「パートナーシップ」って何ですか?

「愛」って何ですか?
「パートナーシップ」って何ですか?

こう聞かれたら、あなたならどんなふうに答えますか?

きっと、色んな答えがあると思うんです。
それこそ星の数ほど出てくるかもしれません。

でも、彼や彼女との関係が上手くいっている時ってあまり意識しないことかもしれませんね。

私は、少なくともそうでした。

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中学で周りの友達が恋バナをしている横で、いつも「恋愛って何のためにするんだろう?」って思っていました。

その頃の私は、異性に苦手意識を持っていたので、恋愛ドラマなんかをみても、全然興味が持てなかったんです。

でも、大人になってから苦手意識が薄らいで彼ができて、恋愛をしても、やっぱり同じ疑問がいつも出てきていました。

いつも大好きな人と幸せになりたいと思っているんです。

けれど、上手くいかなくなって苦しくなるといつも同じ問いに行き着いてしまうんです。

何で、こんなに頑張っているのに上手くいかないんだろう?

どこの本やネットをみても書いてある。

笑顔でいる方がいいよ。
寂しいとか言わない方がいいよ。
でも、たまにはワガママ言った方が可愛いものだよ。
けど、彼の状況も考えて、そんなに連絡しちゃダメ。

そんなことを聞いて頑張っているのに肝心なところで、素直になれなかったり、感情が爆発してしまったり、こっちが離れたくなって終わらせてしまったりして、結局いつも、また同じ問いに行き着いていました。

そして、そんな過去を経て、今その問いに答えるなら
「お互いが本来の自分を思い出すプロセス」
と、私は答えます。

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私が、ずっと頑張ってきたこと、
それ自体は、今でも本当に頑張ったし無駄じゃなかったって思えるんですよね。

けれど、当時の私には思い返すといつも、心の奥に「女性としては愛されない」って気持ちがありました。

子供の頃の話になりますが、私はとても自由奔放で外で遊ぶのが好きな男の子みたいなタイプでした。

「そんなんじゃ良いお嫁さんになれないよ」
よく母には、そう言われたものです。

母としては何気ない心配の言葉だったのでしょう。
でも、私の心の中では「女の子らしくない私はダメ。愛されない」にいつの間にか変換されてしまったのです。

それでも、彼ができたら女の子としての自分も愛されるに変換されるんじゃないかって思うでしょう?
私もそう思っていたんです。

けれど、ずっと長い間「女の子としてダメ」と思っている私がいるのです。
私達は、自分の感じていること考えていることを無意識のうちに出会う人々に映し出してしまいます。

私は「女の子としてダメ」だと感じている分、ダメな部分を見せたら男性もそう感じるだろうと思い込んでいたんですよね。
だから彼ができた時は、いつも「ものすごくいい彼女にならなくては」とずっと思っていました。

笑顔でいることも、寂しいと言わないことも、本当はずっと無理をしている部分がありました。

けれど、無理をしている自分でいても愛されている実感はありません。
一時期は彼から連絡がない等々、何か私の中で「女の子としてダメ」「愛されない」に触れるような出来事があると、ものすごく不安になって我慢ができずに彼を責めてしまうなんてこともありました。

終わってから気付いたことですが、その時の私は「彼自身」や「彼の愛」を見ることよりも、自分を隠すこと、自分を良く見せることに精一杯だったんですよね。

でも、彼の中にも同じように無理をしている部分や、認めて欲しい部分もあったはずなんです。

それでも、自分を隠すことばかりしていた私に向き合ってくれていたことに、とても感謝しています。

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パートナーシップを通して、私達はたくさんの自分が閉じ込めていた過去の痛みや感情に出会います。
だからこそ、人生でかつてないってくらい幸せを感じる時もあれば、どん底みたいに感じる時もあるかもしれません。

でも、それでも相手を求めたりせずにいられないのは、何があっても心のどこかで、あなた自身や相手の深い愛情を知っているからだと私は思います。

時には、「もうヤダ!」と自分にも相手にも心の中で地団太踏んじゃうけれど、それでも、やっぱり想わずにいられない。
そして、愛って何かをそのたびに発見したり、また深く繋がり合うことができる。

だからこそ、この問いを私は、ずっと自分に投げ続けて、変わっていく答えを生涯楽しんでいようと感じている次第なのです。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

大麻 織江

お客様からは「話していて安心できる」「気持ちが落ち着く、整理できる」と定評がある。自身の過去のいじめから来る対人恐怖(男性恐怖)、過食症を克服した経験を持ち、繊細な感受性でお客様ひとりひとりの心に寄り添い、どんな時もお客様の魅力と光を見続けるカウンセリングを心情としている。