魅力を受け取らないと攻撃される?~コミュニケーションギャップと誤解の心理~

あなたはご自分の魅力を知っていますか?

自分の魅力や価値というものは、生まれてからずっとあなたの中にあるものなのですが、私たちというのは、どうも、魅力というものを怖がる傾向があるようです。
小さい頃に受けた心の傷。つまり、親や先生や友達などから、否定されたり、罰せられたりした経験があると、自分の個性や魅力というものから遠ざかってしまうのです。そして魅力を十分に受け入れずに自分を否定し続けていると、対人関係や恋愛であらぬ誤解が生じ、大変苦労することになります。

自分の魅力を受け取ることは幸せに生きるための最短コースです!
対人関係で何か問題が起こった時は、周りの人たちの反応をヒントに、≪私はまだどんな価値や魅力を受け取っていないのだろう?≫と自分に問いかけてみましょう。
今回は周りから攻撃されて自分を責めてしまった方のリクエストにお答えする形で、対人関係におけるコミュニケーションギャップの原因を幾つか挙げてみました。

◎リクエストを頂きました◎
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子供の頃から「えらそうだ」と言われて傷ついています。
どこがどうエラそうなのかわからなくて、最近では誰かと話すことが苦痛で仕方がありません。

ずっと前、勇気を出して、エラそうだと言ってくれた人に聞いてみました。
ひとりは「そんなに細かく説明しなくても分かるの!私は小学生じゃない!バカにしてる?」と言ってました。
それから気を付けて細かく説明しなくなりました。

それでも、まだ「えらそうだ」と言われます。
どうしてなのかわからなくて泣けてきます。頭を抱えて苦しんでいます。

どうか、辛口のご意見でも構いませんので、
えらそうだと思われなくなるにはどうしたらいいか、教えてください。
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リクエストをありがとうございます。
まったく身に覚えのないことで、責められるというのは、とっても怖くて、辛いことですよね・・。
自然な自分自身に対して、どこかヘンなのかな?と疑ってしまいますし、絶対的に間違ったことをしているような、存在を否定されるような、そんな気持ちになってしまいますよね。

「もう、どんな目に遭ってでも自分を変えていかねば!」と切羽詰まった気持ちになっていらっしゃるのだと思います。
でも、そんなにご自分を責めないでくださいね。そして、その必要もないのですよ。

どうしてこのような、コミュニケーションギャップや誤解が起きたのでしょう?

子供の頃からこのような悲しい目に遭われたのですから、怒りの感情も、深い悲しみもあるかと思いますが、この出来事に、何か大きな意味があるとしたら・・?と仮定してみましょうね。

この出来事は、あなたがまだ知らないあなたの部分(無意識)にヒントが隠されているように感じます。

そして≪あなたの魅力は何なのか?≫ということが大きなヒントになりそうです。

「えらそうだ」と誤解されるケースを幾つか挙げてみますね。

A 誰のことも頼りにしないくらいに、精神的に自立してしまっている場合。
B 相当な完璧主義者であるのに、自分ではそれを認識していない場合。
C 「自分はきっとダメに違いない」という思い込みが根づいてしまっている場合。
D 世話好き・情熱的な気質のため、相手のペースを考えずに与えてしまっている場合。

Aの場合

誰のことも頼りにしないくらいに自立してしまっている場合には、相手の言っていることや訴えてくることを、無視してしまいながら、会話が進んでしまうことがあります。そうなると、相手の人は、無視された!軽視された!と感じてしまうことがあります。
幼いころから、たった一人で、いろいろなことを乗り越えてこられた方に多いケースです。

こちらに全く悪気はないのですが、自己完結してしまっているため、相手の方は話を聞いてもらっている感じがしないのです。

B,Cの場合

ご自身がその雰囲気にふさわしいふるまい方をしていないため、相手から攻撃されるというケースです。

例えば、お金持ちの人が「うちはあまり裕福ではなくてねー」なんて言ったり、
東大合格間違いなしといわれている人が「僕は馬鹿なんだ」と言ったりする場合もそうです。
本人にとっては、イヤミでも何でもなく、さらなる向上心があったりして、そんなふうに悩んでいるわけですが、これでは聞いている周りの人たちの劣等感を刺激してしまいますね。

それから、周りに対して気を遣いすぎたり、奴隷のように言うことをきいていたり、へつらったりする態度もそうです。
この場合は特に≪周りの人が私の価値をどんなふうに見てくれているのか?≫ということに気付かねばなりません。

魅力を自認して、周りの人たちに分かち合ってゆくという、リーダーシップ・権威を受け取っていくことが鍵です。

Dの場合

「与えたい!」「愛したい!」という方。女神さま・親分肌の方に多く見受けられるケースです。

あまりに「与えたい!」という想いが強いためか、相手の人のことを、無意識にですが、子供扱いしてしまいます。
相手の人たちは、あなたが発する雰囲気から、なんとなく上から目線、母親・父親目線を感じてしまうのかもしれません。

この場合には、≪女神さまのような自分≫≪親分肌である自分≫をちゃんと自己承認することで、相手の人たちの戸惑いがなくなり、コミュニケーションがうまくいくようになります。
権威や魅力を本人が受け入れて、それらしい与え方や振る舞いに変えることで、感謝されたり、慕われたりするようになります。

日本は協調性を重んじるので「出る杭は打たれる」という格言がありますが、
『出すぎた杭はカリスマになる』という言葉もあるんですよ。(格言じゃありませんけど)

いずれのケースも、あなたが悪いとか、間違っているというわけではないのです。
共通しているのは、あなたが自分の価値をもっともっと受け取ることが必要とされているのですよ、ということです。

ご自身をまるで有害なもののように感じてしまうことがあるかもしれませんが、それはあなたには、人並み外れた影響力があるということかもしれません。
その影響力をあなたがどう扱っていくか?ということに意識を置いてみましょう。

私は、ご依頼者は子供時代に罪悪感を持ってしまい、ご自身のパワーの使い方が分からなくなって、自分自身から引き籠ってしまったように感じました。

どうか出てきてくださいね。そして自由になりましょう。
とっても怖いと思いますが、私たちが全力でサポートします。

“あなた自身になる”こと。
あなたの魅力が開花することは、みんなにとって最高の贈り物になることでしょう。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

多田 陽香

対人関係、恋愛、個性、才能、感情の問題など、様々なお悩みに対応するベテランカウンセラー。 深い意識を熟知し、問題を根本解決へと導く。 世界各国で長年にわたり精神世界を学ぶ一方、大手芸能事務所の番組制作協力をワンクール担当する等、豊かな感受性を生かしてカウンセリング生活を楽しんでいる。