●妊婦体験記

お久しぶりです♪
せっかく貴重な体験をしている最中なので、記しておきたくなって久々にコラムを書いてみました。
私達夫婦にとって、この妊娠は待ちに待ったものでした。
「赤ちゃんが欲しい・・・。」
そう思い出してから丸々2年間のチャレンジの末でした。
毎月体温計と睨めっこしながら、ガッカリし続けるというのが続いていたんです。
2年も経つと、そろそろ不妊かどうかの検査とか受けに行かないとダメなのかなぁ・・。などと夫婦共々思い始めた頃でした。
「私は妊娠できないんだろうか?」
そんな不安が続きすぎて疲れて、しばらく子供の事は諦めて子供がいないからこそ楽しめることを探そう・・。と諦めモードに突入した途端の妊娠だったんです!
まさしく心理学で言うところの[執着を手放した]心境だったんだと思います。
物事って何でもそんなものなのかもしれません。(苦笑)
妊娠検査薬で陽性反応が出たときはうれしすぎて、陽性ということをなかなか信じられなかったくらいでした。
本当にうれしくて、もったいなくて(!?)その陽性反応がでた妊娠検査薬をなかなか捨てられませんでした。
そして病院の診察も受けて晴れて妊婦になることができたんですが・・・。
今度は別の不安が・・・。
生理痛のような下腹部痛が、妊娠が分かってからずっとあったんです。
でもこれは妊娠によるものかもしれないと思ってみたり、友人に聞いてみたり、本で調べてみたりしたんですが、何か一抹の不安が拭いきれないんです。
本能が「これは正常じゃない!」と言っているような感じです。
案の定、お医者さんに聞くと「普通そんな痛みはない」との事。
でもまだ妊娠の初期すぎて、手のほどこしようがない状態だったんですね。お医者さんも「今は受精卵の生命力に頼るしかないね」と言うことしかできなかったんです。
それからしばらくして、出血をしてしまいました。
診断は切迫流産。
流産しかかっている状態ということでした。
その時もまだ週数が浅すぎて安静にしている以外、手の施しようはありませんでした。
妊娠ってもっと簡単にするものだと思っていた私は、まず受精する確率、無事しかるべき場所に着床する確率、その受精卵が育っていく確率、無事出産まで育つ確率を考えると気が遠くなるのでした。
確率で考えると無理に等しい・・・。
本当に生まれてくることって奇跡なんだな・・と思い知りました。
折角宿った命を失いたくないという思いが強くて、夜も不安で眠れない日が続きました。
朝まで生きていてくれるだろうか?
そんな考えても仕方がない考えがぐるぐる頭の中を回ってしまいました。
当たり前だけど、生きるも死ぬも自分達ではどうしようもないことなんだ・・・って鮮烈に感じました。
そう思えば、今日まで自分が生きてこられた事も奇跡なんだと改めて感じました。
しばらく経った検診の日も相変わらず胎児は不安定な状態でした。
その日のベテランの先生が「今入院すれば、まず赤ちゃんはもちこたえられるだろう」と言って下さり、そのまま即入院となりました。
ようやく、点滴やお薬を使って治療できる数週になっていたのです。
(もしかしたら、この子は大丈夫かもしれない!)
やっと、心に安心できるものが芽生えました。
それからまず2週間はトイレ以外絶対安静で、24時間ずっと点滴を受け続けました。
その後の1週間は口から薬を飲む治療がなされました。
その間につわりが本格的に始まり、私の場合これがまた想像以上に辛いものでした・・。例えていうなら、ものすごくひどい二日酔いの朝に「神様、もう二度とお酒は口にしません!!だから何とか楽にして下さい!」と祈ってしまうくらい気持ち悪い状態が、ずーっと続くとでもいいましょうか・・。
4ヶ月に入るとつわりは大抵治まるという本の言葉をあっさりと裏切り(程度も期間もものすごく個人差があるようです)、私のつわりは5ヶ月が終わるまで除々に楽にはなりながらも続きました。
今思い返せば、この妊娠前期は果てしなく長く感じられて一番辛かったかもしれません。
6ヶ月以降は赤ちゃんも順調で、食べ物もおいしくなってきて割とあっという間に過ぎていきました。
