自分が分からない

相談者名
おもち
24歳の女性、現在実家に住んでいます。
二年半のニート期間後、短時間のパートを初めて二年が過ぎました。
いいかげん自立しないといけないと思い、数ヶ月前からハローワークに行ったり、数社書類を送ったりしていたのですが
最近は全く活動していません。
就職活動に本気になれません。
何にも考えたくない、苦しい、辛い、寂しい、負の感情でいっぱいになってしまい、現実と全く向き合えていません。
こんな自分が情けない、そういってばかりで逃げ続けています。
最近、毎日毎日生きるのが怖いです。
何もしないまま時間だけが過ぎていく毎日がとても怖いです。本当に怖いです。
消えてしまいたい、いなくなってしまいたい、ニートだったころと何にも変わっていないと感じ、悲しくてたまりません。
今という時間を楽しめません。無駄にしか思えないのです。
転職するって言ったくせに何にも進んでいなくて
親を裏切ってばかりの人生でほんとうに悲しくなります。
親に申し訳ない、親の人生の邪魔をしている、私がいなければ
こんなことを考えてばかりで、現実逃避の毎日です。
ハローワークの職員さんに相談した方が良いのでしょうが
こんなこと相談したらどう思われるだろうか、と無駄なことを考えてしまい行動できません。
周りの目を、周りの気持ちを考え過ぎて、行動し辛いです。
周りの気持ちなんて分かるはずもないのに。

どこから、どう行動していいのかわけがわらかなくなってしまっています。
頭の中がぐちゃぐちゃで、生理整頓が出来ずにいます。
毎日モヤモヤしていて、何もしていないのに疲れてしまいます。
すべて投げ出したくなります。
殴り書きした、まとまりのない文章になってしまい申し訳ありません…
何かアドバイスをいただけませんでしょうか。
よろしくお願いします。

カウンセラー
大みぞなおみ
おもちさん、はじめまして。今回担当させて頂きます、
大みぞなおみです。よろしくお願いいたします。

殴り書きした、まとまりないのない文章、とありますが…
そんなことは全然ありません。
おもちさんの抱えているお辛さが、とても伝わってきました。
毎日毎日、考えていらっしゃるんだろうな、と感じました。
そしてそれはとても苦しいことだろうなと思いました。
だって…自分を厳しく責める言葉ばかりですものね…

おもちさん、自分をたくさん責めていますね。
そして、他の誰のことも責めてはいませんね。
全部全部、自分が悪いのだと抱え込んでしまっているのではないかと
心配になりましたよ。

人間、自分を責めて嫌っているときが一番苦しいのです。
これだけ自分を責めていたら、心が疲れ果て、
新しいチャレンジなど、とてもできないと感じるだろうなあ…
仕事も、人間関係を築くのも、怖くなってしまうだろうなあ…
と感じましたよ。

また、人間って、自分を責めて嫌っていると、
周りにも責められ嫌われているように
どうしても感じてしまうものなんです。
でも実際は、想像しているようなことは起きていない…
そんなに責められ嫌われていないことがほとんど!なんですよ。

自分を責めることが、心の癖になっているかもしれませんね。
自分を責めても何もいいものは生み出さないのです。
なのにかなりのエネルギーを浪費してしまいます。
これをやめることができたら、とても楽になりますし、
エネルギーを自分のために使えるようになります。
それでやっと動き出せるくらいだと思いますよ。
自責をやめていけるといいですよね。

人間なら誰しもやってしまうことなのですが、
自分を責めることが、無意識での自己防衛に
なっていることがあります。
『私はもうすでにこんなに自分を責めているので
もうこれ以上責めないでください』という風に、
自分を守ろうとしてしまうことがあるのです。

もしこれがあるとしたら、それだけ、
『自分は責められるべき存在だ』と思っていることになります。
もしそうだとしたら、おもちさんは、
『誰に、なぜ、どうして、責められるべきだ』と思っているのでしょうか。

おもちさんが動けない、活動できない理由のヒントが、
ここにあるように私は思うのです。
おもちさん、とても人目を気にして苦しんでいらっしゃいます。
なぜだと思いますか?何か理由やきっかけがあるのでしょう。
人目を気にしなくていい、と頭ではわかっていても
そうできないだけの恐れや傷があるのかもしれません。
そこを大切に癒す必要があるかもしれませんね。

ご両親への罪悪感の強さも気になるところです。
>親に申し訳ない、親の人生の邪魔をしている、
>私がいなければ、こんなことを考えてばかり…
ここまで思ってしまうのはなぜなのでしょう。
今までに何かご事情があったのでしょうか…
実際に何か言葉で言われてきたのでしょうか…
ご両親との関係性も、おもちさんを苦しくしている
大きな理由の一つでしょう。

ご両親に対しては、おもちさんの誤解や思い込みが
あるかもしれませんよ。
だって、こんなに親を心配している娘さんです。
親思いだなあと、心から思いますよ。

もし…おもちさんにとっての悩みや問題がすべてなくなったら…
おもちさんは、どんな人になって何がしたいと思いますか?
仕事…趣味、遊び…人間関係…
親とも、どんな関係だったらいいな…と思うでしょうか?
聞いてみたいなあ、と思います。

今はそれらが叶うことなんて、とても考えられないかもしれません。
でも、自分を責めることをやめて、罪悪感を減らしていけると、
おもちさんの気持ちが変わり出します。
もっと望んでいいかな、こうだったらいいな、
と思えるようになっていけます。
ご両親への罪悪感を減らしていけると、かなり楽になると思います。
自責の必要がなくなり、エネルギーを自分のために使えるので
望んでいること…就職活動への意欲も徐々に出てくるでしょう。

まずは自責をやめていくことが、カギになるでしょう。
これは1人ではなかなか難しいと思います。
ハローワークの職員さんを頼られるのも一つだと思いますし、
よろしかったら私たちカウンセラーのこともお使いくださいね。

話す順番など、気になさらなくて大丈夫です。
不安や苦しい気持ちをそのままお聞かせください。
抱え過ぎている気持ちを預けて、
少しでも楽になっていただきたいです。
誰かに頼ること…おもちさんが楽になるために、前に進むために
必要なことではないかなと思います。

長くなりました。何か少しでもお役に立てることがありましたら
嬉しく思います。お読みいただきましてありがとうございました。

大みぞなおみ

この記事を書いたカウンセラー

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