夫婦のロマンスを取り戻すために(1)~「夫婦のロマンス」のモデルを知らない私たち~

「ロマンス」という言葉を聞いて、どう思われるでしょうか。

「ときめき」「ワクワク・ドキドキ」みたいなキラキラしたものを連想される方も多いと思うのですが、ここに「夫婦」という言葉を付け加えたらどうでしょう。途端にイメージが変わる方、多いと思うんですね。

なぜなら「夫婦のロマンス」に関して、私たちは希望を持っててないからなのです。結婚式で良くある話。先輩だったり、年配の方からこんな話を聞いたことはありませんか?「今が一番いい時だよね」夫婦がスタートする結婚式に、今が幸せのピークで、これからは下降していくだけ、だなんて!そんな風に憤慨する一方で、私たちはなぜか、納得している自分がいるのです。

夫婦のロマンスを考えていく上で、この話は象徴的です。この発言をした側よりも、聞いた側が納得するところがある、というところがポイント。私たちは、心のどこかで「夫婦のロマンス」は長続きしない、もっと言えば、「ときめきの愛」は長続きしない、そう思っているのです。

今回の心理学講座では、この「夫婦のロマンス」を諦めてしまっている理由と、本当にロマンスはなくなってしまうのか、ロマンスは本当に戻るのか、についてお話ししていきます。

夫婦のロマンスが難しいのは、私たちの結婚・夫婦の自己イメージが「親の夫婦関係」に大きな影響を受けているからです。
私たちの親は、夫婦でロマンスを感じ合える世代ではありません。すると「夫婦のロマンス」のモデルがないために、イメージすることが難しいのです。

ロマンスを感じる夫婦にはなれない、のではなく、わからないだけ。逆に言えばロマンスを感じる夫婦があってもいい、とイメージを書き換えることができれば、ロマンスは取り戻すことができます。

「ロマンス」という言葉を聞いて、どう思われるでしょうか。

「ときめき」「ワクワク・ドキドキ」みたいなキラキラしたものを連想される方も多いと思うのですが、ここに「夫婦」という言葉を付け加えたらどうでしょう。

途端にイメージが変わる方、多いと思うんですね。

なぜなら「夫婦のロマンス」に関して、私たちは希望を持っててないからなのです。

私たちは、心のどこかで「夫婦のロマンス」は長続きしない、もっと言えば、「ときめきの愛」は長続きしない、そう思っているのです。

しかも、頑なまでに、強く。

今回の心理学講座では、この「夫婦のロマンス」を諦めてしまっている理由と、本当にロマンスはなくなってしまうのか、ロマンスは本当に戻るのか、についてお話ししていきます。

「夫婦のロマンス」のモデルを知らない私たち

私たちが結婚や夫婦について持つイメージ。

これは、どこで形成されるのでしょう。

思春期に読んだ少女コミック、恋愛ドラマ、映画の影響はあるでしょう。

でも、月9ドラマでどんなにロマンチックな物語を観ても、それが自分の心の中に潜んでいる結婚・夫婦のイメージを大きく変えるわけではありません。

一番のモデルは「自分の親」なのです。

例えば、
・両親がいつもケンカばかりしていた。
・母が我慢ばかりで苦労を重ねていた。
・祖母と母が仲が悪く、自分が間に入って辛かった。

こんな体験をしていると、結婚・夫婦についてのいいイメージを持ちにくくなります。

「結婚=苦労する」というイメージ、なんですね。

逆に、こんな結婚はしたくない、こんな夫婦にはなりたくない、とそれを反面教師にして、いい結婚、夫婦を目指すこともあります。

それが上手くいく場合も、もちろんあるのですが、いい結婚・いい夫婦への思いが強すぎて、がんばりすぎたり、相手への要求が大きくなりすぎたりして、逆に上手くいかないことも起こります。

あるいは、理想が高くなりすぎて、付き合う相手が見つからない、なんてことが起こったり。

反面教師にしても、結局は悪いイメージの影響を受けてうまくいかないこともあるのです。

また、特別、親や幼少期に結婚に対しての悪いイメージを作り出すような体験をしていなくても、結婚・夫婦のイメージは「ロマンス」とイコールになりにくいのです。

例えば、
・両親は仲がいいけれど、夫婦の会話があまりない。
・両親がロマンチックな雰囲気になっているところを見たことがない。
・愛情は感じているが、父の仕事が忙しく、家にあまりいなかった。

こうした例では、直接、「結婚=苦労する」というイメージになっていないかもしれませんが、「結婚=ロマンス」というイメージは湧きませんよね。

この感覚は無意識に私たちが感じているもの。
自覚している人でも、思っている以上に強く心を縛っています。
そのために、私たちは結婚して夫婦になってもロマンスを持ち続けるイメージが持ちにくくなってしまうのです。

そのために実現が難しくなっているんですね。

こうしてみてくると、なんの救いもない話に思われるかもしれません。

けれど、ここにこそ、夫婦のロマンスを取り戻す方法があるのです。

ロマンスのある結婚ができない、のではないのです。
私たちはロマンスを持つ関係を作りたい、と強く願っています。
けれど、その具体的なやり方がわからないのです。

ということは、逆に言えば、やり方さえわかればできる、ことになります。

ロマンスのある結婚へのイメージを書き換えること。

具体的な方法を学び、行動に移すこと。

この二つを実践することで、夫婦のロマンスは戻していくことができます。

その第一歩が、ロマンスを作れない自分が悪いのではなく、「夫婦のロマンスのモデルがないだけ」ということに気づくことなのです。

>>>「夫婦のロマンスを取り戻すために(2)~子どもに気づかされた夫婦のコミュニケーションの大切さ~」に続く

この記事を書いたカウンセラー

About Author

池尾 昌紀

名古屋を軸に東京・大阪・福岡でカウンセリング・講座講師を担当。男女関係の修復を中心に、仕事、自己価値UP等幅広いジャンルを扱う。 「親しみやすさ・安心感」と「心理分析の鋭さ・問題解決の提案力」を兼ね備えると評され、年間300件以上、10年以上で5千件超のカウンセリング実績持つ実践派。