ココロを癒すと恋愛に強くなる!4つの癒しのプロセス(2)~傷心を癒やす~

過去の自分の気持ちを感じて受け入れて、洗い流していく

「恋愛と傷心」といいますと、まっさきに想起されることは「失恋・離婚」。
が、この傷心は常に恋愛だけで起きるものではありません。家族、対人関係、学業、仕事などでも起き得ることです。
この傷心はどんな形のものであれ「被害者」と「孤立」のパターンをもたらすので、恋愛や男女関係に大きな影響を及ぼします。
傷心を癒やすことができると、もう一度愛する人と向き合うココロの軽さを手に入れることができるのです。

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こんにちは。カウンセリングサービスの浅野寿和です。

今回は「恋愛力アップの心理学」の第2回目。「傷心(ハートブレイク)を癒やす」がテーマです。

「恋愛と傷心」といいますと、まっさきに想起されることは「失恋・離婚」ですね。

愛し合っていた人との別れは痛烈な痛みをもたらしますね。

あんなに愛し合えていたのに、この関係が壊れるだなんて信じられない。

失恋・離婚の傷は深くその心に刻みこまれ、その後の自分の恋愛に影響することが多いものです。

そこでは、恋愛や男女関係に対する不信感が生まれることもあれば、「もう傷つきたくない」という人と深く関わり合えなくなる怖れ、不満、怒り、哀しみ、いろいろな感情が生まれても不思議ではありません。

ただ「傷心」は失恋・離婚だけでもたらされるものではありません。

例えば、家族。家族の中で愛されなかった、認められなかったという思いも傷心です。

例えば、いじめ。対人関係の中で理由もなくいじめを受ければ、そのココロはひどく傷つきます。

例えば、失敗・挫折。恋愛に限らず、仕事や学業の中での大きな失敗挫折がもたらす傷心も同じです。自分なりに努力しても届かなかった、大きな失敗してしまった。そんな経験も深く自己不信として残る場合がありますね。

○傷心が生み出す2つのパターン

このような「傷心」は、大きく分けて2つの恋愛パターンを生み出します。

一つは「被害者」のパターン。

傷心は何事も積極的にチャレンジする姿勢や人を信頼する姿勢を阻害します。

多くの人が本心では「好きな人を愛したい」と願っているのですが、傷心の影響で「愛すること」が怖くなるのです。

だから恋愛に「期待」したり、パートナーに「期待」することも増えます。何か恋愛の中でトラブルがあると「二人の問題」とは捉えず、「私は悪くない」「つらい思いをしたのは私」といった被害者の立場をとることになります。

私達は傷ついてしまったときに、それをその人のせいにして、逆に攻撃し返したり、恨んでしまうものです。

そういった攻撃性や恨みつらみを抑えるために「自分が悪い、至らない」と思うことも同じ。

そのような思いが自分の心をまるで焦がすかのような、痛みや苦痛をもたらすこともあります。

恋愛で、ついパートナーにイライラしたり、辛く当たってしまいそうになってしまうのもこの傷心が癒えていないケースの典型例とも言えますね。

もう一つが「孤立」のパターン。

傷心の影響は「人とのつながり」に色濃く出てきます。人とのつながり、関係を持つと心が痛むので、その痛みを忘れさせてくれる「孤独」を選ぶのです。

本心では「もう一度人を愛し、歓びを感じた人生を歩みたい」と願っていても、つい「痛みを感じない環境」を選んでしまうので、大切な人との距離をおいたり、つながりを自ら切ってしまうのです。

それはどれだけ相手に愛されても、許されても、つい相手との関係を切り離したくなる欲求を生みますから、「自分は恋愛に向いていないのではないか」と感じてしまう方もでてくるんですね。

○傷ついた自分を癒やし、受け入れていく

こういった傷心が影響して恋愛がうまくいかないケースでは

「傷ついた過去の私と向き合い、感情を癒やす」ことが有効です。

あの時、辛かったな。悲しかったな。

そんな思いを感じて消化していくことです。

心に生じた傷心、そのネガティブな感情の部分を外に流してしまうこと。

それこそが癒やしに繋がります。

逆に「つらい経験をなかったことにしよう」とすると、傷心は癒やされずに、プライドと呼ばれるココロの防波堤の中に留まることになります。その結果、意識では「もう忘れたはず」の過去の影響を長く受け続けるのです。

もちろん辛く悲しい出来事があったことは切ないことですね。

しかしその当時の自分も毎日頑張って生きていたはず。その自分をないがしろにするのではなく、しっかり受け止め自分の一部として受け止めていくことはとても前向きな発想です。

時には涙がでることもあるかもしれませんが、ココロを浄化していくイメージで、過去の自分の気持ちを感じて受け入れて、洗い流していきましょう。

まるで自分を労ってあげるように。

もちろん苦しくなるようでしたらそこでストップ。焦らずゆっくり扱いましょう。どうにも自分だけでは扱えない場合はプロカウンセラーとのセッションで消化するほうが安全です。

こういった過去の感情を上手に流していくと、過去の経験を思い出しても大丈夫と思えたり、「あの経験もいい経験、学びだったな」と思えるようになります。

ここまでいくと、ハートブレイクの経験は「人を愛することの意味」を教えてくれる学びにもなります。

また、相手との「つながり」や「対等さ」を持てるようになっていきますから、より恋愛が楽に安定したものになっていくのですね。

>>>『ココロを癒すと恋愛に強くなる!4つの癒しのプロセス(3)~私の生み出せる価値を見る~』へ続く

この記事を書いたカウンセラー

About Author

浅野 寿和

年間400件以上の面談カウンセリングを行う実践派。「男女関係向上・男性心理分析」「自信・自己価値向上」に独特の強みをもち、ビジネス・ライフワーク発見なども対応。明快・明晰かつ、ユーモアと温かさを忘れない屈託のないカウンセリングは「一度利用するとクセになる」と評され、お客様の笑顔が絶えない。