重圧

相談者名
つくし
私の家は、小さいですが不動業を営んでいます。
そのため、どちらかといと裕福な部類にはいるのは否めません。
ですが、この事が逆に、私を苦しめている原因のひとつになります。

少しでも成績が悪ければ。「勉強しないで東大生」とか言われたり。
「土地一つ売れば、一生遊んで暮らせる。」とか、言われました。
遊ばせてる土地は、ありませんが・・・
何かにつけて、「金があるから」とか、「金持ちだから」で済まされ、
意見を聞いてくれませんでした。教師とて、例外ではありません。
高校合格した時も、「裏口入学」と、言われました。
(悪い人は、未だに笑いのネタにしています。)
がんばればがんばろうと思うほど、それがプレッシャーとなってしまい、
自分を苦しめてしまいます。
私がいじめられつづけたのは、私に対する妬みもあったんでしょうね。
なので、過保護とかどら息子とか、悪くいわれ続けました。
そのくせ言い返せば、悪者扱いです。
しかも、私は長男ですので、誰しもが私が家業を継ぐものと思っています。
私はそんな気はさらさらなく、その反発心から、小学校の時に、つい夢を語るようになりました、
しかし、その夢をなまじ語ってしまったがために、なおさら自分を苦しめることになってしまったのです。
自分が夢を語れば、面白おかしく周りに言いふらされることを、計算に入れてませんでした。
自分が夢を語れば、バカにされるだけだというのを、理解してませんでした。
自分自身で、自分を傷つける種を巻いてしまったのです。
夢をもつことで、嫌みを言われ続けてきました。
バカにされてました。、
心無い叱咤を浴びせれれ続け、泣き崩れることもありました。
特に某球団のファンは、外様や、
相手は自分より弱いとなると、徹底的に傷つけにかかりますからね。
普段から私の事をバカにしてたので、無意識のうちに私を傷つける行動にでるんですね。
後悔しても、時すでに遅しです。
高校へ進学しても、それは変わらずです。
しかもその夢に、未練たらしくも長年しがみついてました。
いつまでも、語っていたのです。
捨てる勇気がなく、思えば叶うと信じてました。
とことんバカだと、自分でも思います。
せめて、もっと前に気が付くべきでした。

カウンセラー
中山けんたろう
つくしさん、はじめまして。
ご相談を担当させていただきます、中山けんたろうです。
よろしくお願いいたします。

ご相談内容を読ませていただいて、本当に辛い思いをされていることがものすごく伝わってきました。
周りの級友たちだけでなく、先生からも、つくしさんの心に鋭く突き刺さるような言葉を言われたわけですから。
「怒り心頭」に達してもおかしくないような状況にも関わらず、つくしさんは、ひたすら耐え忍び、苦しんで来られたことと思います。

つくしさんが傷つくような言葉を投げかけた人たちには、確かに、つくしさんに対する妬みがあるように思われます。
妬みの気持ちから、嫌みや意地悪な言葉を投げかけるわけですね。

その気持ちの奥には、「裕福」=「悪い人」という無意識の思い込みがあるように思えます。
「裕福」な人は「悪い人」だから、「罰」が与えられて当然だ、というものです。

まったく理不尽な思い込みを長年に亘ってぶつけられて、つくしさんとしてはたまったものではないと思います。
「勉強しないで東大生」などという発言は、全く意味不明ですね。
裕福なら勉強しないでも東大に合格できるとでも言うのでしょうか。
そんなわけないですよね。

「土地一つ売れば、一生遊んで暮らせる」なんて、人のうちのことにとやかく言わないでもらいたいですよね。

高校に合格された時、先生から「裏口入学」と言われたというのに至っては、ご相談内容を読みながら本当に悲しい気持ちになりました。
先生であれば、まずなによりも、「合格おめでとう。よくやったな。高校に行ってもこの調子でがんばれ」みたいなお祝いと激励の言葉をかけてくれてもよさそうなものです。

大変な人たちに囲まれ、つくしさんはよく今まで我慢して生きてこられたと思います。

さて、その「我慢」なのですが、つくしさんが今まで「我慢」に「我慢」を重ねて来られた理由はなんなのでしょうか。
少々言い返したとしても、全く聞く耳を持ってもらえず、反対に悪者扱いされてしまう状況では、「我慢」と、もしかしたら、我慢を通り越した「諦め」の気持ちを持ってしまわれるのも無理はないのではと思いました。

