自病があるので異性関係に罪悪感がある

相談者名
みんちゃん
ご相談することが初めてで拙い文章ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
私は遺伝の自病があり、異性関係でお相手に感染させてしまう可能性があります。
そのため、異性とのお付き合いに罪悪感があります。
一度結婚したこともあり、恋愛経験もありますが、お相手にうつしてしまった経験もあり心苦しいです。
お相手がワクチンを接種することで、抗体をもち感染しなくすることはできると医師から説明は受けています。
しかし、恋愛初期に身体の関係を持つ前にこのことを彼に打ち明けることは今まで一度もできませんでした。
子供をもつこともあきらめました。
わたしは異性とうまくお付き合いをして、結婚できるのでしょうか。
動物が好きなので、ペットに愛を注いで生きた方がよいのでしょうか。
カウンセラー
安池泰子
みんちゃんさん、はじめまして。こんにちは。
今回、担当させていただきます安池泰子と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

遺伝性の持病が、お相手にうつしてしまうことがあって、恋愛関係や異性と接することに今は罪悪感があり、お付き合いや結婚が難しいと思われているということでしょうか?

とても勇気を出して、初めてのご相談をしていただきありがとうございます。
みんちゃんさんが、今よりも、もっと素晴らしい人生を歩みたいと思う強い気持ちが伝わってきました。
今までお相手にうつしてしまうこともあり、心苦しく感じてしまうみんちゃんさんの誠実さや、とてもお相手を大切にしたいと思う、みんちゃんさん本来の優しさを感じましたが、お相手の方に伝わりにくくなってしまっていることが勿体なくも感じました。

みんちゃんさんの中で色々な感情が混ざりあってしまっているようですので、1つずつお話をしていこうかと思います。

みんちゃんさんは、異性に対して二通りの罪悪感をお持ちだと思われます。

1つは、お相手の方と少しずつ仲良くなってお付き合いをするようになった時点で病気の事を話そうかと思いながも、お別れする事になるのが怖くてなかなか言い出せない後ろめたさを抱えながら感じる罪悪感。

もう1つは、お相手にうつしてしまってから、みんちゃんさんの病気のことを打ち明けてからのお相手の反応や言葉に対して感じる罪悪感。
お相手のことをすごく傷つけてしまったように感じることもあるかと思いますので、とてもお辛かったと思います。

この2つの罪悪感があると、お相手に嫌われたくないという気持ちが後押しをしてしまってなかなか言い出すことが出来ず、身体の関係を持ち、その結果、場合によってはお相手にうつってしまったこともあるでしょうし、長い間身体の関係を持っていてもお相手にうつることがなかった場合は、身体の関係を持つたびに不安がいつも付きまとい、なかなか言い出せないことでお相手への後ろめたさを強く感じ、さらに罪悪感が増していったのではないでしょうか?

伝えた後のことを考えると、怖さの方が先に立ってしまいますよね。
なかなか言い出せなくなってしまうお気持ち、よくわかります。

少し視点を変えて考えてみてほしいので、仮のお話になりますが、みんちゃんさんが病気をお持ちではなく、とても健康な状態だったとします。
好きになってお付き合いすることになったお相手から、お付き合いする前に、「遺伝性の病気を持っていて、ワクチンを打つと抗体を持つことで感染しなくすることができるんだ。」と伝えられたら、どう感じるでしょうか?

みんちゃんさんが、心から好きでこの人と一緒にいたいと思っているお相手なら、なおさら「すぐにワクチンを打ちに行くね!」とお答えされるのではじゃないでしょうか?

逆にお相手がなかなか言い出しきれずに身体の関係を持ち、みんちゃんさんが感染してしまった後に打ち明けられたとしたらどう感じるでしょうか?

「対策方法がわかっていたなら、もっと早く知りたかった。」と思われるんじゃないでしょうか?

そして、先に伝えられているほうが、お相手の誠実さや大切に扱おうとする気持ちに、より強く触れられますよね。

また、身体の関係を持っても感染することがなかった場合、長い間いいお付き合いを続けて伝えられないまま感染してしまった時に初めて病気の事を伝えられたとしたら、どうでしょうか?

お相手への不信感が募り、お相手との間に深い溝が出来て、お付き合いを続けていくことが難しいと感じて、お別れすることになることもあるでしょう。

なかなか言い出せないことで、隠し事をしているように思ってしまったり、後ろめたさを感じる度合だけお相手に変な遠慮をしてしまい、(無意識の内に)少しずつ心の溝が増えていきます。
お付き合いを始める前に病気のことを話すことで、後ろめたさから開放されて、みんちゃんさんの誠実さやお相手を大切に思う優しさがきちんとお相手に伝わるでしょうし、みんちゃんさんが後ろめたさや罪悪感を感じずにお相手の方に変な遠慮もしなくなる分、対等な関係になれるので、異性との関係性が今まで以上にうまく築けるようになります。

もし、病気のことを伝えたあとにお別れするような相手だとしたら、そこまでの相手だと思いますし、お付き合いする前に、みんちゃんさんを丸ごと受け止められない度量の低い相手だと気づくことができるのではないでしょうか?
病気がみんちゃんさんの魅力を左右するわけではないですし、丸ごと全部を愛してくれる人はいます。
みんちゃんさんご自身も、ご自分のことをもっと大切に扱ってあげる分、人から大切に扱ってもらうことを受け取れるようになりますので、みんちゃんさんを大切にしてくれる人にもっと気づけるようになります。

みんちゃんさんは、子供を持つことをあきらめました。とおっしゃっていますが、遺伝性のご病気ということですので、ご両親もみんちゃんさんを授かることにとても葛藤されたこともあったのではないでしょうか?

ご両親が子供を持つことをあきらめなかったからこそ、みんちゃんさんからこのようにご相談をいただけたと思っています。

もし、可能であればみんちゃんさんを授かるにあたってどのような思いを抱えて決断に至ったのか、詳しくお話を聞いてみると何か気づきを得られるかもしれません。
(聞くのが難しい場合は、無理をしないでくださいね。聞いてみたいなと思ったときが一番いいタイミングです。)

子供を持つことをあきらめてしまうけれど動物が好きなのでペットに愛情を注いで生きた方がいいのでしょうか?とおっしゃるくらい、みんちゃんさんはとても愛に溢れていて、深く愛したい方だからこそ、本当は誰よりも子供を持ちたいと思う気持ちが強く、あきらめたとご自分に言い聞かせようとしているのではないでしょうか?

同じ病気でも、あきらめずに子供を持っている方はいらっしゃると思います。
ひとりで抱え込まずに、主治医や色々な方のサポートを受けて、最善の方法を見つけていきましょう。

みんちゃんさんのことを丸ごと全部受け止めてくれるお相手とめぐり合い、お子さんとペットと楽しく賑やかな日々を過ごせますように。

これから、暑さが厳しくなりますのでお身体、おいといくださいね。
ご相談ありがとうございました。
この記事を書いたカウンセラー

About Author

鋭い洞察力とユニークな分析から、その人に合ったわかりやすい例え話を用いて、悩みが解決したように感じるパワフルさや、深刻さを笑いに変える明るさが人気を得ている。 どうしたらいいかわからずモヤモヤする事などに通訳者のようなアプローチを信条とし、本音の部分を引き出すお手伝いを特に得意とする。