男女関係の心理学(4)~仲の良いパートナーシップを続けるコツ~

「仲の良いパートナーシップを続けるコツってあります?」と質問をいただくことがあります。

私のお薦めは、ずばり感謝!
つきあって初期のころは感謝して受け取っていたものが、長くつきあっていると徐々にしてくれてて当たり前となっていくことがあります。
当たり前と思わずに、感謝し続けてみると二人の関係に受け取るものが増えていくでしょう

「仲の良いパートナーシップを続けるコツってあります?」と質問をいただくことがあります。

私のお薦めは、ずばり感謝!

シンプルで、当たり前のようなことなんだけど、以外と難しいものだったりします。

なにが難しいかといいますと、長くつきあっていくと、感謝を忘れてしまいがちになりやすいようです。

例えば、つきあって始めての誕生日にパートナーが早めに仕事を切り上げてくれて、自分の誕生日を祝ってくれたとします。

予約してくれていた、ちょっとおしゃれなレストランなんかで、グラスを傾けながら、「お誕生日おめでとう」と言ってくれるんです。嬉しいですよね。

長年つきあっていくと、それが毎年恒例の年中行事的になってきて、誕生日の日は二人でお祝いするもんだという感じで、当たり前になってくることってあるんですよね。

最初はパートナーが自分の為に時間を作ってくれたのが感激レベルだったのが、時間を作ってくれるのが当たり前になってくると感激が少なくなってくるんです。

このように長年つきあっていくと、当たり前になってくるものが増えてきます。

彼女が始めて料理を作ってくれたときは感激レベルだったのに、結婚して毎日作ってくれるようになると、それが当たり前になってきます。

ご飯作ってくれて当たり前、掃除をしてくれて当たり前、働いてくれて当たり前、病気の時は看病してくれて当たり前、一緒にいてくれて当たり前、連絡くれて当たり前などなど、当たり前が増えていきます。

当たり前が増えてきちゃうと、ついつい感謝を忘れてしまうことがあります。

さて、ここで問題です。あなたがパートナーに何かしてあげたとします。AとBとの反応のうち、あなたはどちらにやりがいを感じるでしょう。

A・「ありがとう嬉しい」と喜んでくれるし、感謝される。
B・してくれて当たり前の顔をされる。

当然Aですよね。
してもらって当たり前になってしまうと、やりがいや、頑張りがいを無くしてしまいます。

この人の為になにかしてあげたいというモチベーションが上がりにくくなってしまいます。

逆に、感謝は、パートナーがしてくれたことを肯定し、受け取るので、パートナーはしたことに関して報われた感じがするでしょうし、やりがいや、頑張りがいを感じます。
またしてあげたいとモチベーションがわいてきます。

当たり前にせずに、常に感謝することを意識してみることが、仲よくいつづける為の私のお薦めのコツです。
当たり前にせずに、受け取ることを意識すると、手に入るものも増えていくと思います。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。