「イキイキ40代を目指して!」〜やるべきことからやりたいことに〜

先日息子と話しをしていると、「オレは普通の大人にはなりたくないねん」
てなことを言い出しました。
普通の大人ってなんだ??? そもそも大人って何なんだろう??
いろいろ話しを聞いていると、息子のいう普通の大人とは、やりたくもない
ことをお金のため、生活のために頑張り、自分の欲求を捨てていくことが普
通の大人と考えているようです。


何の責任もない、自分の夢にまっしぐらの彼が言いそうなことです。。
というか、もう20歳の大人なのですが・・・(苦笑)
確かに20代よりも30代、30代よりも40代のほうが、責任の量が増え
ます。
男性ならば、父親として、夫として、家族を食べさせ多額の教育費を捻出さ
す、部下の教育、その部下の数も増えるetc・・
女性ならば、母親として、妻として、嫁として、仕事場でしっかりと振舞う
etc・・など、もう甘えは許されない年齢のように感じます。
役割の数が増えるだけ責任の量も増えます。
役割とは「やるべきこと」のオンパレードなので、そうそう自分の楽しみの
ために時間やお金を使う余裕などなーーーい!というのが多くの40代の叫
びのようです。
そう。忙しい日常に追われて、なんの役割のない自分自身という人格をおき
ざりにしているのかもしれません。
自分自身をおきざりにした分だけ、ストレスは溜まります。
ストレスが溜まると発散させたくなるので、深酒をしたり、衝動買いをした
り、責任のない恋(不倫)にはまったりもします。
そして心のどこかでは「やるべきことはやってるんだから、これくらいいい
じゃないか!!」と、怒っています。
まさにおきざりにされたもう一人の自分自身の不満の叫びです。
では逆に、やるべきことや責任の全くない状態というのはどうでしょう。
確かに自由で、身軽ですよね。
でも自分以外の人にエネルギーを与えていないぶん、孤独かもしれないし、
無責任な自分を何処かで責めてしまうかもしれません。
どちらも本当の自分の人生を生きている!!と心から満足してイキイキとし
た笑顔で暮らせる状態ではありませんよね。
「やるべきこと」を「自分のやりたいこと」と感じれたときに、本当の自由
を得ることが出来るのかもしれません。!
子供は親が育てたいから育てるのです。
栄養をつけさせたいからご飯を食べさせ、学力を身につけさせたいから学校
にも行かせます。責任がないとしたら、食べさせない、洋服も着せない、学
校にも行かせない・・なんてことはまずありませんよね。
私は主人が好きで結婚しました。子供も産みたくて産みました。
自分の好きで選んだ人生のはずなのに、いつのまにかやりたいことがやるべ
きこと、まるで仕事のようになってしまい、笑顔の少ない私がいました。
“楽しむ”というよりも、“こなす”という感じて毎日が流れていく。
「やるべきこと」に燃え尽きてしまい、ため息ばかりの日々。
これが私の10年前です。
そしてあの頃から10年たった今、新しい役割が一つ増えました。
カウンセラーとしての私です。
日々の流れの中で行き詰まってしまった時には、”何故私はカウンセラーに
なろうと思ったのか?”というところに立ち戻ります。
私はカウンセラーになりたかったのです。
カウンセラーになって、一人でも多くの人に本来の笑顔を取り戻すお手伝い
がしたかったのです。
それでも元気になれないときには、何の役割もない山本真規子を笑顔にして
あげることにこだわります。
とにかく役割の枠を完全にはずしてあげ、年齢や母親らしくなどということ
に全くこだわらず、無邪気な私を引っ張り出します。
大好きな温泉に行ったり、年齢を全く無視して素敵だなぁと思う服を買った
り^^
先日も主人をデートに誘い、お洒落をし、映画を見て、おいしい物を食べて
、最後は温泉銭湯に行きご満悦!
リフレッシュし、満面の笑顔を取り戻し、そしてまた母親、妻、カウンセラ
ーの私を、私らしく表現する日常が始まります!
私の人生の中で、今が一番イキイキと、私らしく、いろんな自分の顔を楽し
めているように思います。
読者の皆さんも、年齢や役割の枠をとっぱらい、自分自身を心からの満面の
笑顔にしてあげることにこだわってみて下さい!
そしていつのまにか”やるべきこと”になってしまったことの真の思いに、
エネルギーを吹き込んでみて下さいね。
きっとイキイキさが蘇ってきますよ〜
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

夫婦関係、子育て、恋愛、コミュニケーション全般、自身の経験をもとに、自己愛がベースになるカウンセリングで、幅広いジャンルを得意とする。 母性が織り成す豊かな感性とやわらかさに加え、明るく元気なスタイルで、カウンセリングを終えたあとは心がほぐれて晴れやかな気持ちになれると好評である。