●朝日は昇る

カウンセリングをしているとクライアントさんに
「原さんでも、悩みなんてあったんですか?」
と聞かれることがあります。
しかもよく聞かれます。
「いっぱい、悩みましたよ」というとだいたいは驚かれます。
まぁ顔つきも、のほほ〜んとしてるからそうは思えないかもしれませんね。
自分で鏡を見てもそんな感じがするなと思います。
でも、人に歴史有りというか僕もいっぱい悩んだ時期があったんですね。
今回は、ちょっと僕自身、悩んでいた時期を振り返ってみたいと思います。
そして、悩んでいた一部をご紹介!
僕はカウンセラーになる前はコンピュータ関係の会社に勤めるサラリー
マンをしていました。
残業時間が月100時間程の月が連続で続くくらい働いていたこともあり
ました。
今から思ってもサラリーマン時代はよく働いたなと思います。
(まぁ、今も似たようなもんですが(笑))
学生から社会人になって初めて会社にはいって3年くらいした頃、
徐々に仕事を覚えてきて、それなりに戦力としてみてもらえ始めて仕事が
忙しくなっていきました。
僕の中で仕事を覚えて会社の上司や先輩に1人前としてみてもらえるよう
になってくれば仕事に対しての充実感が得られるだろうと思っていたとこ
ろがあったのですが・・・
実際仕事を覚え始め戦力としても見てもらえはじめたはずなのに僕の予想
に反して充実感ではなく“仕事への疲れ”ばかりが得られるようになって
いきました。
やりたい仕事というよりも、やらなければならないことばかりが毎日増え
ていき義務と役割で仕事をしていくようになり、徐々に燃え尽きる感覚が
残っていくようになっていきました。
その頃、同時にある疑問が毎日毎日浮かぶようになっていきました。
「僕のしたい仕事って本当はなんだろう?」
「僕のほしいものは仕事で得られるんだろうか?」
「なんの為に生まれてきたんだろう?」
「誰に必要とされてるんだろう?」
この疑問はその後数年間悩む天職への悩みや、幸せについての悩みになっ
ていくのですが、その当時は
朝起きて→会社→帰ってご飯→寝る→朝起きて→会社・・・・・
の生活をしており疲れて考え抜く余裕もなく、悩みは宙ぶらりんのまま時
間だけが過ぎていきました。
入社して数年後、職場が変わる機会があり
朝起きて→会社→帰ってご飯→寝る→朝起きて→会社・・・・・
の生活からプライベートの時間が生まれるようになり、ほったらかしにして
いた
「僕のしたい仕事って本当はなんだろう?」
「僕のほしいものは仕事で得られるんだろうか?」
という疑問について考える時間が得られるようになっていきました。
しかし、その頃は義務と役割で仕事をしてたツケがたたってすっかり燃え尽き
ており、考えても考えて答えはでてこず、でてくる答えは
「なんかわからんけど、もうしんどい」
「なんかわからんけど、もう死んでしまいたい」
という感じだけだったんですね。
今、思えばあの当時は、疲れており心に答えを見つける力が無かったんですね。
今だったら、つかれきった心をケアーして余裕をもたせてあげて力をつけれる
ようになれるようにというのが必要だったんだとわかるんですが、あの当時は
わからなかったんですね。
疲れきっていた自分がいたのですが、同時に疲れてるというのを認めたくない
自分がいて「まだまだ、頑張れる」と自分にいい聞かせて踏ん張っていました。
でも、心のどっかで思ってたんですね、
“この疲れをなんとかしたい、楽になりたい”って。
今思えば自分に正直になって、疲れてるって認めてしまえばよかったなと思いま
す。(笑)
心のどっかで“この疲れをなんとかしたい、楽になりたい”と思っていた頃
友達から「僕今心理学勉強してるねん、面白いよ。」という誘いでであったのが
カウンセリング、セラピーとの出会いでした。
カウンセリング、セラピーとの出会って
自分自身カウンセリングやセラピーを受けていきいろいろな問題に取り組んで、
自分を癒すということをしていったんですね。
自分の心を見つめていき心のケアーを始めると、今までほったらかしにしていた
問題がいっぱいでてきました。
仕事、恋愛、両親の問題etc・・・こんなにもあったんかという感じでしたね。
(そりゃしんどくもなるわな・・・と思いました。

カウンセリングやセラピーで心に余裕を取り戻していった僕は、自分がしたい仕事
や、自分の幸せについて感える力もつけていけることができました。
そしてでた答えが
「カウンセラーになる!」
という答えでした。
自分が楽になっていた経験や、死んでしまいたいと思ってたこと
から抜けられたこと、幸せを感じれること、活き活きとした自分を感じれること、
友達との繋がりを感じられるようになっていったこと、パートナーのありがたさを感
じられるようになったこと、親への感謝、なによりも愛を感じられるようになってい
ったことこの体験を多くの人たちに伝えたいという想いが僕のカウンセラーになり
たいという思いのはじまりでした。
そこから、カウンセラーになる為に猛勉強でした。
7年間勤めた会社を辞めてプライベートな時間をとれる会社に転職して、
(まあそれでも、数十時間残業はしてましたけどね。)
会社が終わってからカウンセラー/セラピスト養成講座に通って勉強してボランティアの
カウンセリングをさせてもらえるようになっていきました。
朝起きて→会社→帰ってカウンセリング→ご飯→寝る→朝起きて→会社
の生活に変わっていきました。
忙しくて1日4、5時間の睡眠でしたけど自分の夢に向かって走っていたのでとても幸せ
でした。
「なんせ、カウンセラーになれるのなら死んでもいい」という訳のわからないことを言っ
いてましたから・・・死んだらカウンセラーになっても意味ないですよね。(笑)
まあ、それぐらい情熱を燃やしてたんですね。
これを聞いた友達に、「好きな女と一緒になれるなら死んでもいいといっしょやな」と笑
われていました。
そんな、こんなで転職して数年たった時今度はサラリーマンのお仕事よりも、
カウンセラーとしてのお仕事が忙しくなってきて1日30時間くらいないと時間がたらな
ないなと思うようなことが多々あり、もうサラリーマンを続けていくのは難しいなと思い
夢であったプロカウンセラー一本でやっていくことを決心して会社を辞めることになりま
した。
会社を辞めるときは辞める時はその時で問題が発生したんですが、「がんばれよ」と応援
してくれて送り出してくれた会社の方々には今でも感謝をしています。
そして今は、何年間も悩んできた自分のしたいことの答えを見つけてカウンセラーとして
働いています。
僕はこれが天職だと信じています。
カウンセリングというお仕事をしている昔、コンピュータ会社に入った頃に想像していた
充実感を感じます。
それが例え忙しくても!
大好きな人と24時間デートしても疲れないような感じだなと思ったりもします。
僕は今、自分が悩んでいたことを振り返ってこう思います。
雨がずっと続くと感じる時もあるでしょう、でも必ず晴れの日がやってきます。
夜が永遠に続くと思う日もあるでしょう、でも必ず朝日が昇ります。
やまない雨がないように、明けない夜がないように
悩みは解決していけるとそう信じます。
どんなに困難でも癒しは起こるとそう信じます。
人生に光は必ずやってくるとそう信じます。
僕はそう思います。
原 裕輝

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。