「明日やろう」はバカやろう?~明日後悔しない為に今取り組む~

少し前の話になりますが、4月~6月の間にやっていた月9ドラマを皆さんは見られたでしょうか?
そうです!「プロポーズ大作戦!」です。
タイトルだけを知ったときにはかなりレトロなタイトルに引き(笑)、更には毎週同じような展開になるのにも最初は引き気味だったのですが、なんだかんだと言って最終回まできっちり見ました。

ドラマの内容を簡単にまとめると、14年間幼馴染の男女がいて、お互いがあまりに近くにいるのでお互いに相手に好意があるんだけど「好き」と言い出せないまま大人になるんですね。
そして彼女は別の人と結婚することになり、その結婚式の披露宴で新郎新婦のスライドショーを見ながら彼は自分と彼女の過去を悔やみ「あの時こうできたら!」「もう1度やり直せたら!」と思っているです。
するとさすがドラマ(笑)、教会の妖精が現れて、彼をそのスライドショーの写真当時の過去に戻してくれるのです。

タイトルの「明日やろうはバカ野郎!」はドラマの中のセリフなのですが、彼女のおじいさんが田舎から孫を訪ねて来た時に、主人公の彼に対して言う言葉なのです。
そのおじいさんは大工さんなのですが、かなり熱い男の設定で、色んな事に煮えきらない主人公に対し「思い立ったことはすぐ行動しろ!」「同じ後悔するなら行動してからの後悔のほうがずっといい」といった意味で
「”明日やろう””そのうち取り組もう”というヤツは馬鹿野郎だ」を凝縮して「あした野郎は馬鹿野郎!ってな!」といいます。

私自身もよく「今日は疲れたから明日やろう・・・」とか「また今度でいいか」と色んな理由をつけては先延ばしにするのが得意なので、このセリフには「あいたたた(>_<)」と釘を刺された思いでした。 奴隷解放で有名なアメリカのマーティン・ルーサキング牧師はこんな言葉を残しています。 「もし、明日世界が終わることを知っていても、それでも私は今日木を植えるでしょう。」 今、自分に出来ることを、ただ行う。 それはとてもシンプルですが、とても難しく、またとても意味のある事です。 みなさんも、取り組もうと思っているんだけど先延ばしにしていること。 向き合う時期が来ているんだけど、もう少し後で・・・。としている事は何かないでしすか? もしあるのなら・・・今日、たった5分でもかまいません。 まずそこの事に取り組もうとするところからはじめてみませんか? その5分で明日は変化し、またその5分ずつの継続で未来は必ず変化します。 ・・・そういう私も実はこの原稿の〆切が過ぎておりまして・・・(恥) 「今」取り組むことから始めてみたしだいです。 あなたの「明日やろう」はなんですか?

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛、対人関係、自己啓発、ヴィジョン、ビジネス心理を得意とし、”少しでも楽に・簡単に・シンプルに”をモットーに、分かりやすい心理分析と日常的に無理なく取り組める提案を行っている。 その人本来の輝きや、問題の先にあるヴィジョン(幸せな未来や才能)を引き出すカウンセリングが好評である。