復縁を希望する場合の夫とのやりとりについて

相談者名
アオ
すでに離婚届記載済みですが、妻である私はやり直したいと思っています。
夫からは、いつ出してもいいが、会社の手当などが入ることから離婚届の提出は私が転職するまで待ってはどうかと言われています。

夫と離れ、夫が自分の生き甲斐だったと気がつきました。
夫がいなくなって仕事を頑張ろうっていう気持ちも、趣味に打ち込もうと思う気持ちも、何かを食べたいと思う気持ちすら消えてしまいました。
夫に会う予定ができると自分の課題に取り組めます。

夫には復縁したいと何度もアプローチしてしまいました。
離婚話自体は、私にお金を借りているのに節約しない夫の行動にイライラして、少しずつギクシャクして、ケンカが増えていました。
そんな中、ケンカばかりだし、子供を作るのをやめたいと夫から言われて、それなら離婚しかないやんと私が言ってしまったことからスタートしました。
夫からすると、離婚すると言ったり、離婚するのをやめると言ったり、夫の言うことにいちいち反応して意見がかわる私に疲れたそうです。

会えばにこやかに話しますし、私のことを心配してくれ、ラインもこちらから送れば返信がきますが、一定のラインをこえて仲良くするのは避けているようです。
今は冷却期間をおくべきだと思い連絡しないようにしています。

夫は、毎月25日に少しずつ借りたお金を返すと言っていますが、まだ初回の入金がされていません。
今回は、今月のって入金した?と聞き、待って欲しいと言われたので、大丈夫?なんかあった?と返しました。
銀行に行けず入金できなかったそうで、これからネットバンクを作ってそこから振り込むそうです。

復縁したい場合、毎月月末までに入金されていなかった場合、ラインをした方がいいのか、しない方がいいのかどちらでしょうか。
入金の確認や催促はせずに、入金されたときだけお礼ラインをするくらいでいいのでしょうか?

このお金のやり取りの中で、私が夫を信頼していることや復縁につながる対話の方法について知りたいです。
お金の問題は私がカバーできる範囲であること、夫の無駄遣いの理由が私へのプレゼントや外食に行きたいなどであること、夫は仕事をとても頑張っていることから、我慢や犠牲ではなく、ただただ私が私らしく前向きに頑張っていくために、なんでも頑張る夫を愛でたい気持ちでいます。

カウンセラー
佐藤まゆみ
はじめまして、アオさん。
ご相談の回答をさせていただく、佐藤まゆみと申します。
どうぞ、よろしくお願いします。

ご夫婦の関係のことで、ずいぶんと切羽詰まった状況になってしまわれたのですね。
お辛い思いをなさっている気持が、ひしひしと伝わりました。

何度か読ませていただいて、私なりに内容を整理してみました。
・離婚届け自体は、すでに記載済み(どちらが所持されているかは不明)
・別居している
・アオさんは近いうちに転職する予定がある
・離婚話の原因は、パートナーのお金に対する使い方や行動
・最初に離婚を切り出したのはアオさん(本意ではなかった)
・復縁を望んでいるのもアオさん
・パートナーがアオさんに借金しており、予定通りに返済するかどうかは分からない
・アオさんはパートナーを信頼している
・パートナーの無駄遣いの原因は、アオさんを喜ばせるためだった

おおまかには、このように認識しています。
もし、誤認があれば申し訳ありませんが、ひとまずこれらのことを基にお答えしたいと思います。

また、夫婦間のことで「夫」とおっしゃっているので、私の方では「ご主人」とか「だんなさま」と言えば良いのかもしれませんが、対等な関係性だと思いましたので、お相手の呼び方は「パートナー」とさせていただきました。

まず、パートナーに対して終始感じたのは、アオさんのことを大切に思ってらっしゃると言うことです。

最初は、お金の使い方が問題ということでしたので、ギャンブルや夜の街を遊び歩くとか、仕事をしないなども含まれるのかなと思いました。

読み進めていくと、
> 私へのプレゼントや外食に行きたいなどであること、夫は仕事をとても頑張っている
とのことで、何やら切なくなりました。

アオさんを喜ばせたいから、高価なプレゼントをしたり外食に行く。
ただし、お金が足りない場合は、喜ばせたいはずのアオさんから借金をするというのは、なんとも不可解です。
けれど、パートナーにしてみれば、そこまでしてもやりたいことだったのでしょう。

だとしたら、少々無理をしてやっていた感がぬぐえません。
なぜ、パートナーはそうまでしてやろうとしたのでしょうか?

もしかしたら、それくらいしないと「自分は妻に愛されない。」と思っていたかもしれません。

おそらく、アオさんは高価なプレゼントや外食がなくても、夫を愛する気持ちは変わらなかったことでしょう。

でも、彼は「これくらのことはしたい、そうしないと愛されない。」そんな思い込みがあったような気がするのです。

アオさんは、お仕事に関しても相当なキャリアの持ち主と拝察しています。
転職も、キャリアアップにつながるからこそなんでしょうね。

> お金の問題は私がカバーできる範囲である

こう言えるのは、素晴らしいです。
お金は心の余裕にもつながりますから。
別の見かたするとパートナーには今、心の余裕がないのでしょう。
おそらく、自信もなくしていると思います。

アオさんは、パートナーを信頼しているのですよね。
ならば、まずはそのまんまのパートナーを、今まで以上に丸ごと愛してあげてください。

何でも頑張っているパートナーですが、たとえ頑張れなくなったとしても、アオさんは愛していけるんじゃないですか?

『プレゼントも外食もいらない。
さまざまな、私を喜ばせるための無駄遣いなんてしなくても、私はあなたが愛しい。』
その気持ちを、常に心のセンターに置けるかどうかですよ。

> お金のやり取りの中で、私が夫を信頼していることや復縁につながる対話の方法について知りたいです。

他の人や金融業者などに、借金しているのでなくて良かったですね。
この場合はこうする、ああする、などの一時的な方法論よりも大事なことをお伝えします。

信頼している彼が、アオさんとの返済の約束を忘れるとは思えません。
予定通りに入金されていないのなら、入金できないだけのわけがあったはずなんです。

そのことを前提にすれば、これからのLINEのやり取りや接し方が見えてくるのではないでしょうか?
「あなたは私の生き甲斐」
「あなたは私の喜び」
「どんなあなたも、愛してる」
そう思っている、穏やかな笑顔のアオさんを見られたら、彼は安心できます。
無理な背伸びをやめて、少しづつ自分の自信を取り戻していくことでしょう。

これが、復縁につながるカギになる。
私はそう思います。

アオさんの深い愛が、パートナーに届くことを願っています。

今回はご相談くださって、ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

1957年生まれのシニア世代。 自身の豊富な人生経験を生かした、自分らしく生きていくためのサポートが好評を得る。 得意ジャンルは、対人関係・自己啓発・恋愛。 “何かを始めるのに遅すぎることはない”の言葉通り、いくつになっても新しい人生を切り開いていけることを、身をもって実践している。