幸せになる許可のススメ(3)~心理的なブロックが作られる理由そのケース~

幸せを阻む心理的なブロックができる理由はさまざまです。
その理由は人によれば過去の体験が心理的なブロックを作ることがあります。若かりし頃の体験の罪悪感が心理的なブロックを作っていることもあれば、子供の頃の体験が心理的なブロックを作っていることもあります。

人によれば思い込みが心理的なブロックを作っていることもあります。様々なのですが今回はよくあるケースをご紹介したいと思います。

なぜ、幸せになることへの心理的ブロックが作られるの?

なぜ、幸せになることへの心理的ブロックが作られるのかその理由は人それぞれ様々です。

過去の傷ついた体験から幸せになることへの心理的ブロックが作られることがあれば、『自分だけ幸せになるのはよくない気がする・・・』となんとなく思い込んでしまったというような思い込みの場合から作られたという場合もあります。

その理由は人それぞれ様々なのですが、よくあるケースを一つ紹介したいと思います。

ある女性のケース

若い頃から仕事を頑張ったかいもありそこ出世し、経済的にもそこそこ余裕がある。

そんな女性の人がいたとしましょう。

経済的にもそこそこ余裕があるのでマンションも持っている外車も持っている、だけど気分的には毎日たんたんと生きているだけで幸せとは感じてはいないという女性です。

そこそこ出世をして、経済的にそこそこ余裕があって、マンションも持っていて、外車も持っているというのは状況的には外からみると幸せそうな状態に見えませんか?

しかし本人が感じている感情はまるっきり違うものでした。何でなんだろうと見ていくと、その女性は楽しいことをする、好きなものにのめり込むということをしていなかったのです。

楽しいと思う仲間との時間を過ごすとか、趣味にのめり込むとか、好きな人に夢中になるとかをしていなかったのです。

つまり楽しいことをする、好きなものにのめり込むということをしていなかったので、楽しいと感じることが心に入ってこなかったので幸せではなかったです。

じゃあ、なぜしてこなかったかということをカウンセリングで見て行くと、楽しんではいけないというブロックと、いっぱいせねばいけないことを頑張った時だけちょっとだけ楽しんでもいいというブロックがあったからでした。(つまり無条件では楽しめないということです)

そのブロックはなぜできたのだろうと更にカウンセリングで見ていくことになりました。

するとそれは彼女の子供時代の体験が影響をしていることがわかったのです。

その女性の母親は教育ママで「勉強しなさい」が口癖の母親でした。その女性が遊ぼうとすると「勉強はしたの? 塾の宿題は? お母さんが渡した課題もできたの?やることやりなさい」ってよく怒られていたのです。

彼女が遊ぼうとすると母親から勉強しなさいと怒られていたので、その女性は自分の好きなことをすると罰せられるような気がするイメージや感覚が作られていったのです。

これが深層心理に作られていたので楽しむことへのブロックになっていました。

また学校の宿題をして、塾の宿題もして、お母さんから課せられた課題もクリアーしていっぱいのノルマも果たした時にちょっとだけ遊ぶのを許してくれていたという体験があったので、いっぱいしなきゃいけないことを頑張ったらちょっとだけ楽しんでいいというイメージや感覚が作られたのでした。

これも深層心理にあったので楽しむことへのブロックになっていました。

だから、いっぱい死ぬほどハードワークをしたあとに、外車を買うという贅沢してみるとかちょっとだけ自分にご褒美を与えるようなことをしていたのです。

でも、ようやく手に入れたご褒美も彼女は心からは楽しめていませんでした。

このように過去の体験から幸せになることのへの心理的なブロックが作られることがあるのです。

こういうようなケースの時は、私はこう言うのです。

「子供時代からいっぱい頑張ってきたんですね。」
「好きなこと、楽しいことできなかったというのはつらかったですね。」
「でも、もうその過去の環境から自由になりましたよね。」
「だから、もういっぱい楽しんでいいですよ、好きなことをしていいですよ、頑張らなくても楽しんでいいんですよ。いっぱい自分に許可していきましょうね。」
って言うんです。

幸せが入ってくることに対して心理的ブロック(先ほどのケースの場合は楽しむこと好きなことをすることへのブロック)が邪魔をしているのだなぁ分かると、その心理的ブロックを打ち消していくのに楽しんで良いと思っていこう、好きなことをして良いと思っていこうなど何らかを自分に許可をしていくことを意識していこきましょうということをクライエントさんお伝えするのです。

すると、今まで楽しいんではいけないという心理的ブロックがあったところに、楽しんでいいのだと許可を下ろすことをしていくと、そのブロックに風穴があいていき、楽しむという要素が入ってきやすくなり幸せを感じるようになっていくのです。

このケースの彼女のように子ども時代の体験から幸せを阻む心理ブロックが作られることがあります。

また別のケースでは、
人によれば若かりし頃子供を降ろしたことへの罪悪感があり、その罪悪感から自分は幸せになっちゃいけないという心理ブロックを作っていて、このブロックが幸せなパートナーシップ、幸せな結婚がはいってきにくくしてしまっていたということがわかるケースもあります。

また、家族の中の誰が幸せでない状況があった時に(例えば家族の誰かが病気とか、引きこもっている状態、両親の仲が悪いなどなど)自分だけ楽で楽しく幸せになるのは悪い気がするという心理ブロックを作ってしまい、幸せを止めているという人もいます。
これもよくあるケースです。

このように心理的ブロックができる理由は本当に人様々です。

そしてこの心理的ブロックがあると幸せがスムーズに入ってこなくなるのです。

じゃあ、どうすればいいの?
それはまた次回のお楽しみに。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。