◇母と子の微妙な関係

うちの子らも成長し、今では下のような構成となりました。
長女あゆみ:小学3年生
次女こよみ:小学1年生
三女のぞみ:弱冠2歳
次女こよみは、以前僕がいろいろ面白いことを暴露したため、今で
はすっかり有名人です。
ですが、さすがにもう小学1年生、自分の
話すことを考えるようになったのか、以前のような変わったことも
だんだん言わなくなってきました。
相変わらず僕に、
「プラモ買い過ぎ。。。あんたそれでもお父さんですか。。。?」
とクールに突っ込んでくれるあたりは変わらないですけどね。
この3人娘どもと僕たち夫婦の人間関係も、もう、すっかり複雑に
なってきています。
一度、相互関係を図に書いてみたいぐらいですが、さすがの僕もそ
こまでひまではありませんから、やりません。
お父さんやお母さんから(つまり僕たち夫婦から)の怒られ方もい
ろいろです。
おもに3人娘がどんなことで怒られているのかというと、
長女あゆみ:さっさと宿題をしてしまえ
      明日の時間割をあわせろ
次女こよみ:ののと張り合うな
      ご飯を食べてる最中に寝転ぶな
      早く寝ろ(朝、たたき起こさないと起きない)
三女のぞみ:こよのものを取り上げるな、
      テレビのまん前に仁王立ちするな
      (一度立ち塞がると動かない)
三女については、まだまだわけがわかっていませんから、いくら怒
っても無効です。
ですが、上二人が下にやきもちを焼かないよう、悪いことをしたら、
無効と解っていても怒る必要があります。
ののは怒られると、こんな顔(´〜`)になるので、かわいそうな
んですが。。。
でも、上二人は大きくなってきたせいもあるのか、ちょっと言われ
たぐらいではもう、動きません。
ですから、うちの奥さんの怒鳴り声も、ここ半年ぐらいでずいぶん
ヒートアップしました。
最初は、
「ご飯だからテーブルの上を片付けて〜」
って感じで、和やかなんです。
でも、今では1回2回言われたぐらいじゃ、テレビアニメの方が娘
どもにとっては大事にきまっていますから、
「早く片付けろっていってるだろぉっっっ!!もう、テレビ見せな
いぞぉぅ!!!!」
と、なるわけです。
特に次女はいっつも怒られるとすねまくります。
「もう、うちをでていくっ!!」
てな具合に。
そうすると、うちの奥さんもさらにヒートアップし、
「勝手に出て行けぇぇぇぇっ!!」
となっていき、長女に、
「こよ、出て行ったらいやぁぁぁぁぁっ!!!」
と泣いて止められるんですが、次女は
「もう、はなしてぇ!!!」
と、長女の腕を引っかきまくるという状態になります。
たかだか、テーブルの上を片付けるか片付けないかの話で、なんだ
かもう、修羅場になりまくっているのを見て、
「なんで、そこまで行く?」
と僕は不思議でしょうがないわけです。
(しかし、次女が一度として出て行ったことはありません。)
そんな次女を、
「おかあちゃんはね、別にこよが憎くて怒ってるんと違うねんで。
 テーブルの上を片付けな、ご飯食べられへんやろ?」
とやさしく諭すのもまあ、一苦労です。
このとき、気づくのは、次女は、
「もうテレビを見せない」
という部分しか聞いていなかったというところです。
これ様子を観察していて、僕たち親の方は、特に子供らが憎いわけ
でもなく、また、怒りたいわけでも決してないわけです。
テーブルの上がおもちゃだらけで、ご飯を食べれる状態じゃないから
奥さんは、「ちゃんと片付けなさい」と言ってるだけのところを、
いつまでたっても片付けようとしない子供らにいいかげん、いらい
らしてるだけなんですね。
が、子供にとっては、
「なんでこんなに怒るんだろう?」とか、
「おかあちゃんもおとうちゃんも、私が嫌いなんだ」
というようなところに入っていくことがあるようです。
だから、「出て行く」騒ぎまで発展していくわけですねぇ。
「嫌いなんだ」と疑ってしまいたくなる気持ちもわかります。
実際、こっちも口調が厳しくなってますから。
で、奥さんにインタビューしてみると、
奥さん:「だって、何回言っても知らん顔なんだもの」
僕:「ウェンディのお母さんのように、やさしく言い聞かせて見る
   というのは?」
奥さん:「だって、やさしくしたら、余計に動かないんだもの」
僕:「でも、修羅場やし。。。」
奥さん:「こよはいっつもあんな憎まれ口ばっかり利くやつなの。
     だからね、好きにさせるの。怒りが収まらないみたいだ
     から。そうするとね、そのうち、私のところに抱きつい
     てくるから。
     こよにはこよの主張があるみたいだからあれでいいのよ」
僕:「あら? 意外に冷静なんや?」
奥さん:「あたりまえじゃん!!」
ということでした。
う〜ん、要するに、喧嘩するほど仲がいい、ということなんだろう
か?と僕は思うわけですが、まあ、あの修羅場をそんな冷静な目で
見れるうちの奥さんを、結構尊敬したりします。
しかし、長女がビデオでウェンディのお母さんを見て、しみじみと、
「ウェンディのお母さんってやさしいなぁ・・・」
と言ってるのを聞いてると、
やっぱり、奥さんのヒートアップした姿は、子供にとっては見るに
耐えないみたいです。
人の成長プロセスを見ると、このあたりに、愛されているか、そう
でないか、という誤解が生じていくのかも知れない、と感じますが、
もしそうであったとしたら、誤解の仕方があまりに些細です。
本当にこんな単純な誤解から始まっているんだとしたら、親子関係
で癒される、というのは、もっと簡単で、単純なプロセスで進める
こともできるかもしれないとも思います。
このあたりの母と子の微妙な関係は、更なる研究と観察を続けてみ
たいと思います。
(←他人事なのか?おまえ!?)
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