ココロを癒すと恋愛に強くなる!4つの癒しのプロセス(1)~過去の自分を許す~

過去の自分を受け入れ許すことで恋愛力を取り戻す

今回からの心理学講座シリーズは「恋愛力アップの心理学」。
私達のココロの成長プロセスに基づいた、幸せな恋愛をを妨げる心理とその解決方法についてお届けしていきます。
第1回目は「罪悪感の罠」について。過去の自分に対してネガティヴな評価を与え続けていると
今の自分に制限がかかったり、今の自分を肯定することが難しくなります。
その結果、つい相手次第の恋愛になってしまったり、自己表現できなくなるなどの問題を抱えます。
過去の自分を受け入れ、許すことで恋愛力は更に高まっていきますよ。

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こんにちは。カウンセリングサービスの浅野寿和です。

今回からの心理学講座シリーズは「恋愛力アップの心理学」。私達のココロの成長プロセスに基づいた、幸せな恋愛をを妨げる心理とその解決方法についてお届けしていきます。

私達のココロは常に成長・変化を続けています。

20代の頃の恋愛観と30代の頃のそれが少し違うように、私達の恋愛観も恋愛心理パターンも、そこに隠れた心理の罠も変化していきます。

この心の状態・変化に気づき、今の自分を更に受け止め、より良い形で高めていくことが恋愛力アップの大きなメリットをもたらしますよ。

4回シリーズでお届けしますので、ぜひ楽しみにしてくださいね。

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「過去の自分を許し、罪悪感を乗り越える」

「あの頃私は若かったわ・・。まだまだわがままで自分勝手な振る舞いを続けていたものよ。今、思い出すと恥ずかしい。あんなふうにはもうなりたくないわ。」

「昔から自分に自信がなくて、今までも何度も片思いばかり。そんな自分のことをなかなか好きになれません。」

「もう2度も離婚を経験した。自分にはやっぱり誰かを愛することができないのかもしれないな。誰も幸せにできないのならこの先ずっと一人でいたほうがいいのかもしれない。」

これは恋愛カウンセリングの中で登場するお声の一例です。

どこか過去の自分を「不十分だった」と恥じていたり、今までの自分は間違いだった、と感じている様子が伺えます。

こういったことは私達の内面でよく起きることなんですね。

今の自分があるのは間違いなく過去の自分があるからなのですが、つい過去の自分を「不十分」「未成熟」「至らない部分がある」と感じ、恥じたり罰してしまうことがあるようです。

実はこれ、「恋愛力」をかなりブロックする要因になります。

こういった思いに隠れている心理は罪悪感。

罪悪感は「自分が悪い」と感じさせる感情。

過去の自分にこの感情を向けるとするならば、間違いなく「今の自分」もその延長線上にいることになります。

だから、つい過去の自分だけでなく「今の自分を評価できない」ようになるのです。

いい恋愛をしよう!と前向きな意識を持っている方の中にも、

「もし昔のような自分に戻ってしまったらどうしよう・・・。」

「自分はやっぱり愛されないかも」

「彼・彼女を大切にできないかもしれない」

内心そんな事を考えながら、実は不安を感じている方も少なくないですね。

これが自己価値を下げる理由になり、恋愛では「好きな人に向き合う」ときの心理ブロックになるのです。

この心理状態があるからこそ「嫌われたらどうしよう・・・」と感じるのですね。

○罪悪感は「埋め合わせ」の行動動機になる

更に言えば、「過去の自分を否定したり、恥と感じている」からこそ行動は「補償行為」をよばれるもの。

補償行為とは「埋め合わせの行動」

「過去の自分が間違っていたから、今、いいこと・正しいことをしよう」という動機からくる行動です。

「わがまますぎたから反省しよう、多少のことは我慢しよう」
「自分には価値を感じられないからもっと尽くさないと」
「過去の自分は大切な人を傷つけた。もう傷つけないために自分から関わることは遠慮しよう」

そう考えている本人にとってはあたかも正しいことのように感じるのですが、深層心理には自分への否定が残っていますから、愛し合いされることで幸せを感じられたり、積極的に相手に関わることが難しくなります。

もちろん過去の自分を否定的に見た分だけ、「過去の自分が持っていた要素」は禁止されます。

過去の自分が「わがままだったこと」を責めているなら、自分の意見を述べること。

ずっと自信がないと感じていることを責めているなら、自分を好きになること。

過去に離婚を経験したなら、結婚すること。

これらがタブーになってしまうんですね。だからより自分自身の内面に制限がかかることになるのです。

○効果的な対策は「自分を許すこと」

このようなケースで有効なことが「自分を許す」ことです。

過去の自分を許し、もう解放してあげることです。

私達が学ぶ心理学では「ミスは訂正が求められるもの」で、自分を責める理由ではない、と考えています。

しかし私達は、過去の失敗や自分の至らなさを恥にしてしまい、そんな自分を受け入れることを拒みます。

過去の自分を思い出すだけでとても嫌な気分がしてししまうのです。

 

ただ、過去の自分がどうであったにせよ、全てが間違っていたとは限りませんね。

自分なりにチャレンジしたことも、誰かを愛したことも、きっとあったはずなのです。

過去の自分と淡々と向き合い、受け入れ、許しの視点で見つめていくこと。

過去の自分も自分の一部であることを受け入れていくこと。

これにより自分の心はとても自由になります。

自分を制限することもなくなり、前向きに恋愛と向き合えるようにもなります。そんな時ココロはすぅっと軽さを感じるでしょう。

自分を恥じ、罰し、隠す必要がなくなっただけ、大切な人と向き合う勇気も持てます。

もし、目の前の大切な人が自分を恥じ、隠そうとしていたときも「その気持ちが誰よりも分かる」と伝えられますし、「そんなあなたでもいいのだよ」と伝えられる自分にもなります。

過去の自分を許すことで「人を上手に愛する私」を取り戻すことができるようになっていきます。

>>>『ココロを癒すと恋愛に強くなる!4つの癒しのプロセス(2)~傷心を癒やす~』へ続く

この記事を書いたカウンセラー

About Author

浅野 寿和

年間400件以上の面談カウンセリングを行う実践派。「男女関係向上・男性心理分析」「自信・自己価値向上」に独特の強みをもち、ビジネス・ライフワーク発見なども対応。明快・明晰かつ、ユーモアと温かさを忘れない屈託のないカウンセリングは「一度利用するとクセになる」と評され、お客様の笑顔が絶えない。