学校と将来

相談者名
まさゆき
初めまして、相談させていただきます。

私は24歳で大学生をやっております。というのも高校の時に教師とトラブルになりそのまま中退、その後、通信制の高校を卒業し大学に入学したため人より遅れています。大学に入学しても1年の連休明けに学校に行きづらくなり、単位もあまり取れず留年しています。両親は「自分のペースで行けばいい」と言ってくれていますが、親に対して罪悪感や焦り、将来の事を考えてしまうと気持ちが雁字搦めになって動けなくなってしまい、「どうして自分はもっとあの時頑張れなかったのか?」と過去を後悔してばかりです。(悔やんでも仕方ないのは分かってはいるのですがどうしても考えてしまうのです)

かなり頑張れば来年に卒業できるのでそれを目標にしているのですが、それでも学校に行けないときがあり、頑張らなかった自分を責めてしまいます。こうなったのは自業自得、甘えだと分かっていてもキツイところがあります。
また、卒業した後の事が全く見えず不安です。
私より年下、または同い年の人が就職して普通に生活しています。考えれば考えるほど自分のダメさに目がつき嫌悪感を抱いてしまいます。

気分が紛らわせると思い、休日や春休みに気分転換にでかけても「他の人は頑張っているのに遊んでいていいのだろうか?」とか考えてしまい、中々前向きに考えることができません。どうすれば意識改革ができるでしょうか?

乱筆乱文で申し訳ありません。アドバイスお願いします。

カウンセラー
中原謙一
まさゆきさん、初めまして
私は中原謙一と申します。
よろしくお願いいたします。

読ませていただいて、私が感じるのは、まさゆきさんは非常にまじめな性格であると
感じられます。

ただ、今はそのまじめさが、かたくなさや頑固さになってるような感じですね。

人生を振り返って、あのときああしていればよかったなど、後悔することは誰にだっ
てあります。

しかし、大切なのは過去の事象から今があり、それをどう未来に生かすかであって、
まさゆきさんのように、過去の事象を理由に今を嘆き、未来に絶望する形を取る状態
では、まず今以上に幸せになっていくことには、かなり困難になっていくことでしょ
う。

そして、今のまさゆきさんは、「自分を責める」ことを最大の目的に様々な問題を作
り出しているように感じます。

「自分を責める」ことをしていれば、今のまさゆきさんにとってはさまざまなメリッ
トがあるみたいですね。

たとえば、期待に応えなくてよかったり、絶えず自分や誰かのせいにできたりと、現
状でい続けることが「自分を責め続ける」環境を手に入れられ続けるわけです

逆に、「自分を責める」ことをやめてしまったらどうなるでしょう?

結果としては、不安がなくなり、社会にでていくことも、責任を果たそうとすること
もできるようになっていくでしょう
しかし、それがもしまさゆきさんにとって都合が悪い、たとえばやりたくないことで
あったとしたら、現状でい続けた方がまし、と意識ではなく無意識が判断してしまう
可能性があるわけです。

問題点へのアプローチはいくつかあるのですが、今回はあえてシンプルな一点に絞り
ます。

それは、「自分を責めない」ことです。

自分を責めている自分ですら、それも責めない。
それくらい、徹底的に「自分を責めている自分」に向き合い、やめてみようという意
識を持つことです

実際にできなくてもかまいません。
できないことの方が当たり前ですからね。
そして、「やらなきゃ」というのも、自分を責めているときにでる言葉でもあります
それも気がついてください。

気づかなければ、どんなことも変えることはできません。

まず、自分自身の本質に触れてみましょう。
そして、今のありのままの自分を「認識する」ことだけに集中してみましょう。

そこは「いい」も「悪い」もない、ただありのままの自分がいるだけですからね。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました
まだまだ道のりは長いと思いますが、人生はそれ以上に長い道のりです
多少の寄り道を楽しむくらいの気持ちでチャレンジしてみてください。

ありがとうございました。

中原謙一

この記事を書いたカウンセラー

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