心の仕組み~あたまでわかっているのにできない時~

こうしたほうがいいのになーって思っているのに上手くできないことってありませんか?

それには理由があるんです。

この心理学講座の記念すべき第一回の講座では、意識・潜在意識・無意識に
ついて講座をさせていただきました。
今回第122回目にして、その続きの講座となります。

あまりにも前なのでどんあ内容か覚えていない方の為にさらっと
意識・潜在意識・無意識について復習させていただきますね。

詳しくは、心理学講座のレクチャー
こころのしくみ~意識・潜在意識・無意識~をご参照ください。

●意識●

”意識”は僕たちが、考えたり、今、気がついている部分を意識といいます。
みなさんが、この説明をよんで 「ほ~なるほど~」 と思われたらそれは、
意識の層で思われたというわけです。

意識の層は理論・思考・論理的な部分と考えていただけばいいと思います。

●潜在意識●

”潜在意識”というのは、簡単にいってしまえば、普段は意識していないけど
努力したら意識できる、何かの拍子やアクシデントなどで意識に浮かびあがっ
てくる心の領域です。

抑圧された感情、感覚、記憶、願望などこの潜在意識層にはたくさんあります。

例えば、こんなお話を小耳にはさんだことはありませんか?

女性数人が集まってお友達どうして話しているとこんな会話が聞こえてくるん
です。

「結婚して幸せになりたいわー」
「でも、結婚してしまったっら、可愛いお洋服も好きに買えなくなっちゃうし、
旅行とかもいけなくなっちゃうから、今のうちに香港にショッピングツアー
に行っておかない?」

こんなような会話よく聞きますよね。
でも、よく考えると変だと思いません?

結婚して幸せになりたいと言っているはずなのに、話している内容って結婚した
ら自由がなくなるような感じのことを話してませんか?
これは潜在意識では結婚すると不自由になるという感覚があるからなのです。

しかし、普段はこの感覚があるというのは気付いてませんので、
結婚したら不自由になるなんて自分が思っているなんてわからないことが、
ほとんどなんです。

●無意識●

”無意識”は抑圧されて意識しようとしても意識できない心の領域です。
ここには忘れてしまいたい記憶や感情などが押し込まれているので意識しよう
としても思い出せないのです。

潜在意識や・無意識は意識(理論・思考・論理)と違い感情や感覚の世界で
構成されています。

この人いい人なんだけど・・・と頭ではわかっているのに、生理的に受け付け
られないということはありませんか?
無意識的にその手のタイプを避けてしまう感覚を持っているのかもしれません。
これは理屈というより、無意識の感覚的な問題がじゃましてその人を受け入れ
られないのかもしれません。

● あたまでわかっているけどできない時のしくみ

意識といういうのは、心全体の何パーセントくらい占めていると思いますか?
1番 80パーセント
2番 50パーセント
3番 30パーセント
4番 9パーセント
5番 3パーセント
さて5択のうちどれでしょうか?

答えは5番

この意識の層は全体の3%~4%と言われています。
つまりあとの96%~97%は潜在意識・無意識になります。

例えば先ほどの「結婚して幸せになりたいわ」と言っている女性を例にとって
考えてみると4%意識が結婚したいと思っていても残りの96%の潜在意識・
無意識のうちの1割でも、なんらかの理由で結婚したくないと思う理由があっ
たとしたら・・・
(束縛される、自由がない、両親をみて結婚ってろくでもないと思っている、
男の人に失望した経験、男の人に傷けられた経験等)

96%の一割でも9.6%ですから、
比率でいうと 4対9.6。圧倒的に潜在意識・無意識の力が大きくなって
「結婚したい」という思いにブレーキをかけてしまいます。

すると潜在意識・無意識の力のほうが勝ってしまいます。

(下に図を掲載してますので参照にしてみてください!)

そうすると、結婚したいと思っているにも関わらず、結婚できない現状や、
彼氏ができないという現実を作ってしまいます。

本人的には潜在意識や無意識で「結婚したくない」と思っているなんて
夢にも思わないですから、なぜ結婚できないのか?彼氏ができないのかは
わかりません。

でも、本当は本人が「結婚したくない」と望んでいたので、
そういう現実を作ってしまっていたんですね。

これが頭でわかってても気持ちがついてこない、頭でわかっててもできない
ということを作り出します。

みなさんもありませんか?
親に優しくしたいと思っているのにできない、
恋人を信用したいと思っているのにできないってこと?

●じゃあ、どうすればいいのか?

頭でわかっていてもできない時ってどうすればいいんでしょうか?
意識上でこうしたいと思って前に進もうとしている力に、潜在意識や、無意識
のブレーキがかかっているわけですからこのブレーキをはずしてあげる必要が
ありますね。

それには、まず、なにが原因でブレーキになっているのか知る必要があります。
まずは、ブレーキの正体を発見しましょう。

こう考えてみるとブレーキの正体って見えてきやすいかもしれません。

「もし、私が今の状況を望んでいたとしたらなんでだろう?」って考えてみると
ブレーキを見つけきっかけになるかもしれません。

例えば、
あなたが彼氏が欲しいと思っているのにもかかわらず彼氏ができないとしたら、
「もし私が彼氏がいらないと思っていたらなんでだろう?」

すると、心のどこかで、
『男ってめんどくさいわ』
『男性と関わってもう傷つきたくない、だって前の彼の時・・・』
『男って信用できないだってお父さんは・・・』
『結婚って苦労しそうよね。』
そんな答えが潜在意識に眠っているのかもしれません。

もし、その答えに思い込みや、誤解があれば書き換えがいるかもしれません。
『男ってめんどくさいわ』→『男と付き合うと幸せな気分になれるわ』
『男って信用できない』→『そんな人ばかりじゃないはずお父さんと彼は違う』

書き換えがしにくいものは、心の傷や痛みが伴なっているのかもしれません。
その場合、その傷や痛みを癒していくことで書き換えていくことができます。

一人でブレーキを見つけて、書き換えや、癒しを行うのは少々難しいことかも
しれません。
その場合はカウンセリングセラピーを利用してみてください。

潜在意識や無意識に隠れているブレーキになっているものを見つけていくこと
や、見つけたものが今のあなたの現状を邪魔しているようなものなら、
その書き換えにをしていくことにカウンセリング、セラピーは効果的です
カウンセリング、セラピーを一つの書き換えの道具として、癒しの道具として、
使ってみてください。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。