被害者感覚から脱出(1)~この感情を感じているのは誰かのせい~

被害者のポジションではメリットを得れるように見える部分もあるのですが、被害者のポジションでいるかぎり傷ついた気持ち、嫌な気持ちをを感じ続けなければいけません。

傷ついた気持ち、嫌な気持ちを感じることが多い被害者のポジションになりやすい物事の受け止め方はありませんか?
もしあれば傷ついた気持ち、嫌な気持ちを感じることを減らしていくために被害者のポジションになりにくい物事の受け止め方をしていくことに意欲を持ってみる時なのかもしれません。この感情を感じてるのは◯◯さんのせいだ!と自分が感じている感情の原因を外に起因させる視点である時に私たちは被害者感覚がしてしまいます。こういう時は原因を外ではなく内に起因させる視点を持つ時なんですね。

●この感情を感じているのは誰かのせい

感情とはどこからやってくるのでしょうか?

『怒れ』『面白いと感じろ』と人がボタンをおしていて感じているわけではありませんね。
宇宙から電波がきて怒っているわけでも、国家機関があなたの感情を操作してあなたが笑っているわけでもありません。

感情は自分の外からやってくるわけではありませんね。
感情は自分の中からでてくるものです。

しかし、時折、自分の中からでてきているのをまるっきり忘れてしまい、この感情になったのは外の何か(誰か)のせいだと思ってしまうことがあります。

「こんな気持ちになっているのは、あの人のせいだ!」という感じです。

確かに外の何か(誰か)が関与しているというのはあるのですが、まるっきり外の何か(誰か)のせいにしてしまうとその気持ちから抜けにくくなります。
つまり被害者感覚を感じ、その感覚から抜け出にくくなってしまうんですね。

また、確かに外の何か(誰か)が関与しているというのはあるのですが、そう感じることが多い傾向が多いようでしたら被害者のポジションになりやすい物事の受け止め方の傾向があるのかもしれません。

被害者のポジションではメリットを得れるように見える部分もあります。
・被害者のポジションを使うと相手を攻撃できそう。
・被害者になることで相手は加害者と主張できる。
・私が悪いと感じなくていい。
・同情を得れるような感じがある。
・被害者の立場を使って状況をコントロールできそうな感じがある。
(「こんなに傷ついたのはあなたのせいよ、この気持ちがなんとかなるようになんとかしてよ」という感じ)

メリットがあるように見えるのですが、被害者のポジションにたって相手を攻撃してみたところ、相手には反省した態度は見られず逆に攻撃されてもっと傷ついてしまったり、被害者の立場になることで離れていっている彼の気持ちをもっと自分に向けようと「こんなに私が傷ついたのはあなたのせいよ!なんとかしてよ」と言ったところ彼の気持ちが前よりも離れていっきもっと傷ついてしまった、などなど上手いこといかずに、よけいに傷ついたりすることも多々あったりします。

そして被害者のポジションでいるかぎり傷ついた気持ち、嫌な気持ちをを感じ続けなければいけません。これはしんどいです。

被害者のポジションでいることで傷ついた気持ちを感じることが多くなったり、嫌な気持ちに振り回される時は、傷ついた気持ちを減らしていく為に、嫌な気持に振り回されることを無くしていく為に、被害者のポジションを手放そうとういう視点を持つときなのかもしれません。

それにはこの感情を感じているのは誰かのせいだという見方を手放していくことが、被害者ポジションや被害者感覚から脱出していく鍵となっていきます。

次は被害者のポジションを手放すための物の見方についての話です。

>>>『被害者感覚から脱出(2)~感情や、行動の決定権を取り戻す!~』へ続く

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。