世界を変える方法 〜きっと幸せになれる〜

私たちは、この世界を自分がみたいようにみて、ききたいように聞いている、なんて心理学ではいったりします。

私たちは、この世の中のもの、全てありのままに見れているわけじゃないそうなんです。
自分の解釈したとうりにこの世界をみているのだそうです。

その自分の解釈っていうのは、私たちが自分をどう思っているかによって大きく違うようです。

例えば、私は、むかし、自分のことを心の底で「悪い人間」って思っていました。
でも、自分のことをそう思っていることに気がついていませんでした。

そんな私の人生。ぜんぜん楽しくありませんでした。
婚活しても誠実な人に会えない。
仕事は自分に合わない。
職場ではパワハラにあって、転職を繰り返す。
友達にも、失礼なことされたり、言われたりして、喧嘩して疎遠になってしまう‥。

自分は我慢して、相手に合わせて、できる限り、親切に、優しくしてるのに‥。なんでこんなことになるんだろうって思っていました。

「この世界は私には生きづらい」そう思って苦しんでいました。

「この世界は私には生きづらい」それは自分が「悪い人間だ」って「私」が思っているからだったんです。
私のものの見方を変える必要があるんだなって気がついた出来事があったのです。

それはこんな経験でした。

わたしは、数年前に、卵巣癌になりました。
わたしは40代前半。
子供が産めるタイムリミットが近づいてきて、婚活を頑張っていました。
早期発見できたので、命の危険はありませんでした。
でも、卵巣を摘出して、再発予防のために、抗がん剤治療をすることになりました。
本当にショック‥。
子供はもてないなぁって。
一生懸命婚活してたけど、間に合わなかったって。
毎日泣いていました。

抗がん剤治療は3週間ごとに6回、行われるということや、副作用についての説明が主治医からありました。
副作用は、髪が抜ける。吐き気や嘔吐。食欲不振。手足が痺れる。関節の痛み。便秘になる。または下痢になる。アレルギー反応があるかもしれない、といった内容でした。
わたしはどんどん不安になりました。
そんなに、苦しいことがあるんだ!!怖すぎる‥!

でも主治医は、あっけらかんと、言うのです。
「最初の2回くらいは、髪が抜けたり、便秘や下痢があったりして、大変かもしれないけど。慣れますから大丈夫。薬もあるし。」「吐き気も、今はいい薬ができたので、ほとんどないと思いますよ。」「心配しないで。」(←抗がん剤の治療は癌の進行具合などにより個人個人違いがあると思いますが、わたしの再発予防としての治療では、こんな感じでした)

みなさまはこれを読んでどう思われましたか?
「大変かもしれないけど、乗り越えられそう」なんて思う方が多かもしれません。
今の私ならそう思います。

でも、当時のわたしは説明を聞いて、こう思いました。
「先生は私を安心させるために、わざと軽い感じで説明したんだ!!絶対にツラいはずだ!!だって抗がん剤治療だよ?!」って。

私は、ネットで「抗がん剤 吐き気」なんてググってみました。
すると‥。
たっくさん、体験ブログが出てきたんです。
「ものすごい吐き気で、何も食べられなかった」「吐き気がすごくて、マーライオンのように吐いてしまった」などなど‥。
「やっぱり、副作用あるじゃん!先生の嘘つき!吐き気ひどいって人、いるじゃない!」って主治医に怒って半泣きしていました。

そうするうち、抗がん剤治療がはじまりました。
しばらくすると、副作用が出始めました。
脱毛。ひどい便秘。痺れ。アレルギー反応。
ひととおりありました。
最初はひどい便秘には悩まされました。
便秘で死んでしまうんじゃないか?って思いました。
怖くなって救急車を呼んでしまいました。
もちろん断られました(笑)!
便秘で呼んじゃいけないですよね、救急車。
この場をお借りして謝りたいです。
ホント、すみません。

