◇変化について

私事ですが、この10月に引っ越しをしました。
まあ引っ越しするまでの1ヶ月間、いろんなことがありました。
「引っ越ししよう!」と決めてから実際に引っ越しするまでの間がわずか1
ヶ月半足らず。
普通であれば、もう少し時間をかけてするものなのでしょうが、私自身、こ
の短期間で引っ越しできたことを驚いてもいます。
私が引っ越しする時のいつものパターンがあるのですが、いつも突然決めて
しまうんです。
今回もそうですし、前回の引っ越しもそうだったのですが、「○月×日まで
に引っ越す!」という期限を切ってから、家探しを始めるんです。
ですので、毎回毎回どたばたになりますね。
引っ越し直前の1週間は1日3時間睡眠時間が確保できればいいほうでしたし、
また引っ越しにあわせてコラムの締め切りが3本も来るし。
今回も、とにかくほとんどモノを減らして引っ越ししたのですが、逆に減ら
しすぎて、本来あるべきものがなかったりしています。
実際に使う時にならないと気がつかないようなものがたくさんあって、たと
えばシャンプーがなかったり、食器用洗剤がなかったり、どこにでも売って
いるものがなくて、そのかわり畳用洗剤やパソコン雑誌など、あれだけ捨て
たのに使わないものが入っていたりして、混乱の跡が窺えるわけです。
今回の引っ越しでは、本当にいろんなことが変化しました。
もちろん、初めての東京生活でもありますし、こんなににぎやかなところに
住むのも初めてです。
人間関係や生活習慣も今までと全く違います。
ここでふと、あることを感じたんです。
今回の引っ越しは、結果として「自分に変化が起きる」引っ越しになりまし
た。
ある程度予想はしていたのですが、ここまで変わるとは思っていませんでし
たからね。
最初は「変化を起こす」感覚だったんです。
それがいつの間にか「変化が起きる」感覚に変わっているんですよね。
そこで、この「変化を起こす」と「変化が起きる」。
どう違いがあるのでしょう?
変化を起こすというのは、自分が予想した範囲内での変化を現すのではない
かと私は感じます。
たとえば、日常的であれば髪形を変えるとか、ピアスをあけるとか、パソコ
ンや携帯を変えるとか、部屋の模様替えをするとか。
完全ではないにしろ、自分の予想した範囲を越えることはあまりありません
し、そうすることで自分の何かが変わると期待している部分もある感じがし
ます。
一方、変化が起きるというのは、先程とは違い予測できない変化がやって来
ることでしょうね。
たとえば、髪形を変えにいったら丸坊主にされた。
これはびっくりしますよね。
この二つを比べた時に「変化を起こす」というのは、心のどこかでコントロ
ールされているのでしょうね。
そして「変化が起きる」というのは、コントロールできない状態になります
から、たくさんの恐れを感じるでしょう。
ただ、ここでもう少し掘り下げてみたんです。
一般的にですが、通常未来を予想する時って、だいたい最悪の結果から予想
しませんか?
こんなことになったらどうしよう、あんなことになったらどうしよう、そう
思うことによって、自分が期待を持たないようにして、結果として期待外れ
にならないように、つまりがっかりしないように最悪の結果を予想しておく。
そして、最悪の結果にならなければ安心できるわけなんですよね。
そうすると、ここで予測していない部分は、期待していない限り、最高の結
果は予想していないわけですよ。
そうすると、予想していないことはコントロール不能なところですから、ど
んなにいいことであっても怖いわけです。
変な話ですよね。
最悪の結果より、最高の結果の方がいいのは誰でもそう思うわけですが、こ
の考え方だと、最高の結果が来たほうが怖さを感じるわけです。
でも、意外と皆さんもそうではないでしょうか?
もし、皆さんが「変化が起きる」状況に遭遇したのであれば、怖いと感じる
ほど想像していないいいことが近づいてきているのかもしれませんよ。
その状態になったら、コントロールするのをやめて、流れに身を任せてみた
ら、意外な結末になるかもしれませんね。
皆さんがこれを読む頃には、家の中はほとんど片づいて日常の生活を取り戻
していることでしょう。
というか、そうあって欲しいと心から願っています。

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