三角関係

相談者名
YT
こんにちは、ご指南頂けたら助かります。
私は元添乗員で、仕事で訪中した際にあった現地ガイドさんと恋に落ちました。
二ヶ月間メールで遠距離恋愛をして、8月に中国(成都)に来中しました。
彼は当初既婚者で、妻から離婚を言い渡されている所なので、私が来るまでには離婚して待っているとの事でした。
しかし夫に恋人が出来た事を知った妻は、意思が変わり離婚しないと言い出しました。
彼は親類友人全てが反対する中、全財産を彼女に捧げて家を出ました。
私が来中する前日、前妻は我慢ならず自分から離婚届けを出しました。
それから一ヶ月は平穏で、この上なく幸せな日々でした。
しかし前妻から電話が来るようになり、内容はよりを戻したいとの事で、受話器の向こうで泣き叫ぶ相手を放っては置けず、彼は会いにいくのでした。
今までは夜を越えることはありませんでしたが、時間の問題のような気がします。一週間に一度くらいのペースで会っています。
彼の弁では、私に対する愛情は今までの人生で経験した事が無い衝撃的な気持ちで、前妻をそんな風に愛した事は無い。
けれど9年間連れ添った家族のような思いなので、彼女が自分を必要としていればそれを捨て置く事は出来ない。
と言う事でした。
私は不倫するくらいなら、貴方を諦めて日本へ帰ります。
そう言うとそれは絶対にしたくないとの事。
つまり前妻も見捨てられず、私も手放せない状態です。
11月には婚姻届を出すつもりでしたが、今では前妻が承諾してからにしたいに変わってしまいました。
私は妊娠6週目です。
彼の気持ちは理解できなくは無いですが、果たして前妻と関係を持ったまま私たちは幸せになれるのでしょうか?
彼は31歳私は35歳です。いい年をして分別の無い事と思われるでしょう。
ここ四川省では女性が非常に強く、彼は彼女に完全にコントロールされていると思います。
このままでは私の神経が参ってしまいます。
お知恵を貸してください。お願いします。
カウンセラー
高橋大
YTさん、はじめまして。高橋 大と申します。
ご相談ありがとうございます。

彼の言動にとても振り回されていらっしゃるようですね。文面から察するに、き
っとYTさんは主体的に人生を選択される方だと思われますから、彼次第という
この状況はとても精神的に負担がかかることと思います。
ましてや妊娠6週目ということですから、思うことも多々おありなのでしょう。
お力になれたら幸いです。

YTさんにとって彼は大切な存在ですから、彼の気持ちは理解できなくは無いの
だと思います。とはいえ、前妻との関係があるままというのは、受け入れがたい
ですよね。彼もきっとYTさんのそんな気持ちは、わかっているのでしょう。

ただ彼は、自らが払うべき代価を間違っているようです。

30代の男性である彼にとって、全財産を捧げるということは相当な覚悟が必要で
あったのでしょうし、それだけ申し訳ないという気持ちも持っているのでしょう
ね。でも厳しいことを言うようですが、親類友人全てが反対している状況でのこ
となのですから、それぐらいは誠意の一環として受け止められても仕方が無いか
と思います。

9年間連れ添った家族に別れを告げると言うことは、そういうことのはずです。
ましてや彼が前妻に突きつけた現実は、彼女にとってとても一方的に感じたこと
でしょう。その彼女から承諾を得てからYTさんと向き合いたいと思っている彼
の発想自体に無理はないでしょうか。

承諾、理解を経てYTさんと一緒になれたら、彼にとってそれほど素晴らしいこ
とはないと思います。でもそんな理想を持ち続けること、それ自体が今の現実か
ら乖離している発想のように僕には見えました。

彼が払うべき代価は、承諾を経るまで彼女と向き合うことではなく、たとえ恨ま
れようが彼女に現実を突きつけることでしかないように思います。それが彼女に
とってとても残酷なことであったとしても。

そしてYTさんは、自らの幸せを手に入れるために、前妻へ現実を突きつけるこ
とを彼に促す必要があるのかもしれません。
それはとても精神的に辛いことだとは思いますが、YTさんが選んだ彼には必要
なことであり、彼と一緒になるという決断をした責任がそこに宿っているわけで
す。

前妻と関係を持ったまま幸せになれるのか、というご質問がありましたが、それ
は絶対にうまくいきません。なぜなら、YTさんに彼は100%向き合っていな
い状態になってしまうからです。

彼が現在のようなスタンスを取ると、YTさんが参ってしまうこと、前妻に現実
を伝えて私を選ぶこと、それらを伝えることがYTさんにできることだと思いま
す。

それはまるで茨の道であるかのように感じられるかもしれませんが、お腹の子供
のため、そしてYTさん自身が幸せになるために通ってゆかなければいけない道
です。

参ってしまいそうにならないよう、カウンセリングを活用してみてください。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己イメージの変革・男女関係・人生の目的 を探す、などの分野を得意とする。 心の力学をわかりやすく説明する理性的な側面と、多くの臨床経験を通して培った直感的な把握能力をもってするカウンセリングに定評がある。 長期的な支持を受けることも多く、長い目で見守るスタンスを重視している。