思いとはウラハラな態度をとる心理~隠している思いの扱い方を見直そう~

日々の中で、思いとはウラハラな態度をとってしまうこと…ありますよね?
今回は、何故か思いとは違った態度をとってしまう皆さんに読んで欲しい心理学講座です。

思いと違った態度をとることは悪いことではないけれど、それをしてしまえばしてしまうほど望んでいない状況に陥りやすいということもあるんですよね。

○ 好きな人に好きな思いを伝わりにくい(分かってもらえない)。
○ 嫌いな人なのに、何故か好かれる・よく思われる。
○ 本当は苦手な仕事をたくさん振られる。 …などなど。

これらは、皆さんの思いが誰にも知られていないことから作られます。
望んでいない状況から脱出するには、思わず隠してしまっているその思いの扱いや捉え方を変えていくことがとても大切なんです!!

望んでいない状況を作らないためにも、隠している思いの扱い方を学んでいきましょう。

◎リクエストを頂きました◎
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ストロークには、プラスとマイナスがあるという話。
実は、私。好きな人にはマイナスのストロークを出してしまい、
嫌いな人にはプラスのストロークを出してしまいます。
嫌いな人に嫌なことを言われても、にこやかに接してあげたり
嫌な奴に対してほど、優しくしてしまうんです。

そのため、どんどん対人関係が嫌な奴に囲まれて嫌な思いをする方向に陥っていきます。
嫌いな人にはっきり、嫌だと言えないんです。
そして、余計なストレスを多大に抱えてしまいます。思い出すと吐き気がしたりイライラがとまらなくなるくらいです。
解決法はありますか。
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リクエストいただき、ありがとうございます。

今回は、リクエストを基に感情とは違う態度をとる心理について取り上げていきたいと思います。

ストロークって何?

心理学用語におけるストロークとは、
「人間同士が関わりあう行為全般、または他人の存在や価値を認める働きかけのこと」を言います。
また、ストロークには「プラスのストローク」と「マイナスのストローク」が存在します。
○プラスのストローク…もらうと嬉しくなる肯定的な働きかけ。
ほめる、関心をもつ、うなずく、ほほ笑む、好意を示す…など。
○マイナスのストローク…もらうと嫌な気持ちになる否定的な働きかけ。
怒る、けなす、軽蔑する、見下す、にらむ…など。

私たちは、日々の態度やコミュニケーションの中で、関わる全ての人に何かしらのストロークの交換をしています。

感じていることと違うことを表現するのは何故?

プラスのストロークであれ、マイナスのストロークであれ、今あなたの感じていることと違う態度をとっているのであれば、あなたの中で知られたくない(隠したい)感情があるのかもしれません。何かしらの理由で、相手に伝えたくないのでしょう。

もし、好きな人にマイナスのストロークを出してしまうのであれば、好きな気持ちや恥ずかしさを知られてたくないのかもしれません。

逆に、嫌いな人にプラスのストロークを出してしまうのであれば、嫌いな人に対して、嫌いな気持ちを隠さなければいけないと感じているのかもしれません。それは、相手を傷つけないための配慮だったり、優しさだったり、大人としての体裁であったりと、人によってさまざまな背景があるでしょう。

共通して言えることは、何かを隠しているということ。
さて、あなたは何を隠そうとしているのでしょう?

また、それが相手や周りにばれてしまったら、どうなると思っているのでしょう?
感じている思いを隠そうとする思いが強ければ強いほど、感じている感情とは逆のベクトルのストロークの表現も、また強くなりますから、見事に相手に思いを隠すことができます。

その結果、好きな人対してマイナスのストロークを表現していれば、好きな思いを隠すことになりますから、なかなか思いが伝わらなかったり、なかなか好きな人との距離を縮めることができなかったりしますし、逆に嫌いな人に対してプラスのストロークを表現していれば、嫌いな人によく思われた結果、嫌な人に囲まれた人嫌な思いをする方向に陥ってしまいます。

いずれにしても、本来あなたが望んでいる状況とは違う状況が手に入りやすくなるため、そこで感じるストレスは大きなものとなってしまいます。

どうすれば、改善できる?

そもそも、あなたの感じている感情を過剰に隠そうとすることから、この状況が出来上がっていますから、あなたの感じている感情を持っていることを認めること、隠そうとしないことがこの状況の改善のポイントになります。

人によっては、隠そうとしている対象の感情を感じていること自体が悪いことのように感じている結果、感情を隠そうとしている場合もあります。しかし、感じている感情自体が悪いことのように感じることから隠そうとすることが招かざる状況を作るわけですから、感じている感情のそのままを認めて悪いものとして扱わないことも大切です。

あなたの中にどんな感情が存在していたとしてもそう感じる訳ですし、感じる感情には、そう感じるに至ったルーツや理由があるので、どんなに不快な感情やネガティブな感情であったとしても、それらの感情を良い・悪いで判断しないことが感じている感情をそのまま認めることに繋がります。

感じている感情を持つこと・感じることをそのままを認めて、その感情を隠そうとすることを止めることが出来れば、反対のストロークの表現することは軽減していきます。

よかったら、お試しくださいね。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

宮本 恵

人間関係の築き方・コミュニケーションのスキルアップ・個性を生かすことを得意とする。 お客さまのテーマを多角的な視点でとらえて分析することにより、新たな視点や心の気楽さを持つことが出来ると定評がある。ゆるぎない安心感の基盤を基に行うカウンセリングは、心のうちを語りやすいと評価が高い。