子育ての不安~乳児編~

子育てをしていくうえで、「この子育てでいいのか?この子育てであっている?」と自分の子育てに不安になる方は多いのではないでしょうか?

昨今は様々なところでマニュアル化が進み、このような時はこのように対応すべきという正解のようなものが多い世の中になっているように感じます。

しかしながら子育てや人間関係において、何をもって正解かなどというものは残念ながらありません。

それは人には感情があり、一人一人感じる感情が違うからです。

ですから、「この子育てでいいのか?これであっているのか?」と不安に思う事は親として当然の心理かなと私は思います。

子供に対する愛があるからこその子育ての不安だと私は思います。

人はどうでも良い事で不安に思う事はないからです。

子育てにおける不安は子供を身ごもった時から、差はありますが皆さんあるのではないでしょうか?

不安が少しでも軽減されると子育てが楽になるのですが、昨今の情報過多の時代では難しいかもしれません。

少しでも子育てをされている方の不安が軽減されたらと思い、乳児編として1歳未満の子育ての不安について私の実体験を交えてながら、お伝えしたいと思います。

 

■母乳神話にはまらない

母乳が出にくい、湿疹があるけれども治るのか?便が毎日出ていないが病気なのか?
この3つは出産してすぐ私が不安に思った事です。

おそらく昔の方も不安に思った要素ではないでしょうか?

不安が大きかった母乳が出にくいについてお話したいと思います。

出産し育児をしながら仕事もバリバリする女性のドラマを最近見ました。
主人公の女性が子供を母乳で育てる事に、躍起になっているシーンが沢山ありました。
出張の為の飛行機のトイレの中で搾乳に励んでいるシーンがあり、今も子育てをされる方で母乳神話に翻弄される方がいるんだなぁとでラストまで食いつくようにみました。

今も昔も母乳で育てる方もいればミルクで育てる方もいます。

「赤ちゃんは母乳で育てるもの」「母乳以外は赤ちゃんがかわいそう」「母乳を与えないと弱い子どもに育つ」。そのような母乳神話とも言われる風潮が、長年日本にはあるようです。

母乳であれミルクであれ、親としての愛情は変わらないのではないでしょうか?

・私の母乳体験

私の二人の子供は、母乳とミルクと混合で育てました。

一人目の子の場合私の乳首は吸い付きにくい形で尚且つ子供自身吸い付く力も弱くて、胸は張るけれども母乳は良く飲めていない状態でした。

ミルクも飲んで欲しくて上げるのですが、哺乳瓶の口のゴムが嫌なのか最初の頃は殆ど飲んでくれませんでした。

下の子は母乳を良く飲んでいましたが、子供の吸い付く力が強く乳首がひりひりしていたかったです。

私は子供によっておっぱいに吸い付く力が違う事を実感しました。

 

・母乳の出方で自分を責めすぎない事

母乳の出方は人それぞれだしおっぱいを吸う力も子供によってまちまちです。

ですから母乳の出が悪いからと母親である自分を責めてしまう事は、子育ての不安をより助長してしまう事になりかねません。

ミクルでも母乳でも子供に対する親としての愛情は変わらない事を忘れないようにする事で、不安を助長する事を回避できると思います。

 

■泣きやまない子供

子供が泣いていると親としては何とかしなければと思うものです。

お腹が空いているのか?オムツを変えて欲しいのか?眠いのか?と色々試してみても泣きやまない時、子供を抱っこして泣き止むのを待つ状況になる事は多いかもしれません。

すぐに泣き止んでくれたら親としてはほっとしますが、数時間も泣き止まない時などは親である自分が泣きなくなる気持ちになりますよね。

私自身も泣きたくなる思いに幾度となくなりましたし、実際に涙が出てきたこともありました。

全く泣き止まない子供を目の当たりにすると、なすすべがない事に不安になるかもしれません。

 

・子供が泣き止まない時

今は核家族化傾向が強くママが一人で子育てしているオンオペ育児が多いかもしれません。
もしくは主夫の方もいてパパが育児を一人でしている場合もありえます。

子供が永遠と泣き止まない時「辛い」と思う事をいけない事と思う方いるかもしれませんが、「辛い」ものは「辛い」のです。

そして子供が泣き止まない事を自分の子育てが良くないからだと思ってしまう方多いかもしれません。

ですが自分の辛い気持ちを無視しないほうが子供の為でもあります。

それは何故か?親である貴方の気持ちをため込み過ぎないほうが辛い気持ちを助長しない事になるからです。

小出しに自分の気持ちを吐き出す、自分を責めすぎない事で不安を軽減する事に繋がります。

***

人は知らない事に対して怖い思いになり不安になる傾向があります。

知らない事は予測不可能だから怖くなり不安に思うようですが、それは子供も同じ思いがあるのかもしれません。

日々の生活の中で子供の笑顔に救われる事もあるでしょうし、子供も親である貴方の笑顔に救われる事も沢山あると思います。

不安に支配され過ぎない為にも、暖かい気持ちになる瞬間を大切に意識して過ごされる事は正解のない子育てに必要な事だと私は思います。

貴方の子育ての参考になりましたら幸いです。

 

少しでも貴方の心が軽くなります事お祈りしております。

最後までお読みくださりましてありがとうございました!

次は、吉村ひろえカウンセラーです。
どうぞお楽しみにしてくださいね。

 

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この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛、人間関係全般のカウンセリングを得意とし、安心感と受容をクライアントに常に提供し、何でも話せると好評。より楽に心が軽くなるカウンセリング。感受性が高くクライアント本来の輝きを導き出すことも得意。カウンセリング信条は「諦めなければ願いは必ず叶う」である。