時の流れとともに

最近の私の悩みは白髪がだんだん増えてきたことです。
自分ではあまり気がつかなかったのですが、夫や子供が私の頭をのぞきこんでは
「さすがにちょっと増えてきたね」「これを抜いていたらやばいよ」(抜くには本数が多すぎるということ)などとコメントするようになりました。
夫は昔から若白髪のため、私より3つ年上なだけですが、頭はかなり白いです。
そういう夫のそばにいるせいか、自分は白髪の増え方が遅いほうだと思っていました。
が、よる年波には勝てない・・・!と最近感じています。
そして、年をとっていく自分を悲しく思う気持ちもあるのですが、どこかで、年をとるのも良いものだと感じている自分もいるのです。
どんな時にそう感じるかというと、
テレビで昔のヒット曲の特集をしたりしますよね?当時から数十年経った歌手が登場し、歌っている姿。その姿を見た時です。
歌の懐かしさと共に、年月を経て、歌(正確には歌い方かな)そのものが成熟され、歌手自身がとても素敵に年齢を重ねている様子に「う~ん」と感動するのです。
若い頃、人間の外見は「持って生まれたもの、そのもので勝負!」という部分が大きい気がします。
一方、年をとると、それだけではなく、内面が顔にでるかなと感じます。
「(男は)40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」という言葉があるくらいなので、内なるものが外側をつくるのは本当なのでしょう。
歌手を見て「えっ。あの頃よりいい!」と感じることがたびたびあり「年をとるって素敵なことかも」と思えるようになりました。
もしかしたら、どうあがいても取っていくものだから、それならば楽しく嬉しく年をとっていきたいと、知らず知らずのうちに前向きに考えようとしているのかも知れないですね。
以前、学生時代の友達とお互いに子供を連れて、遊園地に遊びに行ったことがあります。
卒業してからもよく会っている友達でしたが、子育てに忙しくなってからは、ごくたまにしか会えず、久しぶりに顔を合わせたのでした。
しゃべり方も、ノリの良さも、毒舌ぶりも変わっていない彼女を前に、しばらく「相変わらず!変わってないなあ」と思っていました。
でも、彼女がしゃがんで子供の世話をしている時に、(また白髪ネタですが)思いのほか白髪が増えているのを目にして、
「あ。時は流れたんだ」と思ったのを覚えています。
それは悪い感覚ではなく、とても愛おしいような気持ちがわいた瞬間でもありました。
彼女の普段の生活の頑張りようを、垣間見たような気がしました。
若い時だったら、年齢を感じさせるものに対して、ネガティブなイメージしかもてなかったかも知れません。
今は、その背後に流れたその人の時間を少しは感じとれるようになったのかも知れないです。
年をとったおかげですネ。
女性である私としては、いつまでも若くいたいです。
それとともに、年齢を重ねていく楽しさや、だからこそ見えるもの、味わえるものをじっくりと感じながら、
醍醐味のある生き方をしていきたい、そう思っています。
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