心が満たされているのにどうして太るの?

相談者名
ローラ
心理学を色々勉強してきましたが不思議なことがあり教えて欲しいです。

心のバランスがとれていたら太らない
心の状態が体に現れる

といった話をある方の話で聞いて、確かに癒されて自分で自分を満たせるようになると寂しさを過食やお酒で埋めたりしなくなるので確かにそうだなと思います。

でも、癒しが進んでいる方でも太っている人いますよね。

どうして食べ過ぎるのですか?
癒されているのに自制は効かないのでしょうか?

私は落ち込んだ時や不安を埋める代わりに食べ過ぎてしまいます。
食べ過ぎないためには、そこをなんとかしていけば良いかなと思っているのですが、癒されて自分で自分のご機嫌がとれる人でも太っているので、そこをなんとかしても痩せないのかな?
と少し不安というか不思議なのです。

太っている=食べすぎ
ですよね

食べ過ぎる=心身が満たされてない癒されてない
というイメージがあります。

癒されていれば食べすぎることもないと思うのですが、癒しのプロでも太っているのはなぜ??
と単純に疑問なのです。
私の考えではこの域をでることができないので、教えて下さると嬉しいです。

カウンセラー
佐藤まゆみ
はじめまして、ローラさん。
ご相談の回答をさせていただく、佐藤まゆみと申します。
どうぞ、よろしくお願いします。

ローラさんは、心理学のことを今までいろいろ勉強なさって来られたのですね。

> 心のバランスがとれていたら太らない
> 心の状態が体に現れる

なるほど、一理ありますね。
これは、自己管理のことをおっしゃっているのかなと思います。
人間は良い生活習慣を取り入れることで、改善できる面がたくさんありますから。

今回、ローラさんは特に「太る」というところに焦点を当ててらっしゃるようですね。

この「太っている」と感じる感覚は、人によって多少違うかもしれません。
例えば、
私は若いころ自分で自分のことを「太っている」と感じて、無理なダイエットをしたことがありました。
多分、冷静に見れば少しポッチャリしている程度だったと思うのですが、当時の私は何とかもっと痩せたいと思っていたんです。

その結果、痩せるには痩せましたが、あまりに過度な食事制限で生理が止まりホルモンバランスを崩して髪の毛が抜けるところまでいってしまいました。
太っている自分はダメだ、と自分にダメ出しをしてしまった結果です。

> 食べ過ぎる=心身が満たされてない癒されてない

確かにそうですが、
食べなさすぎる(拒食)のも、心身が満たされてない癒されてないと言えそうですね。

> 癒しが進んでいる方でも太っている人いますよね。

> 癒しのプロでも太っているのはなぜ??

ローラさんが純粋に疑問を感じられるのは、この部分ですね。

先ほど、人によって「自分は太っている」と感じる感覚は違うかもしれないと申し上げました。

太っているにも関わらず、癒されているように見える人。
個々の事情は違うにしても、一つだけ共通して言えることがあります。

それは何かというと、
太っている自分を決して嫌っておらず、個性として受け入れていると言うことです。

実は、このご相談を拝読したときに、私がふと思い浮かべたのは長年芸能界の第一線で活躍している、マツコ・デラックスさんや渡辺直美さんでした。
この方たちは一般的に見て、太っていると言えるでしょう。

ご本人の癒しが進んでいるかどうかは知る由もありませんが、少なくとも画面を通して見たときに自分の体形を恥じているようには感じられないんです。

むしろ、セルフイメージ通りに「これが私よ!」と堂々と自信を持って自己表現しているような気がします。
もしスリムになったら、その魅力が半減してしまうのではないかと思うくらいです。

自分で自分のことをどう思っているかは、常に外の世界に映し出されますから、これはとても大事なことです。

ローラさんのおっしゃる“太った癒しのプロ”さんにも、この要素があるのではないでしょうか?
体形としての太っている部分だけではなく、その人の雰囲気や表情もよくご覧になってみてください。

生き生きされていて、心からの笑顔や、温かいまなざしが感じられるのであれば、その人にとってはそれがベストな状態なのでしょう。

人間は、なかなか完璧にはなれません。
心の状態が体に現れるのは確かですが、雰囲気や表情にもしっかり現れます。
要は、外見と内面のセルフイメージが、一致しているかどうかの問題だと思うのです。

まずはありのままの自分を受け入れることで“心を癒す”という方法も、あって良いのかもしれませんね。

この考え方が、参考になれば幸いです。
今回はご相談くださって、ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

佐藤 まゆみ

1957年生まれのシニア世代。 自身の豊富な人生経験を生かした、自分らしく生きていくためのサポートが好評を得る。 得意ジャンルは、対人関係・自己啓発・恋愛。 “何かを始めるのに遅すぎることはない”の言葉通り、いくつになっても新しい人生を切り開いていけることを、身をもって実践している。