イベントで愛と感謝をプレゼント! ~奥さん誕生日秘話より~

いよいよクリスマスが近づいてきましたね!
色とりどりの美しいイルミネーションが、街や住宅街でキラキラと輝いていて、
見ているだけでも自然とワクワクしてきます。
クリスマスに限らず、一年のうち何か一つはイベントってありますよね。
誕生日、バレンタイン、結婚記念日、○婚式、etc・・・。
私たち夫婦の場合、二人がお付き合いした最初のころには、
つきあって○ヶ月記念、○年○ヶ月記念というものを作ってました。
今でも、時々そう言えば今日だよね~ってプチイベントになったりします。
そんな風にマイ記念日を作ってみると、日常に楽しみができますね。
記念日ということで、私ごとですが、奥さんの誕生日の話を。
「ねぇ、その日はどうするの~(^^)」
と奥さんから満面の笑みで聞かれていましたが、
私はといえば、なかなか誕生日プランを作り出せずにいました。
前々年は、私たちの好きな雰囲気のお店に、お祝いのことは内緒で連れてきて、
私とスタッフで、サプライズケーキとハッピーバースディを歌いました。
そのときの、ものすごくびっくりした奥さんの顔は、今でもハッキリと思い出せます。
昨年は、日にちがズレたものの、それでもお祝いOKだということを知り、
同じお店で再び、サプライズとしてみんなでハッピーバースディを歌いました。
さらにそのとき答えたアンケートで、来日アーティストのライブのチケットが、
ペアで当たってしまいました。
そういう事が続いたので、さて今回はどうしよう・・・
と自分でハードルをあげてしまい、あれこれと考えすぎていたようです。
そんな私に、奥さんから王道デート企画が出ました。
それは、
「観覧車に乗りたい!!」
おおっ。確かに何度か近くで見る事はあっても、実際に乗ったことはありませんでした。
じゃあそれを可能にするプランを・・・と場所を探し始めました。
見つけたのは、関西では最近何かと話題のWTCビルのお店。
美しい夜景を見ながら食事ができる、という評判で、
しかも、誕生日のお客さんにはケーキまで出してくれるとのこと。
誕生日当日になり、仕事を終えてから、奥さんを乗せて現地へドライブ。
夕暮れの街並みを見ながら走るのは、ちょっと得した気分でした。
お店に着き、案内された席に座ると、窓から見える夜景の素晴らしさに、二人してウットリです。
大阪のベイエリアを一望でき、神戸方面にまで延びる長い光の列にカラフルなネオン。
後で乗る世界最大級という観覧車も、下の方に小さく輝いています。
食事もおいしく、ムードも満点。もうここまでくると、
「これは君のために用意したんだよ」なんてクサい言葉も、
ロマンスモードでさらりと言えたりします(笑)
サプライズケーキは、私の怪しい態度であっさりバレましたが、それでも奥さんは大喜び。
そして夜景を惜しみつつ、次の観覧車にダッシュで行きました。
最終時間が迫っていたましたが、何とか間に合いました。
すでに何人か並んでいて、段々近づいてきたあのシースルーに乗るの?と思っていたら、
それは、前もってずっと待っていたカップルが乗って、
私たちは、通常のキャビンに乗りました。
私にとっては久々の観覧車ですが、もういつか分からないくらい前に乗っただけでした。
外を見ると闇夜に吸い込まれる景色。そして大きな観覧車だけに、動きがまたゆっくり・・・。
思った以上にビビッてしまい、気づけば背中も手のひらも汗びっしょり。
そして私は固まりました。
最初シースルーでないのは残念かな?って思いましたが、
今はあのカップルに感謝したい心境で、高まってくる恐怖のやり場を考えました。
予定では、目の前に広がる夜景に目を奪われるのでしょうが、
どれだけそう意識を向けようとしても、さっきまで見ていたのと同じ景色では・・・
結局気持ちのやり場を見つける事さえできないまま、
観覧車が一周するまで、恐怖の時間を過ごす事となってしまいました。
ふと隣の奥さんを見ると、夢が全部叶い、鼻息も荒く超ハイテンション!
この二人の温度差の違いに、二重に落胆していた私ですが、
地上に戻り、私の異変に気づいた奥さんの介抱のおかげでなんとか元気になり、
ベイエリアの美しい夜景ドライブを楽しみながら帰りました。
こうして、いろんな意味で刺激的な面もありましたが、
いつもと違う楽しみができるのは、やっぱり記念日ならではですね。
特別な記念日にこそ、パートナーに日頃できない事をしてみたり、
照れくさくて言えなかった事を、あえて言ってみてはいかがでしょうか?
こんな日は、お互いに自分の気持ちに素直になりやすいので、
愛情を与えたり受け取ったり、ということがしやすかったりします。
恥ずかしいから、という人は、手紙やカードに書いてみてもいいですね。
もうすぐクリスマス。
この一大イベントに乗って、あなたはパートナーに何をしたいですか?
言葉でも食事でもプレゼントでも、たとえそれがどんなに小さなことでも、
そのことが二人の絆を深め、お互いの愛情を確かめ合うことになるでしょう。
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

奥さん大好きの仲良し夫婦のカウンセラー。年々親密さが増し、パートナーシップを進化させている。 育った環境から1人ぼっちも平気だが、垣根が低いフレンドリーさもある。 繊細さや直感力を言語化できるともお客様から評判である。様々な経験に基づいたカウンセリングは、実践向けとも言われている。