自己嫌悪を手放そう~自己嫌悪を手放すアプローチ~

自己嫌悪をする時、気分は嫌な気持ちになっていきます。

できれば、自己嫌悪はしたくないも のですね。今回は、自己嫌悪を手放してい為のアプローチをご紹介します。

●自己嫌悪とは

自己嫌悪とは、自分で自分を嫌う感情です。

自分を責めたり、卑下したりして、嫌な気分になります。

僕も、自己嫌悪をする時がありますが、
とても嫌な気分になるだけで、この感情は、あまり何かを生み出してくれません。

でも、なぜ自己嫌悪なんて感情が存在するのでしょう?

自分は最悪、最低で、いいじゃないかと受け入れられていたら、自己嫌悪という
感情は存在しないはず。

もっと良くなりたい、成長したい、もっと良いふるまいをしたいという、
前に進もうとする、すてきな気持ちがあるからこそ、それが上手くいかないとき、
葛藤が生まれて自己嫌悪になるのです。

もしくは、『自分はもっと良くふるまうこともできるのに・・・』
というような、良き自分がいることを、心のどこかで知っているからこそ、
それができないときに自分を責めてしまいます。

自己嫌悪をするとき、自分の嫌なところばかりに意識がいくので、
見落としがちになりますが、良い方向に進みたいという気持ちを持っている、
良き自分がいることにも意識を向けてみることは、自己嫌悪を乗り越えていく
プロセス(課程)では大切になってきます。

自己嫌悪を乗り越えるときはそんな自分を認めた上で、
自己嫌悪と向かい合っていきましょう。

●自己嫌悪を手放すアプローチ~完璧でない自分を許す~

もっとよくなりたい、成長したい、もっと良いふるまいをしたいと思う
よい自分がいるからこそ、できない自分を嫌悪してしまうのが自己嫌悪の
メカニズムなわけですから、そのよくなりたいという思いが強ければ強いほど
できないときのギャップは、大きくなってきます。

そのギャップが自己嫌悪パワーの強さになっていきます。

完璧主義的な思いが強いと、理想の良き自分を目指したい思いが強くなるので、
ギャップが大きくなりがちです。

良い自分になりたいと思うことは、たいへん良いことですから、
そう思う心は、大切にしていただきたいなと思います。

でも、もしも今、良い自分になりたいという気持ちが強くて、
心のバランスが崩れ、できない自分を嫌ってるようになっていたとしたら、
一旦、その良い自分になりたいという思いを緩めてみる必要がいります。

“うまくできなくても良いじゃないか”
そんなふうに、完璧にできない自分を許すことに、エネルギーを傾けてみるん
です。

人間ですから、完璧にできないのは当たり前なんですね。

できたらすごいことで、できないことがダメなことではありません。
そんな自分を許せる自分になることに、エネルギーを傾けてみようと思ってみ
てください。

そう思ってみる意志の力は、すごく大切です。

なんども、なんども、そう思ってみる努力がいる場合もありますが、
その努力は、必ず自分を許せる力になっていきます。

難しい時は、誰かのサポートをかりてみてください。
“うまくできなくても良いじゃないか”そう言ってくれる人がいると、
一人で頑張るよりも、楽に前に進めますから。

そして、自分を許せるようになって、今の自分を受け入れられるようになった
ら、そこから、また良い自分になりたいと思ってみるんです。

いたらない自分を許せるマインドと、良い自分になりたいマインド、
二つ揃うと、うまくいくことが多くなります。

●自己嫌悪を手放すアプローチ~誰かを許すアプローチ~

自己嫌悪する時、よく自分と向かい合ってみると、
すべての自分を嫌っているというより、自分の一部を嫌っていることが分かり
ます。

例えば、自分の頑固な部分とか、怒りやすい部分とか、冷たい部分とか、
そんな一部の要素を嫌っていることがほとんどだったりします。

一部の要素とはいえ、自分が持っている要素ですから、
一部嫌うところがあると、自分を嫌ってしまいます。

自分の中に嫌ってしまう要素があるとき、
同じ要素を持つ、他人を受け入れにくなってしまいます。

自分を受け入れられない度合いだけ、
自分と似た要素を持つ他人を受け入れられないのです。

卵が先か、鶏が先かの話になってしまいますが、
他人を受け入れられない度合いだけ、同じ要素を持つ自分に向き合え
ないとも言えます。

例えば、親の頑固さを嫌っていたとします。

「あんな頑固な最低ー」
そう思っているにもかかわらず、自分にも頑固な一面があったとしたら、
それは自己嫌悪になります。

相手の頑固さの要素を嫌ったエネルギーが、自分を嫌うエネルギーとなって
帰ってくるからです。

それは、天に吐いたツバが、自分に返ってくるのと似ているかもしれませんね。

(親子は、どこかしら似てしまうんですよね・・・
ですから、親を嫌った場合は自己嫌悪になりやすかったりします)

相手を理解して、受容して、許していきましょう。
これも難しく感じるときは、誰かのサポートを借りてください。
一人ではできなかった発想がでてきて、相手を深く理解できたり、許しやすく
なったりします。

他人の持つ要素を嫌うエネルギーが、自分を嫌うエネルギーなるわけですから、
その嫌う要素を持つ相手を、許して受け入れることができると、
自己嫌悪のエネルギーが消えていきます。

相手のためではなく、自分を嫌わないために、
嫌っている相手を許すことにエネルギーを傾けてみようと思ってみるんです。

嫌っている相手を許して受け入れられた時、自分も開けられます。

●自己嫌悪を癒すと・・・

自己嫌悪せず、自分を受け入れられるようになることは、素敵なことだと思います。

自分を嫌うことに使っていたエネルギーを、
ほかのことに使えるので、成長することも、物事をうまく進めることも、
スムーズにうまくいくようになります。

なにより自分を好きになれると気持ちがいいです。

自分を好きな人は、人からも好かれます。
たくさんの幸せが、自分のもとにやってきます。
そんなたくさんのいい事を招きます。

カウンセリング(僕の)では、自己嫌悪ができた時の背景を見ていくことが多いです。
自分を嫌ってしまった理由、誰かを嫌ってしまった理由、それなりの訳があり、痛み
があります。

それを自分自身で受け止めていきます。
嫌ってしまった理由に誤解があれば誤解を説いていきます。
その理由や、痛みを誰かに受け止めてもらうことも大切なことだと思います。
そうすることで、心が緩和していき癒されていきます。
そして自分や、他人を許していくことにチャレンジしていきます。

自己嫌悪を手放すことは、価値があることだと思います。
ぜひ、ぜひ、自己嫌悪手放すことに、チャレンジしてみていただきたいなと思います。

この講座が、自己嫌悪を手放すことに、何かしらお役にたてれば幸いです。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。