愛の視点(1)〜愛の視点で考える〜

愛の視点で考える

愛の視点から物事を理解したり、行動したりすることで、心があったかくなったり、充実感が大きくなったりすることがあります。
同じ行動をとっても、心の部分が愛の視点で物事を考えて、行動しているのか、そうでないかでは心に入ってくるものが違ってくるのです。

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●愛の視点

あなたは愛の視点という言葉を聞いてどんな感想を持たれるでしょう?

「大切なことだよな」
でしょうか?

もしかしたら、
「くさい響きだなぁ」
というような感想もあるかもしれませんね(笑)

私は「大切なことだよな」という感想がほうです。

愛の視点から物事を理解したり、行動したりすることで、心があったかくなったり、充実感が大きくなったりすることがあります。
愛の視点ということをテーマに色々書いていきたいなぁと想います。
お楽しみに〜。

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明日は彼女の誕生日。

ここしばらく残業続きでプレゼントを買いに行けていない。
そして今日も残業。
お店が空いてる時間には到底帰れそうにない・・・。

プレゼントを変えるチャンスは、明日の会社が終わってから彼女と待ち合わせしているまでの1時間半のみ!

移動時間を考えるとプレゼント選べる時間は30分ほど。

そんな短い時間で果たして良い物が見つかるのか?
とも思う。

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そんなシチュエーションの男性がいたとしましょう。

しかもAさんという人と、Bさんという人。
同じシチュエーションの人が二人いたとします!

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Aさんは思います。

「やっべぇ〜。30分でプレゼントを選ばなきゃ。いいものが見つかるかな?」

「買いに行く時間がなかったからプレゼントはまた別の日にと言うと彼女のご機嫌が悪くなるかもしれないよなぁ」

「だからといって適当なものを買って渡したら、それも彼女のご機嫌が悪くなるかもしれないしなぁ」

「誕生日祝で彼女とコース料理を食べに行くけど、彼女がご機嫌斜めになって雰囲気が悪い中コース料理を食べるのも気まずいよなぁー。しかもコース料理って長いんだよなぁ・・・」

そう思ったAさんは明くる日は30分間という短い時間に、必死になってショップを3店舗まわり彼女へのプレゼント見つけたのです。

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Bさんは思います。

「30分でプレゼントを選ばなきゃ。いいものが見つかるかな?」

「明日は彼女の誕生日、1年に1度しかない日。その特別な日を嬉しい日にしてあげたい。だから彼女の喜ぶものを見つけて渡してあげたい」

「プレゼントも渡してあげたいし、美味しい料理食べさせてあげたい。明日は最高な日にしてあげたい」

そう思ったBさんは30分間という短い時間に、必死になってショップを3店舗まわり彼女へのプレゼント見つけたのです。

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Aさん、Bさんともプレゼントが見つかり、無事に彼女に渡してあげることができました。

どちらの彼女ともそのプレゼントを喜び、ニコニコしたご機嫌な顔でコース料理を堪能したのでした。

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そんなことがあった彼女の誕生日のお祝いデートの帰り道にAさんは思います。

「よかった何とか時間内に見つかって」
「機嫌も悪くならずにすんだし、何とか乗り切れた」
「疲れた〜、帰ってビールを飲もう〜っと!」

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同じく、
そんなことがあった彼女の誕生日のお祝いデートの帰り道にBさんは思います。

「よかった何とか時間内に見つかって」
「彼女喜んでたなぁ。あんな嬉しそうな顔が見れて良かった。がんばったかいがあったなぁ」
「俺、よくやった!帰ってビールで祝杯をあげよう!」

 

●恐れの視点で考えたAさん 愛の視点で考えたBさん

AさんとBさんは共通点はたくさんありました。

30分しかプレゼントを選ぶ時間がなかったのは一緒。
3店舗のショップを回ったのも一緒。
その日の誕生日プレゼントを渡せたのも一緒。
彼女がそれで喜んだのも一緒。
帰ってビールを飲んだのも一緒(笑)

だけど感想が違うのです。

Aさんの感想は、
彼女のご機嫌を損ねなくて良かったとか、疲れたとか・・・。
これは満足感や充実感という感じでは無さそうですね。
帰ってからのビールも疲れを取るビールです。

Bさんの感想は、
彼女の喜んだ顔が見れて良かったとか、頑張ったかいがあったとか。
Bさんは満足感や充実感という感じを得られているようです。
帰ってからのビールは祝杯のビールです。

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AさんとBさんもやってる事は一緒なのです。

だけど、違いは心の部分にあります。

Aさん恐れの視点で物を考えています。
プレゼントを渡せないと彼女の機嫌を損ねてしまうという恐れの視点で、彼女の誕生日のお祝いデートの時間のことを考えて、そして恐れをベースにプレゼント探しをしています。

Bさん愛の視点で物を考えています。
彼女の誕生日を嬉しい日にしてあげたいと愛の視点で、彼女の誕生日のお祝いデートの時間のことを考えて、そして愛をベースにプレゼント探しをしています。

愛の視点が物を考えていたのでBさんは満足感や充実感を得られたのです。

 

●心が気持ちよくなるようなものを増やしたい時

このような事は誕生日プレゼント渡す時だけにあるものではありません。

・車で送り迎えをしてあげる
・ご飯を作ってあげる
・部屋の整理整頓をする
・お風呂にお湯張っておく
・お土産を買って帰る
・遊びに行く
・etc・・・

それぞれを愛の視点で考えてするのと、そうじゃない視点で考えてするのでは心で感じるものが変わってきます。

愛の視点で考えて、行動する時は、満足感、充実感、喜び、幸せなど心が気持ちよくなるようなものがやってくることが多いです。

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「私は愛の視点で考えていることって少ないなぁ・・・」
「私はAさんタイプだな」
と思われた方。

全然OKです!

それが悪いわけではありません。

だけど、満足感、充実感、喜び、幸せなど心が気持ちよくなるようなものを増やすことに興味を持たれたら「愛の視点で考えてみよう」と意識に始めてみてはいかがでしょう?

そうやって愛の視点を増やすことができると、満足感、充実感、喜び、幸せなど心が気持ちよくなる時間が増えていくでしょうから。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。