結婚前に話し合って起きたいこと~性格の不一致・価値観の違い~

離婚原因の第一位である性格の不一致。育った環境が違うのだから避けられないその違いを受け入れるため、お互いを尊重する、ということを学びます。

結婚生活の中で大切にしたいことをまずはリストアップし、その上位3つを選んで、お互いに尊重し合うワークを紹介します。この話し合いはまだ愛情が熱い時期から取り組むと習慣化され、結婚後も何か問題があったときに向き合えるようになりますね。

性格の不一致・価値観の違い

離婚原因の圧倒的1位であるこの問題を事前に解決するためにできることは「話し合い」ももちろん大切ですが、相手をどれくらい尊重できるか、も大切なテーマです。

例えば、男性は一人で過ごす時間を欲する人がたくさんいます。一方、女性はおしゃべりの時間を必要とします。それらのニーズは一致しません。だとしたら、「今は一人で過ごす時間、今は2人でおしゃべりに興じる時間」を設定する必要があります。

でも、ちゃんとお互いにそれが大切だということを知らないと、「テレビをボーっと見て返事をしない夫」に対して、妻は「全然家族を大事にしてくれない」と不満を抱えるのみになりますし、一方、「ねえ、聞いてくれる?」とその日にあったことを報告してくる妻に対して、夫は「その話、何の意味があるんだよ」とやはり不満を抱えることになります。

結婚する方をカウンセリングする時に、こんな質問・課題を出すことが多いんですね。

(1)結婚した後にあなたが大切にしたいことってどんなことですか?
(できるだけ具体的に、いくつでも)

(例)
・夫婦で話し合いをする時間を1日1回は持つこと
・本を読んだり、DVDを見たり、一人で過ごす時間を持つこと
・趣味の釣りの時間を週に1日は持つこと
・月に1回は夫婦で外食すること
・年に1回は夫婦で旅行すること
・おはようの挨拶はちゃんとすること
・「愛してる」の言葉をハグを毎日欠かさないこと
・○○○
・○○○、等々

(2)そのうち、これは絶対譲れない!大事だ!と思うものを3つ選んでください。

(例)
・一人の時間
・趣味の時間
・夫婦で話し合いをする時間

この3つについて夫婦で話し合い、お互いにその部分を尊重する努力をします。
例えば、「一人の時間ってたとえばどれくらい?ずっとだったら寂しいから30分とか1時間とかにしてほしいな」みたいに素直な気持ちを伝えます。
「やっぱり一日のできごとをボーっと回想したり、一人になって自由に振舞える時間が欲しいだよね」
そこでは「相手を否定するのではなく、尊重する気持ち」を忘れずに持ってください。

「日によって気分は違うけど、長くても1時間にするよ。もちろん、その代わりというとなんだけど、ちゃんと話をする時間を作るから」

みたいに答えられたらいいですね。この話し合い自体が信頼関係の構築になります。

その上で、どんな夫婦を作りたいか?という意見も聞いていきます。

(3)どんな夫婦になりたいですか?夫婦になってしたいことってどんなことですか?

(例)
・隠し事が無く、それぞれがオープンに話し合いができる夫婦
・記念日をきちんと祝いたい
・お互いの家族を大切にしたい
・仕事と家庭のバランスをうまく取れる夫婦でいたい
・二人で過ごす時間をきちんと作れる
・休日は必ず二人で過ごす時間を作る
・○○
・○○等

(1)とかぶっても構いませんが、結婚した後に二人でしたいことを明確にしておけば、お互いが方向性を見失った時の解決のヒントが得られます。
もちろん、これからはきちんと冷蔵庫にでも張っておいて、お互いにちょくちょくチェックして修正する癖ができると、またつながりが作れます。

そうして、話し合いをする空気、尊重する空気を二人の間に作っていくことができれば、価値観の違いについても理解しようと話し合える雰囲気ができます。

もちろん、こうしたワーク的なアプローチだけでなく、相手の価値観に疑問を感じたときは、はっきりとそれを口に出して話し合いをする姿勢は大切です。
しかし、その時に正しさの争いにならないように注意が必要ですね。
あくまで相手を尊重する態度をきちんと持っておきたいです。

そのために結婚前からこうした話し合いを重ねておくことは性格の不一致を受け入れ、乗り越える大切なアプローチだと思います。

「鉄は熱いうちに打て」とあるように、二人の思いが熱いうちにぜひ話し合いと尊重する習慣を付けておきたいところです。

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