あやまってばかりの自分

相談者名
深月
はじめまして。よろしくお願いします。23歳・女性です。

私は小さい頃から自分が悪くなくても「ごめんなさい」といってしまいます。
自分が悪いかどうか、明確にわかっている場合でも「ごめんなさい」といってしまいます。
自分が悪いほうが楽な気がするからかもしれないです。
色々なことが自分が悪い気がして、何でも自分のせいだと思ってしまいます。
そんなうちにどんどん卑屈になってきてしまって。
友人や彼に指摘されて気をつけてはいるのですが、なかなか治りません。
治らないので彼にもだんだんあきれられてしまって、つらいです。

どうしたら謝ってしまうのをやめられるでしょうか。
よろしくおねがいします。

カウンセラー
根本裕幸(退会)
深月さん、こんばんわ。根本裕幸です。
ご相談ありがとうございました。

何か罪悪感のようなものがあるのかもしれませんね。
そして、いつも自分をちっぽけに扱ってしまうのかもしれません。
いつも誰かに迷惑をかけているような感覚もあるのでしょうか。

それから、深月さんにとっては「ごめんなさい」が優しさの表現になってしまっているのかもしれませんね。
自分が背負うことで、相手を守ろうとする優しさ、思いやりなのかもしれません。

ただ、友人や彼が指摘してくれるように、「ごめんなさい」ばかりになってしまうと、周りの人たちにとっても、深月さんに対して「ごめんなさい」という気持ちになってしまうかもしれません。
それはお互いにとって辛いことですよね。

ちょっと自由に思い巡らせてみてくださいね。
「もし、本当に『ごめんなさい』と言いたいのに、言えなかった人って誰かいるかな?」
「『ごめんなさい』と相手に言うことで、相手のどんな反応を期待しているのかな?」
「深月さんがすごく怒っている人、恨んでいる人、憎しみを持っている人がもしいるとしたら、それは誰だろう?」
「誰か、私と同じように『ごめんなさい』ばかり言ってる人はいないかな?」
「誰か、自分のすぐ近くに『ごめんなさい』が言えない人はいないかな?」

3番目はちょっと難しいかもしれませんが、ありのままの自分の気持ちを感じてみるきっかけになるかもしれませんね。
すぐに答えは出ないかもしれませんが、焦らずに、ちょっと自由に思い巡らせてみてください。

小さい頃からあるパターンは身近な家族の誰かを真似た場合もありますし、すごく厳しく躾られて、いつも「ごめんなさい」と言われてきた過去がそうさせる場合もあります。

そこにはきっと何らかの心の痛みがあるかもしれませんので、それを癒していくのも一つの方法ですね。

そして、もう一つは、謝ってしまう自分が本当に言いたいこと、本当に伝えたい気持ちは何だろう?って思い返してみることも大切なことではないでしょうか。
自分の本当に素直な気持ちを感じてみよう、と少し意識してみるといいのではないかな。

自分を卑下せずに大切にしてみてください。
友達や彼に、自分のいいところを聞いてみるのも、素敵な方法ですよ。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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