“ママ”こそ、可愛くいきましょう

皆様、こんにちは。山本美登里です。
私は、この春で母親になって3年になります。
子供自身をはじめ、母親になって得られたもの、感じたものはとても多いです。
その中でも大きいのは、”自分に、自分の采配で時間やお金を使える”ということが幸せなことであるという気づきでした。
子供が小さい間は本当に大変です。
朝起きてコンタクトをはめて見る、すでに一日疲れ果てたような自分の顔に愕然とすることも少なくありません。
うちはまだ保育園などには通っていないので、基本的には24時間365日、子供と一緒のようなものです。
必然的に自分のことは後回しになります。
仕方ないと思いつつも、心の奥では「そんなのは嫌だな・・・」と思っている自分がいるのはわかっています。
でも、母親という立場にいる以上、”子供のことを優先しないといけない”という気持ちが強く働きますから、
自分のことを押し通すことにはどうしても抵抗を感じるのです。
本当は、自分の好きな時に好きなだけ寝たいし、一人(あるいは友人と)で出かけたいし、夜に友人と飲みに行ったりしたいのです!
でも、それを叶えることが難しい事も分かっている(無理だと、自分が決めつけている部分もあります)ので、
「○○したいなぁ・・・。」と考えることすら抑え込むようになりました。
ですが、我慢・抑え込むことでかかる負担は大きく、少しのことですぐイライラしたり怒るようになって、
子供への態度が嫌なものになっていきました。
そのことで、「自分のことができないために、イライラして子供にあたるなんて最低だ」と自分を責め、
子供に対して”こんな自分が母親であること”に対して申し訳なさも感じます。
「こんなんじゃ、この先母親としてとてもやっていけない」と思っていた時期もありました。
でもある時、気が付いたのですが。
子供が転びそうになったり、転んでしまった時。反射反応のように手が出たり、「大丈夫?」と声が出ているんです。
子供のことはやっぱり大切なんですよね。
そして、そんな子供が笑顔で「ママー!」と呼んでくれるのは自分なのです。
なら、「最低なママ」より、「○○が大好きなママだよ~」と私も笑顔で返したくなりました。
それから私は、自分のことを好きでいられるママになるために、自分のことを子供同じように大切にすることを意識しました。
例えば、以前は美容院に行くときすら「ごめんね、ごめんね。ママすぐに帰ってくるからね!」と、
申し訳ない気持ちをいっぱいに出かけていました。
今は「ママ可愛くなってくるね~」と出かけられるようになり、夫と子供も笑顔で送り出してくれます。
帰宅すれば、夫が子供に「ママ可愛くなってきたね、○○のママは可愛くていいな~」と言ってくれます。
他にも、お風呂上りにスキンケアにかける時間は全然ないので、「オールインワンジェル最強!」と、
顔にだけささっとぬって終わり、という感じだったんです。
(昔は、パックに化粧水に美容液に保湿、と何段階もしていました)
最近は、体にも手をかけてあげられています。
おかげですべすべになった私の腕を、子供がなでなでしながら、
たまにちゅっとする姿とか、かわいくてたまりません!!笑。
今、自分がやりたいことをすべて実現するのは難しいのかもしれません。
でも、自分が何をしたいのか、それはどうすればできるのかを考えてみる価値はあると思うんです。
「どうせ無理だろう」と、最初から考えることすらやめてしまうのはもったいない事ではないでしょうか?
私も初めは、考えたり、夫に「○○したいんだけど」と本当に言い出しにくくて・・・。
それでも少しずつ”主張の練習”を重ね、今は夫にお願いしたり、一時保育を利用して、”今の自分”を整理する時間を定期的に作っています。
“ママ”は日々重労働ですから、気が付けばボロボロです。
だからこそ、しっかり”今の自分”を意識することは必要だと思うのです。
家族を支えるママだからこそ、日々楽しく可愛くいきたいですよね^^
世の中に、素敵なママが増えますように。
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

夫・6歳の息子との日常生活と心理学を繋げた、リアリティのあるカウンセリングを元に、自分のボーダー、概念を緩める提案を行う。 「心理カウンセリング」と身構えることのない、ラフでオープンな人柄とやりとりが、素直になれない・自分を出す事に抵抗がある・開放感を求めているクライアントに好評。