自己肯定感を高めていこう!を考える(4)~自分はこれでいいんだ!~

自己肯定感は2タイプあります。

一つは自分はこんな良いところもあるし、こんな魅力も持っていて自分はすばらしい!と思うタイプの自己肯定感。もう一つは自分はこれでいいんだと思うタイプの自己肯定感です。

自分はこれでいいんだと自分を肯定できるというのは、自分の至らなさを許して受け入れるということが必要になります。
そうして自分はこれでいいと思えた時は、楽さと折れない自信を手に入れられることでしょう。

自分はこれでいいんだ!

実は自己肯定感は2タイプあります。

一つは自分はこんな良いところもあるし、こんな魅力も持っていて自分はすばらしい!と思うタイプの自己肯定感。
もう一つは自分はこれでいいんだと思うタイプの自己肯定感です。

私のカウンセリング経験上では、どちらかというと自分はこれでいいんだと思う自己肯定感を身につけることのほうに難しさを感じる人が多いように思います。

自分はこれでいいんだと自分を肯定できるというのは、自分の至らなさを許して受け入れるということが必要になります。

自分の至らなさを責めていながら至らない部分がある自分のことを“自分はこれでいいんだ”とは思えませんよね?

+++

自分の至らなさを見つけていき、そこを補ったり、修正しようとすることで成長できることがあります。

例えば、『私の言葉使いには思いやりにかけるところがあるな』と思うと、『これから気をつけて思いやりをもった言葉をかけていくよう心がけよう』と至らなさを見つけていき、そこを補ったり、修正して成長していけたりします。

よくよく考えると私たちは幼いころから、自分の至らなさを見つけていき、そこを補ったり、修正して成長をしてきているようです。

例えば、幼い頃ボタンを一人でつけられないころがありました。お箸を上手く扱えないころもありました。そのできないことをできるようにしようとして成長しました。
このように自分の至らない部分を見つけて、そこを補ったり、修正して成長していくというのは幼いころからずっとやってきているやり方なんですよね。

まずは至らない点を見つけて・・・ということを繰り返しやってきているせいなのか大人になると自分の至らなさに意識をフォーカスさせるのがとても上手になっています。
そして自立している度合いだけ、自分に厳しくなり至らなさを律しようとする気持ちが強くなっています。
すると自分の至らなさを許せなくなってしまうんです。

しかし自分の至らないところを律して、そこを補ったり、修正していくことは成長することに役立ってきたのですが、自分の至らなさを許せないレベルまで自分を律しようとすると自分を否定しがちになり自己肯定感を下げかねません。成長するどころか成長のさまたげになってしまいます。

そんな時は自分の至らなさを許し、受け入れることが成長のテーマになっていきます。
成長するためのやり方が変わっていくんですね。

+++

誰かへの批判をやめる、許していく

自分の至らなさを許そうとする時は、他人(親兄弟なども含めた他人)にしている批判をやめていくことも一緒にしていくのがお薦めです。

なぜかといますと、他人の批判をやめていくということをしていくと、自分の至らなさを許しやすくなっていくことがあるからなんです。

誰かを批判していると、その批判している分野は自分の至らなさを許せなくなる分野になってしまうんです。

例えば、「あの人は気持ちを察してくれない」とあなたが批判をしている相手がいたとします。
すると、自分にも人の気持ちを察することができないところがあると、相手を批判している分野と同じものを持っている自分を嫌ったり、批判したり、許せなくなってしまうからです。

逆に他人への批判していたのを辞めて、他人の批判していた至らない分野を許していくことができると、自分が持っている同じ至らない分野を許しやすくなります。

許しは人の為ならずといいますが、自分の至らなさを許していく為になるんですね。

+++

至らない部分があってもいい!と至らないところもあるご自身のを許し、そしてそんな自分を受け入れていくと、自分はこれでいいんだという自己肯定感を手に入れられるでしょう。

そうすると楽さと折れない自信を手に入れられると思うのです。

至らない部分があってもいい!と至らないところもあるご自身を許し、受け入れていってあげてくださいね。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。