問題があるパートナーとの恋愛から卒業(3)~助けたい症候群~

気づけば助けることが恋愛の目的に!助けたい症候群から卒業しましょう!

傷ついた人を見ると何だか気になってしまう。そしてその人を助けてる為に頑張る恋愛になっていく。好きな人を助けてあげたいと思うことは良いことなのですが、問題はその思いに偏りすぎてしまい、自分が幸せでなくても、傷ついても、その人を助ける為に頑張りすぎてしまうこと。そして助ける為の恋愛だったはずだったのに、気づいたら傷つける恋愛になってしまっていたということに!

***

・助けたい症候群

人に心を開かず孤独に生きている。

そんな人を見ると『何とかしてあげたい』と興味がそそられる。

そんな心を開かず孤独な人が、たまたま心を開くことができて恋愛になる。

付き合いだしての初期段階のロマンスの時は良いのですがロマンスもいつか終わりがやってきます。(だいたい3ヶ月~3年くらい)

ロマンスが終わると再び心を閉じ始めたりするんです。

連絡がこなくなったり・・・。
自分の気落ちを言わなくなったり・・・。
会おうとしなくなってきたり・・・。
親密な関係になるのを避けようとするのです。

そんなお相手と恋愛をすると相手が心を開かないので恋愛ではさみしい思いをします。

そんな時に、

『めんどくさいから、もういいわー。相手に向かい会う気が無いなら、ちゃんと向かい会ってくれる人と恋愛をしよう』

と、思う人もいます。

でも、そんなシチュエーションになればなるほど、『この人をなんとか助けてあげたいわー』とメラメラと燃えてくる人もいます。

 

●助けてあげたい症候群だと

孤独で心を開けない人だけではなく、
罪悪感を持っていて自分は幸せになっていけないと思っている人
過去の恋愛で傷ついて愛を信じられなくなっている人、
育った家庭環境で傷ついていて家庭を持つことに抵抗がある人、
自分の家族と上手くいっていない既婚者、
などなど、

なんらかで傷ついている人を見ると助けたいと思ってしまい、その人に興味を持ってしまう。
そして、その人を助ける為の恋愛にはまってしまうことがあります。

そんな、傷ついた人を見るとほっておけない助けたい症候群にはまってしまうことがあります。

助けたい症候群という心理学用語ではなく私が勝手に付けた呼び方なのですが、助けたい症候群の恋愛では助けたいという気持ちが過度に強くなりすぎて相手を助けることに頑張りすぎることが問題になることがあります。

 

好きになった人を助けたいというのは良いことですよね?

問題は自分が幸せでなくても、自分が傷つく恋愛になっていてでも、相手のことを助けたいが強くなりすぎる時なんですね。

 

例えば、
過去に離婚経験があり、以前の結婚生活で妻や子供を幸せにできなかったと言う罪悪感があり自分だけが幸せになってはいけないと思っている男性がいたとします。

そんな男性を助けたいと思った助け助けたい症候群の女性がいるとします。

その男性は、自分が幸せになってはいけないと思っているので、その女性と恋愛がうまくいき、楽しくなってきて、幸せになりそうになるとブレーキを踏みます。

「いかんいかん自分が幸せになってはいけない」と。

そしてその女性と距離を取り出します。
幸せにならないように心の距離を置きだすのです。
結婚をする、家庭を持つなど幸せになりそうな状況から距離を置こうとするのです。

仮にその女性の方が結婚したい、家庭を持ちたいと言う夢を持っている人であれば、その女性が欲しい幸せも手に入らなくなってしまいますね。

そして距離を置かれた恋愛になってしまうとその女性は寂しい思いをいっぱいします。

それでも、
自分が欲しい幸せが手に入らなくても、寂しい思いをしていても、その男性を助けたいと言う思いが勝ちすぎてしまって、傷つきながらも、その人が助けようとがんばりすぎてしまう。

悲しい思いをいっぱいして、
寂しい思いをいっぱいして、
辛い思いをいっぱいして、
時間もどんどん過ぎていき、
満身創痍になりながらも、
傷ついているその人が見ると見捨てられずがんばりすぎてしまうのです。
そして自分の幸せが置いてきぼりに、、、

と言うように、
自分の幸せを横に置いてがんばりすぎてしまったり、自分がいっぱい傷ついてもそんな人を助けることに一生懸命になりすぎてしまうのが助けたい症候群の恋愛での問題。

このタイプの人は、好きになった人を助けることも大事なのですが、自分のことを幸せにするというのも優先順位の上位に置くことを意識してみてくださいね。

そうやって意識しておかないと、ついつい自分のことを置き去りにしていますから。

 

●助けたいはずか、傷つける恋愛に

助けたい症候群の恋愛は傷ついている人を見ると助けたくなってしまう。

そして傷ついてる人とお付き合いをして、その人をサポートする。
サポートのかいあってその人助けられたりするのです。

愛を信じているようになったり、
自分が幸せになっていいと思えるなったり、
薬に生きれるようになったり、
ひとりで頑張らなくてよくなったり、
その人を助けられたりするのです。

しかし、助けてしまうと当初の目標は達成されてしまいますよね?

すると、その人よりも、もっと傷ついている人が気になり始めるのです。

「とても傷ついている人がいる、何とかしてあげなくちゃ」

そして助けることができたパートナーに言うのです。

「君は1人でも生きていける、私を必要としてる人がいるからここでさよなら」

そうやって新しく見つけた助けなきゃいけない人と付き合うのです。
その人もサポートのかいあって助けられたりします。

すると、その人よりも、もっともっと傷ついている人が気になり始めるのです。

「とってもとっても傷ついている人がいる、私が何とかしてあげなくちゃ」

そして助けることができたパートナーに言うのです。
「君は1人でも生きていける、私が助けてあげないと人がいるからここでさよなら」

と、

それを続けていくと、どうなるでしょう?

「君は1人でも生きていける、私が助けてあげないと人がいるからここでさよなら」
と、別れたことで傷ついている人の屍がたくさん出てきていたということに・・・・。

助ける恋愛どころか、傷つける恋愛になってしまっていた・・・なんていうことがあります。

助けると言うことが目的になりすぎた場合は、このような問題が生じてしまいがちになってしまうんですね。

 

だから助けたい症候群の方は、

・幸せになることを目的とすること。
・傷つく思いを自分にさせない。

ということを恋愛で意識していくとことをお薦めです。

ではなぜ助けたい症候群の恋愛になってしまうのか・・・。
その説明はまた次回で。

>>>『問題があるパートナーとの恋愛から卒業(4)~助けたい症候群から卒業の各種パターン~』へ続く

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この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。
家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。
東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。