結婚願望がない彼と別れるべきかどうか~二人が真に向き合うチャンス~

婚願望がない彼との付き合いを続けるべきかどうか。

こうした悩みがあるということは、彼への愛が大きいということ。そうでなければ別れているはずです。
この彼への愛の大きさ、が最後には答えを出してくれます。

結婚というテーマに向けて、二人が真に向き合うチャンスがやってきているのですね。これを進めていくためには、まず彼に、なぜ結婚願望がないかという心理を知ることがポイント。知っていれば、そこを理解しながら話を進めるというアプローチがしやすくなるからです。

彼の心理は「結婚に対しての責任感」「結婚のイメージが悪い」などが考えられますが、いずれにせよ「結婚して妻を守る自信がない」気持ちがブレーキになっています。

こうした彼の心理を知り、一人で背負うのではなく、二人で共に歩んでいくことを伝えていくことが、彼の気持ちを変えていくきっかけになりますが、それは、女性自身が持つ「自信のなさ」に直面すること。

自分だって自信はない。けれど、それでも一緒にやっていきたい、愛しているという新たなコミットメントが必要になってくるのです。

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結婚願望がない彼氏と別れるべきかどうか。
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結婚願望がない彼との付き合いを続けるべきかどうか。こうした悩みがあるということは、彼への愛が大きいということ。そうでなければ別れているはずです。

この彼への愛の大きさ、が最後には答えを出してくれます。

結婚というテーマに向けて、二人が真に向き合うチャンスがやってきているのですね。

これを進めていくためには、まず彼に、なぜ結婚願望がないかという心理を知ることがポイント。知っていれば、そこを理解しながら話を進めるというアプローチがしやすくなるからです。

結婚願望がないという心理は、いろいろなケースが考えられますが、今回はその幾つかを見てみましょう。

まず、男性の場合は「結婚の責任を背負うことへの自信のなさ」が原因になっている場合があります。

結婚は男女ともに責任感を感じますが、女性は家を守らなければ(家事、育児など)、男性は周りから守らなければ(社会的な安定=お金)、という質の違いがあります。

実際はこんな単純なものではありませんし、価値観は人それぞれで違ってくるわけですが、自覚している以上に私たちはこの意識に縛られているケースが多い。

男性の場合だと、結婚をして自分の家庭を安心・安定させてあげられるかという大きなプレッシャーを感じていて、それが経済面、社会的な地位(=自分の地位)に出てきます。

一番出やすいのは仕事。

仕事に自信がない、収入に自信がない、勤めている会社が自慢できない、仕事にやりがいがない、こうした思いを抱えていると、結婚に自信がなくなります。

また、男としての自信、という部分もあります。
夫として妻を守れるだけの力があるか。
子どもが生まれたら、父として子どもに背中を見せられるか。

男のプライドの方が大切なのか!とも思えますが、責任感からくるものと思えば理解しやすくなります。

次の理由は、結婚に良いイメージがないこと。

例えば、彼の両親が幼少期から仲が悪かったような場合、当然、結婚のイメージが悪くなります。親を反面教師にしている場合もありますが、自分が結婚した後に同じことになったらどうしよう、という怖れと不安が結婚へのブレーキになります。

他にも様々なケースが考えられますが、親との関係性や、両親の夫婦関係が結婚のイメージを悪くして、結婚へのブレーキになっているケースも多いです。

実は、結婚に良いイメージがないことが結婚願望をなくしていても、結局、責任感の重圧の話に戻っていきます。

なぜなら、結婚に良いイメージがなくとも、自分なら良い結婚をしていけるという自信があれば、結婚を進めていけるからです。

結婚願望がない、というのは結婚に絶望しているわけですが、裏を返せば、そこには強い結婚願望が隠れていることも多い。

結婚への思いが強ければ強いほど、自分が結婚したら絶対に失敗は許されない。そんな思いも強くなります。
すると結婚へのハードルが高くなっていく。
絶対に失敗しないような人間にならなければならない。けれど、自分はそんな力はない。

だから結婚を諦める、という心理につながっていくのですね。
問題は、こうした心理を気づいていない男性がとても多いということ。

気づけば変えていけるのですが、気がつくのは難しい上に、これは気づきたくない気持ちなので、話を振っても抵抗が出ます。

ではどうしたらいいかというと、男性を安心させてあげること、自信をつけさせてあげることが解決のポイントとなります。

彼は「この人なら、一生、自分を支えてくれるか、弱さを汲み取ってくれるか」という気持ちを隠しています。
ですから女性が「一人でやっていく自信はないけれど、二人一緒ならやっていけるかもしれない」と思わせてあげる。
彼の価値を伝える、励ます、応援する。

そして、一人で背負うのではなく一緒に作っていくこと、を伝えていく。

ここで出てくるのが女性の側の自信の問題なんです。

彼に結婚を決めてもらうということは、自分自身も決めるということ。

それは、女性自身も持つ「自信のなさ」に直面することです。
「私だって自信はない。けれど、それでも一緒にやっていきたい。私一人では無理でも、あなたと一緒なら私はやっていける。私はあなたを愛しているから」

こんな気持ちを伝えていく。そのためには、新たなコミットメント(決意・覚悟)が必要になってくるのです。
今まで、やっていないコミュニケーションがあるかもしれない。だから別れるか付き合うかを迷っているかもしれません。

もし、こうした「やり残し」をしても、彼が変わらないようなら、別れを決断してもいいのではないでしょうか。

大切なのは一人でやらないこと。

私たちは自分のことが一番わかりません。信頼できる友人に話を聴いてもらうなど、誰かのサポートを受けながら見極めていくことが楽に進んでいける方法なのです。

結婚はゴールではありません。
結婚した後、山あり谷あり、いろんなことが起こります。
相手を本当に愛しているか、この人生を一緒に本当に歩いていける人か。この問題を乗り越えた時には、二人で共にこの人生を歩いていける自信を持てる。

その時、結婚はゴールではなく、スタートになります。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

池尾 昌紀

名古屋を軸に東京・大阪・福岡でカウンセリング・講座講師を担当。男女関係の修復を中心に、仕事、自己価値UP等幅広いジャンルを扱う。 「親しみやすさ・安心感」と「心理分析の鋭さ・問題解決の提案力」を兼ね備えると評され、年間300件以上、10年以上で5千件超のカウンセリング実績持つ実践派。