自己肯定感を高めていこう!を考える(3)~自己肯定感を守るためのスキル~

自己肯定感を高めていくためには、せっかく高めた自己肯定感を守るためのスキルを身につけることも大切だと私は思っています。

自分を肯定できる感覚を守れるよう、過小評価しがちだったり、矮小化してしまったり、自分の周りに起こった体験を自分は価値が低い人間だと証明する出来事のようにとらえてしまいがちな物の捉え方から身を守るスキルをいくつかご紹介します。

自己肯定感を守るためのスキル

前回は自己肯定感を高くもつ為のエクササイズとしてプチ成功を積んでいくエクササイズを紹介致しました。
プチ成功体験が得れる機会を意識的に作ることで、達成感や、充実感や、成功感を感じる機会を増やしたり、自分で自分のことを褒める機会を増やして自己肯定感を高めていく目的のエクササイズです。
そうやって自己を肯定できる体験を増やしていきましょうねということをしているわけですね。

自己肯定感を高めていくためには、せっかく高めた自己肯定感を守るためのスキルを身につけることも大切だと私は思っています。

自己評価が低いと自分のことを過小評価しがちだったり、矮小化してしまったり、自分の周りに起こった体験を自分は価値が低い人間だと証明する出来事のようにとらえてしまったりしがちになってしまいます。

そうするとせっかく高めていこうとしている自己肯定感がまた下がってしまいますよね。

自分のことを過小評価しがちだったり、矮小化してしまったり、自分の周りに起こった体験を自分は価値が低い人間だと証明する出来事のようにとらえてしまいがちな物の捉え方が強いと自己肯定感が高まっていくスピードよりも、下がっていくスピードの方が勝ってしまい、頑張って自己肯定感を高めようとしているのに効果がでないということにもなりかねません。

自分を肯定できる感覚を守れるよう、過小評価しがちだったり、矮小化してしまったり、自分の周りに起こった体験を自分は価値が低い人間だと証明する出来事のようにとらえてしまいがちな物の捉え方から身を守るスキルを身につけることも大切だと思うのです。

 

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その自己肯定感を下げる物の捉え方かたから身を守るためのスキルをいくつかご紹介したくと思います。

一時的解釈に変換する

なにか上手くいかないことがあった時に、そのことが一時的なことではなく、これからも続く物として捉えてしまいがちな言葉を使って物事を解釈してしまうことがあります。

例えば、恋愛が上手く行かなかった時に「私は恋愛が上手くいかない」という言葉を使って物事を捉えるとこれからも上手く行かないことを前提とした解釈(永続的解釈)になってしまい気分の落ち込みを引きづりやすくなり、これからの恋愛が上手くいくイメージを持ちにくくなります。

このような場合「私は恋愛が上手くいかない」という言葉を使って物事を捉えるのをやめて、「今回は上手くいかなかった」というふうに捉えようとしてみるんですね。

失恋をしたという事実は同じなのですが、「今回は上手くいかなかった」という捉え方は、“今回”という一時的なことという前提で物事を捉えようとするので、落ち込みますが永続的な解釈よりも立なおりやすくなったりします。

今回はという一時的な解釈ですので、永続的な解釈のようにこれからも私は上手く行かないと、大きく自分を否定しなくてすみます。

「いつも運が悪い」とか「いつも上手く行かない」など「いつも」という言葉は、これからもという永続性がありますよね。
この言葉を「今は」とか「今回は」とか「時々」と言う一時的という解釈をする言葉に変えていくんです。
なるべく一時的なことと捉える解釈に変えることで自己肯定感を下げるのをなるべく少なくできるように工夫してみるんですね。

 

原因を外に向けてみる

例えば、スポーツの試合に負けるということがあったとします。
頑張ったんだけ結果としては望む通りにならなかった時に自分を責めてすぎてしまうことがあります。
自分に力が無かったんだ、才能がないんだ、努力が足りないんだなどなど自分を責めすぎてしまうことがあります。

真摯に負けたことを受け入れてウィークポイントを強化していこうとすることも大切ですが、自分を責めすぎてしまうと自己肯定感を下げてしまい、次に自信をもって望めなくなってしまいます。

自分を責めすぎてしまう方は原因を自分に向けるのにストップをかけるに、原因を外に向けてみることをしてみるのも一つの方法です。

自分には才能が無いんだなどのように自分を責めすぎる時は、相手のコンディションが良かったのかもしれない!とか、私がダメなんでなくて相手が強すぎたんだ!などのように自分を責めるのをやめるために原因を外に向けてみるんです。

全ての原因を外に向けてしまうと被害者意識にはいってしまいやすいなど心のバランスを取りにくくなるかもしれませんので、時には真摯に自分にも原因があると受け止めることが必要なこともあると思います。原因を外に向けすぎても上手くいきにくいでしょうし、逆に内にむけすぎても上手くいきにくのだと思います。
この辺りはバランスを取っていくことがいるのでしょうね。

しかし、上手く行かなかった原因を自分に見いだし自分を責めすぎてしまう方は、自分を責めて自己肯定感を下げてしまうスパイラルにストップをかける為に原因を外に向けてみるという手段を取り入れてみるのも一つの手だと思うんですね。

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自分を肯定できる感覚を守れるよう、過小評価したり、矮小化したり、自分の周りに起こった体験を自分は価値が低い人間だと証明する出来事のようにとらえてしまうのは辞めようと意識していき、そう思うことにストップをかけれていくといいですね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。