囲気で包み込むカウンセラー。 ブレない安定感となごませる会話で「あるべき姿に気付かせてくれる」「いつもセンターに戻してくれる」と高い評価を得ている。