不満を言う自分とさよならする心理学(2)~依存的なモードからの脱出~

依存心が強くなりニーディーであるときは不満を感じやすくなります。

そこから脱出する為のコツのひとつとして“理解”と〝感謝”があるかと思います。
依存的になている時は、自分のニーズを中心にものごとを見ていることを理解することや、相手の都合や状態を理解しようと意識を傾けていくことを心がけてみたり、相手なりに与えてくれていることを感謝することにチャレンジしていくと脱出していきやすくなります。

●依存的なモードからの脱出

依存的になっているときは、ああしてほしい、こうして欲しいとニーディーになり、そのとおりにしてくれることが自分を大切にしてくれているように感じがちになるようです。

依存心が強くニーディーになっている時は、自分の望む形で相手に与えてほしいと思います。

それが愛してる証拠だし、大切にしている証拠のように感じがちになります。

しかし欲求を満たしてくれことが必ずしも大切にしてくれてるとは限りませんよね?

例えば、彼氏(彼女)に「休みの日は全部デートのために使ってほしい。メールもこまめにして欲しい」と強く思っていたとします。

でも、そのとおりしてくれないからといって愛していないとは限りませんよね?

彼氏(彼女)なりに愛してるんだけど、忙しかったり、疲れていたりしてその通りにはできないかもしれません。

しかしニーディーになっている時は相手の都合や状態よりも、自分のニーズをみているので、そのことに気付かないんですね。

そして不満が募りがちになりやすくなります。

依存心からの不満感から脱出していくコツのひとつとして“理解”と〝感謝”があるかと思います。

自分が依存的になっていることや、自分のニーズを中心にものごとを見ていることを理解することや、相手の都合や状態を理解しようと意識を傾けていくことを心がけてみるんですね。
自分のニーズを満たしてくれないからといって必ずしも愛してくれていない、大切にしてくれていないとは限らないという視点を持ってみるのも大切です。

そうやって理解の目を持つことができると、自分の望む形以外でも愛を受け取れる心の準備ができてきます。

その心の準備ができてくると次は感謝することにチャレンジしてみるんです。

感謝をするということは、相手なりの愛し方や、好意や、努力などを認めて、それを受け取ることをしていきますよね?

自分の望む形で与えてくれてはいないけど、相手なりの愛し方や、好意や、努力などを理解して認めていくのに感謝は良い方法なんですね。
そして感謝して相手なりの愛や、好意や、努力を受け取れると心に何かが入ってきます。

また、依存的になっている時は与えることを学ぼうと意識することも良いことかと思います。
自分なりに相手を満たしてあげようとチャレンジしてみるんですね。
すると喜んでくれることもあれば、自分なりに良かれと思ってやったことが不評だったり、思ったより反応がよくなかったりなどの経験もします。

そのような経験をすることで『相手もこんな気持ちでしてくれてたのかもしれないな』と体感的に学べるし、そう実感できると相手なりに愛してくれていたことをまた一つ深いレベルで受け取れるようになるんですね。

>>>『不満を言う自分とさよならする心理学(3)~今あるものを目をむける~』につづく

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。