失敗をした時の捉え方

仕事で失敗!!と考えただけでも逃げたくなってしまいませんか?
失敗なんて気にしない!どうでもいい!と思いながら仕事をされている方はいないのではないでしょうか?
できれば失敗なんてしたくない!と思うものですよね。

一生懸命になればなるほど失敗をしてしまったり、失敗をしないように慎重に物事を進めたのに上手くいかなかたり、自分が思いもしない失敗をしてしまったり。
でも失敗しない人間なんてこの世の中にはいないのです。

失敗をした時の自分自身の捉え方のヒントについてお伝えできればと思います。

〇その人によって感じる失敗の大小には違いがあります。

小さな失敗であれば、謝罪をしたり、もう一度やり直したり、なんとか自分で対処できます。
必要以上に自分を責めたり、周りに影響を及ぼすことも少ないのではないでしょうか。

でも大きな失敗をした時に感じるこの世の中で自分一人だけが大失敗をしてしまっているような感覚。
実際に仕事が止まってしまったり、相手を怒らせてしまったり、損害がでたりしてしまうこともあります。
だからこの時感じる、辛さ、悲しさ、情けなさ、不甲斐なさ、孤独感等、自分が感じる負の感情が大きすぎる。
そして上司や同僚、部下、取引先からどう思われてしまうのか?
かかえきれない程の感情を抱いてしまう。
これらが必要以上に感じる失敗へ怖れになるのです。

でも前述のように失敗をしない人間なんてこの世の中にはいないのです。
だからまずどんな失敗であれ『失敗は誰にでもある起こりえること』を再認識てもらえたらと思います。

〇失敗をした時の考え方のヒント

失敗をした時にこの世の中で自分一人だけが大失敗をしているように感じてしまうと、自分を必要以上に責めたり、自分のやってきたことを全否定したり、周りの人達が自分のことを責めているように感じ過ぎてしまうことがあります。
自分が全て悪いとの捉え方です。
そうすると「失敗=自分を責める」材料にすることになってしまうのです。

しかし仕事を介して相手と関わるから失敗が起こるのです。
100%自分だけが悪い訳ではないはずなのです。
だからこそ考えてもらいたいことは
「失敗するということは?=何か一つでもこの経験をすることで得られることがあるのでは?」と言うことなのです。

失敗をした当初は自分を責めてしまうことが多いかと思いますが、少し気持ちが落ち着いてきたら、どうして自分はこの失敗を経験するのか?を考えてみて欲しいのです。

例えば
「もしかするともう少し早い段階で上司に相談をしてみればよかったのかもしれない」
「失敗はしたけれど、周りの同僚達は自分が思うより励ましてくれたな・・ありがたい」
「自分なりに背一杯やったよね。今回は足りなかったかもしれないけど次回はもっと関わってみてもいいのかもしれない・・理解しあうには時間がかかるから」

自分を責めている時は自分の気持ちは自分に向いてしまい、先に進むことができずにいます。
でも自分を責める気持ちが落ち着いた時に、自分に向けていた気持ちを周りに向けてみることで、今までと違ったことが見えてきて先に進む気持ちになれるのだと思います。

1. 失敗は誰にでも起こること!
2. 失敗に沈んだ気持ちが少し落ち着いたら、この失敗はどんな意味を私に伝えてくれようとしたのか?

失敗した時はこの2点を意識してみてくださいね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

いじめ、恋愛ベタ、離婚、子供の不登校など自身の経験を活かした幅広いジャンルを得意としている。 心理学との出会いで体験した「愛にフォーカスすると、人生はどこからでも変えられる。」をカウンセリングで大切にしている。 どこまでも寄り添う深い共感力でお客さまをサポートするスタイルに定評がある。