けれども、ここまで「我慢」をされてきた理由、それは、つくしさんご自身の中に、「裕福」であることに対する「負い目」、「遠慮」、「申し訳ない」というような思いを持たれているからなのではないかなと思われました。

つまり、ご自分でご自分の裕福な境遇を責めていらっしゃる、周りに悪いなと思っていらっしゃる。
そのような気持ちをお持ちだから、周りから手厳しい言葉を投げかけられても、心のどこかで無意識に「しょうがない・・・」と思われ、ここまで我慢をされてこられたのではないかと思うのです。

「某球団のファンは、外様や、相手は自分より弱いとなると、徹底的に傷つけにかかります・・・」とお書きいただいている通り、周りの人から見てつくしさんは、「負い目」、「遠慮」、「申し訳ない」というような、何かしら「弱み」を感じさせる雰囲気を、無意識に周りに感じさせてしまっているのかもしれません。
だから、余計に周りがつくしさんを傷つけにかかるという図式になるわけです。

でも、つくしさんは何も悪くはないですし、弱みがあるわけでもありませんね。
極端なことをいうならば、

「裕福な不動産屋の息子ですけど、それが何か?」

ぐらいの気持ちを持たれて、周りのノイズには耳を貸さずに堂々とされていれば、周りはシラけて張り合いがなくなってしまうという可能性はグンと高まると思います。

まず、物理的にそのような人々から極力距離を置くということと、つくしさんの心の持ちようを変化させてみるということが状況を変えることにつながっていくと思います。

それから、小学生のときから語られていた「夢」ですね。
どのような夢なのでしょうか。

夢を持たれること自体はとても素晴らしことです。
そして、夢を他人に語ることは、一般的には夢が実現する可能性を高めてくれると言われています。
夢を語ることで、夢の内容がより具体的になり、夢を叶えるために必要な情報や人からの援助が自分の周りに集まり易くなるからだと言われています。

ところが実際は、面白おかしく周りに言いふらされ、なおさら自分を苦しめることになってしまわれたわけですね。
夢を持つことで嫌みを言われ続け、心ない叱咤を浴びせかけられ、とてもお辛い状況だと思います。

ただ、元々は小学校のときの「反発心」から発せられた「夢」だったわけです。
今までずっと持ってこられた「夢」は、つくしさんの本当の「夢」ではない可能性の方が高いのではないでしょうか。
「夢」が、つくしさんの「反発心」のシンボルになっていき、そのシンボルめがけて、周りがますますつくしさんを傷つけるような言動に出るということになってしまったわけです。

夢は、時の経過やご自分の成長とともに、形を変えていってもよいものなのではないでしょうか。
また、夢は本来、人に対して、勇気、強さ、希望といったものを与えてくれるものですね。
でも、今つくしさんが持たれている夢は、つくしさんに苦しみしかもたらしてくれていないように思えます。

つくしさんの夢は、他の誰のものでもない、つくしさんオリジナルのものです。
他人からとやかくいわれる筋合いのものではありません。
逆に言えば、どのように変化をさせてもつくしさんの自由ですし、夢を「一旦リセット!」させることもつくしさん次第でどのようにされてもよいものなのです。

今度描かれる夢は、「反発心」から作られたものではない、本当の自分の「夢」を心の中で練り直して、しっかりと心の中で育まれてみてはどうでしょうか。
今がそのチャンスの時だと思うのです。
そして、今度は、周りから嫌みを言われたりバカにされたりしないように、状況が今と変わらないようであれば基本的には周りには言わないのがよいと思います。
または、本当に信頼できる人にだけ伝えてみられてはどうでしょうか。

今は非常にお辛い状況だとは思いますが、ご自分の境遇を一旦しっかり受入れてみられることは、今後のつくしさんの人生にとって必要な過程(プロセス)のように思われます。
また、ご自分の「夢」や「人生」は、いつでも、どのようにやり直してもよいものです。
他の誰のものでもない、つくしさんの「夢」であり「人生」なわけですから。
つくしさんが、これから本来のご自分の人生を新たに切り開かれていくことを心から応援させていただきたいと思います。

今回のご相談がつくしさんにとって、少しでもよい方向に向かわれるきっかけになれば幸いです。
ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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