●人がくれる温かさ

今回は私がかつてアメリカに訪れていた時のことを書いてみたいと思います。
昔付き合っていた彼とは約5年間、日本とアメリカで遠距離恋愛をしていました。
その間に私は、合計6〜7回位アメリカに訪れました。
初めてアメリカへ行った時の感想はとにかく『何でも大きい!!』ということでした。
建物の大きさはもちろん、電話の子機とか、携帯電話も大きい!
ジュースのカップのサイズも、日本のSサイズというのは、子供用のカップサイズで、向こうの一般的なSサイズというのは日本でいうMサイズなんですね。
一番驚いたのは、映画館で食べるポップコーンのサイズ!
あれはバケツ?!と思われるくらいの大きさで、大きなアメリカ人のおじさんが片手で抱えられるギリギリのサイズなんですね。
もちろん、レストランで出てくる料理の量も半端ではありません。
体格が違うから当然なんでしょうけど・・。
私も向こうにいる間は飲み物を飲む量が増えて、日本に帰ってきた時はコップが小さい・・・と何か損をしている感じがしたものです。
あと、日差しの強さの違いにも驚きました。
特にカリフォルニアに行った時は、雲一つ無い真っ青な空が本当に気持ち良かったです。
青い絵の具を原色そのまま筆でのばしたような、本当に真っ青なんです。
そして雲がないので、太陽はジリジリと照っていて、でもカラッとしていて汗をかかないんです。
そして、日陰にいる時に風が吹くと肌寒いくらいです。
そんな空の下にいると、日本では地味でシックな色使いが好きな私が、原色の洋服を買いたくなってしまうんですね。
「あぁ、水や空気や日差しが違うと、こんなにも色んな事が違う風に感じられるんだ。」と深く納得しました。
そして、そこで生活しているアメリカ人の気質にも納得がいくのでした。
私はアメリカに住んだことはなく、1回の滞在はせいぜい長くても2ヶ月もいなかったので、印象しかわからないのですが、私が出会った人達はとっても温かかったです。
私はその当時、日本ではとても人見知りで引っ込み思案だったのですが、アメリカへ行くといつも彼らの雰囲気に飲まれて、私までとってもハートがオープンになるのでした。
私が感心したことは、例えば空港で大きな荷物を持っていると、横にいる人が手伝ってくれたり、例えばスーパーでレジに並んでいる時に気さくに声をかけてくれたり、何か困っていたりするとすぐ声を掛けてくれることでした。
人に関わる手間を惜しまないという感じなんです。
(その辺では大阪のおばちゃんはアメリカ人的なのかもしれません(笑))
そして、お店やレストランや、ちょっとした事で出会った人でも必ず「今日はどう?」とか聞いてくれ、帰る時には「よい一日を」「ありがとう」などと声を掛けてくれるんですね。しかも心がこもっているので、気持ちがいいんです。
引っ込み思案な私がどこに行っても、誰かが声を掛けてくれるので一人ではないという感覚があったんです。
きっと日本も田舎の方に行くと今でもそうなのかもしれませんが、生まれも育ちも都会の私はいたく感動してしまいました。
もしここで一人暮しをしても、日本の都会で感じる孤独は感じないかもしれないと、その時思いました。
もちろん、アメリカも良いところばかりではないのですが、アメリカで感じたあの人間的な温かさや、繋がりは見習いたいなと思いました。
あの温かさが日本にもあればいいのに・・・。とずっと思っていました。
そして私はその後、心理学のカウンセリングやグループセラピーの場で同じものを見つけました。
見つけた時は、探していたものが日本にもあったんだ!!と、とてもうれしくなりました。
この温かさや人と繋がっているという感覚を、もっともっと広めていけたらなと今も願っています。
私達が、人の温もりを探している人々の居場所になれたらなと思っています。
根本理加

この記事を書いたカウンセラー

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