元来おいしいものに目がなかった私ですが、妊婦になると自分でもびっくりするくらい、頭の中が食べ物の事で一杯なんです。
まるで何かにとり憑かれたようです。
(笑)
そういえばかつて、元々小食だった源河が妊婦になった途端、ものすごい食欲をみせてビックリしたことを思い出しました。
しかも化学調味料の味とかにすごく敏感になるので(ちなみに、つわりの間は嗅覚も犬並みに敏感!)本当においしい物を体が求めるっていう感じなんですね。
体ってうまくできてるなぁと何度も感心させられました。
つわりで食べられなかった時の反動もあって、随分おいしいものをこの期間に食べさせて頂きました♪
食べ物の恨みは怖い〜・・。
でもその結果、「体重増え過ぎです」と病院でしっかり注意されてしまいましたが・・。
7ヶ月、8ヶ月、9ヶ月、そしてもうまもなく10ヶ月に突入しますが、この頃になってくるとみるみるお腹が大きくなってきて、時々自分でも「このお腹一体どうなるんだろう・・。」と怖くなります。
5ヶ月を過ぎた頃は1週間経つ毎に、「またお腹大きくなったなぁー」と感じていたのですが、今は3日毎にそう感じます。
胎動も始めの頃は、何かがお腹の中でぐるんと動いた?!という感じだったのが、今ではグラッと自分の体が揺れることがあるので「地、地震!?」と思う時が(本当ですよー)あります。
お腹が服の上から見ていても波打っているのがわかるんです・・。
そんなお腹をもちろんいとおしくも感じますが、エイリアンに寄生されているかのように感じることもしばしばです。
(笑)
自分の意思とは関係なく動くものがお腹の中にいるっていうのは、何とも不思議な感覚です。
最近はお腹が大きくなったせいで、胃が押し上げられて再びつわりのような症状がでて本当に少ししか食べられなかったり、肺や心臓が圧迫されて息苦しくて夜も眠れなかったりと、色々なマイナートラブルはありますが、それも貴重な体験だしあとちょっとの辛抱です。
でもつくづく、妊婦って大変・・。
母親達はみーんな、これを乗り越えてきたんだなーと尊敬の思いです。
パッと妊娠して、ポンッと産むなんてこと無いんだな、皆色んな大変な思いや気持ちを10ヶ月間味わってきたんだなって思います。
(出産した後は忘れてしまうことが多いみたいですが・・。)
こういう時は本当に周りの人のサポートを有難く感じます。
特に夫の精神的な支えや、家事を手伝ってくれることが、どんなに助けになっているか・・・。
始めは余りピンと来てなかった様子でしたが、お腹が大きくなるにつれて積極的に手伝ってくれるようになりました。
でもこんなに大変なのに、「その後の子育てはもっと大変よ〜。もう一度お腹に戻したくなるくらいよ〜。」と先輩ママ達にケロッとした顔で言われている今日この頃です。
(汗)
現在は出産に対する不安と、そしてやっとやっと我が子に会える喜びとが入り混じった気持ちです。
でも妊娠初期よりも随分出産に対する不安が減ってきました。
それよりも早く会いたい!!早く出したい!?という気持ちが勝ってきています。
出産に向けてカウントダウンが始まるほど、会える喜びが増していきます。
どんな顔をしているんだろう?初めてこの腕に抱いた時は、どんな気持ちがするだろう?とわくわくします。
夫にも出産のイメージトレーニングの為に、テープを作ってもらって今練習しています。
さすがプロだなぁ〜と有難いです♪
一人の人間が生まれてくるのに、どれだけの想いがあるか、どれだけの人の助けが必要か、妊婦になって初めて実感できました。
今自分がここにいる奇跡・・・。それは本当に奇跡なんです。
忘れないようにしなくちゃ・・。
色々と励まして下さった方々、安産のお守りを下さった方々、有難うございます。
皆さんの温かい想いは本当に心強いです。
間もなく迫った出産、がんばってきますね!
夫立会いのもと、赤ちゃんと息を合わせて3人で誕生という体験を味わってきたいと思います。
また機会があれば、今度は出産の体験記も書きたいと思います♪
根本理加

この記事を書いたカウンセラー

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