選択を意識してみる〜心の負担を減らすために〜

Aさん「好きな人に気持ちを伝えなよ!絶対上手くいくから頑張りなよ」

Bさん「そうする」
Cさん「私も、そうする」

友達のAさんのアドバイスを受けてBさんも、Cさんも好きな人に自分の気持ちを伝えることにしました。
好きな人への愛の告白です。

そうしたところ、
Bさんも、Cさんもその恋は上手くいきませんでした。

Bさん
「Aさんが気持ちを伝えなよ!と言うから、その通りにしたのに上手くいかなかった!この恋が終わったのはAさんのせいだ(怒)」

Cさん
「しまったなぁ・・・告白のタイミングが早かったなぁ。もっと仲良くなってから告白をすれば良かった(悲)」

Bさんも、Cさんも、Aさんのアドバイス通りのことをしたところ、
BさんはAさんに恨み辛みを持つようになりました。
Cさんは告白が上手くいかなかったことについては悲しいものの、Aさんへの恨み辛みは持ちませんでした。

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この2人の考え方、捉え方では、心の負担が大きいという観点ではBさんの考え方、捉え方のほうが大きそうです。

告白が上手くいかなくて悲しいだけではなく、そこに恨み辛みの気持ちも追加されてますから。

心の負担が高くならないように、しんどくならないようにという点ではCさんよりの考え方、捉え方のほうが楽そうです。

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では、どうしたらCさんよりの考え方、捉え方にしていけるのでしょう?

Cさんよりの考え方、捉え方にしていくポイントは”自分で選択をしていることを認識する”こと

Aさんからアドバイスをもらって、その意見の通りにしてみる選択もありですし、その意見の通りはしないでおこうという選択もあるはずです。

複数の選択の中で、その意見の通りにしてみるを選択したのはBさんなのですが、自分がその選択したということの認識が薄いようです。

Bさんに
「アドバイスをしたのはAさんだけど、その通りにしようと選択したのは私なんだ」
という視点があったら、また違った気持ちになったのかもしれません。

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・友達の言うとおりに恋人にメールをしてみたら恋人との関係が悪くなった。友達のせいだ!
・あの人がもう一軒飲みに行こうと誘ったせいで2日酔いになった。
・先輩がお客さんに自分を売り込んだ方が良いと言うから売り込んだらお客さんからの印象が悪くなった。いらないこと言いやがって(怒)
・etc・・・

という具合に、
自分で選択している認識が薄いと被害者的な視点で物事を捉えてしまいやすくなるようです。

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あなたはこの物語のBさんと、Cさんで言うと、どっちかというとどちらよりの考え方、捉え方をする方でしょうか?

恋愛ではどちらよりになりやすいでしょう?
仕事ではどちらよりでしょうか?
友達関係ではどちらよりでしょうか?
家族関係ではでどちらよりでしょうか?

もし、これを読んでいて
「Cさんよりの考え方や、捉え方に変えたいなぁ」
と思った人がいらっしゃいましたら、”自分で選択をしていることを認識する”を意識してみるといいかもしれませんね。

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あなたの心にかかる負担がより減り、より楽になる為の何かのヒントやインスピレーションになれれば幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。