その後は、薬の飲み方を工夫することで、便秘は解消。
脱毛もウィッグがあるから大丈夫。
痺れもアレルギー反応も、対処できたのです。
そして。あんなに怖がっていた「吐き気」。
わたしは全然出ませんでした。
むしろ、食欲旺盛で太ってしまいました(笑)
抗がん剤の点滴を受けながら、おにぎりを2個ペロッとたいらげていました。

こうして、治療を終わってみると。自分がいかに先生の言うことより、「抗がん剤の副作用の吐き気はツラい」という自分の思い込みを信じ込んでいたかってこと、よくわかりました。
私が読んでいた「抗がん剤の吐き気」のブログ。
抗がん剤の制吐剤でいい薬がまだなかった頃の、だいぶ昔の記事だったんです。
それを、わざわざ、探し出して読み漁っていたんです。

ホントにバカみたいですよね!
大笑いです。
自分で自分を怖がらせて、不安にさせてたんですから!
自作自演です。

今になるとわかるのですが、「抗がん剤の副作用の吐き気はツラい」その思い込みの下には、「自分は苦しむべき存在なんだ」っていう思いがあったんです。
「自分は苦しむべき存在」って言う思い込み。
その下には「自分は悪い人間なんだ(だから苦しむべきなのだ)」っていうおおもとの思い込みがあったんです。
私の罪悪感が原因だったんですね。

その当時のわたしが、一番罪悪感を感じていたこと。
それは、実家に5年くらい帰っていなかったこと、なんです。
自由になりたくて、距離をとっていたのです。
メールしない。
ほとんど返信しない。
両親、きょうだいを無視してました。
表面的には気にしていなかったんですけれど。その罪悪感が自分をすごく苦しめていたんですね‥。

でも、病気になってしまって。格好悪いですが、実家のお世話になろうって思ったんです。
きっとみんな怒っているだろう、受け入れてもらえないかもしれない‥。なんて思っていたんですが‥。
でも、誰からも責められませんでした。
実家に戻って治療を受けることに協力してくれて、私をケアしてくれたんです。

そう。私は誰からも責められていなかったんです。
私が自分のことを自分で「悪い人間」なんだって思って「お前は苦しめばいいんだ」「お前なんか許されない」って責めて罰していただけだったんです。
大笑いですよね~。

自分を責めて罰するために、自分の世界観を守るために、抗がん剤の治療が苦しくなくちゃいけなかったんです。
今まで、その考え方、世界観で世界を見ていたから。何もかも、うまくいかなかったんです。

自分みたいな悪い人間はいいことないって思うから。
婚活でも、相手の愛情をスルーしてしまったり。デートのチャンスを逃してしまったり。
職場でも、パワハラで困っている私に差し伸べられた手、振り払ってしまっていたな、とか。上司の中にも私を評価してくれた人もいたけれど、私が受け取らなかったな、なんてことがわかるようになったんです。

「生きづらい世界」を作っていたのは「私」。
自分を責めて、嫌って、決して許さない。幸せにしない。そんな虐待を私が自分にしていたんです。
となれば、私が自分を責めるのをやめて。謝った方がいいことはサッサと謝って(笑)自分で自分を許してあげて。いい人間だって思うことができたらいいんだって、身をもって学習したんです。

おかげさまで、今は、癌の再発もなく、夢だったカウンセラーにもなれて、いい恋だってして、幸せ。
何より生きることができてるのです。

みなさまが、もし、なんだか、うまくいかない。幸せになれないなって思うならば。あなたが、どんなふうにこの世界を見ているのか。自分のことを自分がどう思っているのか?チェックしてみてもいいのかもしれませんね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自身が繊細さゆえの生きづらさに悩んだ経験から、繊細な方が、自分を愛し、自分を自由に表現できるようになるためのサポートを提供。パワハラの克服、がんの闘病の経験がある。深刻な状況でもユーモアを忘れず、高い共感力と繊細な感覚を使い、お客様によりそうカウンセリングを得意とする。