消えない迷い

 

相談者名
mimi
強い不安がでてきました。夜突然起きて、今すぐ飛び降りたいと思いました。
理性で必死に止めていましたが、あの強い不安感と死への望み?でしょうか。
人といても、自分の話をしたくなるし。自分の話をしたがる人を好きではないのに、会話となるとどうにも楽しむことより自分の思考にはまってしまって上手く楽しめません。
他人と自分は違うということを認識したというか、これまでたくさん悩んだことや悩んだ時間がそうさせるのか・・・。
主に久しぶりに会う友人達に対しての気持ちです。
この人はどういう人だろうと考えてしまっているのかもしれません。悩んだことが深くて、この人の恋愛はこうだから、この人は自分に自信がないのかな?とか。決定的に思うわけではないのですが、相談されているわけでもないのに、勝手に分析を始めているという感じでしょうか。
羨む気持ちもあると思います。家族のことに、近年はとても悩んで(もっと昔からかもしれません)いたので、このことがなかったら、彼女たちのように充実そうに、順調に成長をしている自分がいたのかもしれない。それを選べたかもしれない自分。
徐々に自分の感情が中心になっていて、自己中心的になりそうです。これまでの対人関係も家族関係の悪さで、楽しめていなかったと思う気持ちや後悔する気もちがあります。
私は、一人だとも感じています。
私の家は厳しい家でしたが、学生時代は嫌な気持ちになることはありましたが、ただ自分が嫌っているというだけだと思っていました。
しかし社会に入りバランスを崩し、今までの生き方が間違いであると思い知らされました。それで自分をひどくせめていた時期もありましたがだんだん両親に対して、憎んだり嫌う気持ちが大きくなってきました。
私はこのような出来事をどう乗り越えていけばいいかわかりません。
コラムも読ませていただいていますが、自分自身の指針がよくみえないのです。どうしたらいいでしょうか。
よろしくお願いいたします。
カウンセラー
伊藤歌奈子
こんにちは、mimiさん。カウンセラーの伊藤歌奈子です。どうぞよろしくお願いします。

相談文、読ませていただきました。
とても絶望的な気持と、持っていき場のないやるせなさが伝わってきて、私の胸に迫りました。
また、コラムを読んでくださっているとのこと、うれしく思うと同時に、そうやってなんでもひとりで頑張ろうとされているmimiさんの姿が私の目に浮かんできました。
友人の話を聞きながら分析してしまうように、ずいぶん長い間、ご自分の心をそうやって客観的に分析し、理性的に対処されてきたのでしょうね。私たちのホームページも、そのための資料としてご覧いただいていたのでしょうか。
そして、友人と話している時に自己中心的になってはいけないと、自分を律し、友人に不快感を与えまいとする姿勢は、立派ではありますが、痛々しさすら感じます。
ご家族とのたくさんの葛藤の中で、そうやってご自分を律し、誰にも迷惑をかけてはいけないと孤軍奮闘されてきたのではないでしょうか。

mimiさん、結論から言わせていただくと、強い死の誘惑は自立の最終段階です。
自立とは、一人ですべてしてしまうこと、またはしようとすることです。誰も頼りにしないと決意して、一人ぼっちでこの世の全てのものと戦おうとする姿勢のことです。
けれど、人がたった一人でできることには限界があります。
あなたが今やろうとしていることは、たった一人で、自分の手術をし、患部を取り除こうとする外科医のようなものです。
今、背負っている荷物を下ろし、人に頼ってみませんか?

また、強い絶望を乗り越えるもうひとつの方法は、自分がどうしたいか、あるいはどうしたかったのか、に気づくことです。
ご家族に対して、憎しみの気持ちがあるのは、本当は、家族とつながりたかったからではないでしょうか。
人が傷つくのは、自分の愛が受け取ってもらえなかった時だといわれています。「愛したかったのに、愛せなかった。」という気持ちがあったなら、この気持ちが強い罪悪感の源になっているのかもしれません。
mimiさんのご家族に対する愛の気持ちにも、目を向けてみませんか?
そして、できるなら、mimiさんが今までしたかったのにできなかったこと。やりたかったのにすっかり忘れてしまっていたことにも目を向けてみてください。

もちろん、今までのように一人ですべてをする必要はありません。
今すぐ、愛を感じることができなくても構いません。
今はただ、今までのやり方、すなわち、何でも一人で解決しようとする姿勢、自分を強く責めてしまう癖のようなもの、それらを変えてみる、という方向に目を向けてみてください。
今まで、強い意志の力で自分を律してこられたmimiさんなら、変えてみることに興味をもたれるだけで、大きな変化をもたらすでしょう。
そして、私たちカウンセラーにもぜひそのお手伝いをさせてください。私たちはそのために存在しているのですから。

mimiさんの心に穏やかな平和がやってきますように。応援しています。

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