子育てのプレッシャーからの脱出法

子育てのプレッシャーを感じる方多いのではないでしょうか?

昨今はSNSの情報などから「理想の母親像」と自分を比較してしまいプレッシャーを感じる傾向が加速しているように思います。

過度なプレッシャーを感じて疲弊する方多いかもしれません。
「もっときちんとやらなくてはいけない」「こんな親ではだめだ」など自分を追い詰めて、しまう。

「理想の母親像」から完璧な存在でなければならないと思うかもしれませんが、人間は完璧な存在ではなく不完全な生き物です。
不完全さを受け入れる事が出来ると、子育てのプレッシャーをさほど感じなくなるのですが、言うは易く行うは難しいかもしれません。

子供のお友達のお弁当がキャラ弁なのに、自分はコンビニのお弁当をお弁当箱に詰め替えているあーなんてズボラな親だろうと自分を責めてしまう。。。
子供のお友達の親は毎日のように手作りのおやつを作っている話を聞くと、手作りのおやつを作らない自分はダメな親だよね。。。
コンビニのお弁当でも、手作りのおやつではなくても親として子供に対する愛情がないわけではありませんよね。

プレッシャーからの脱出法の一つとして、完璧主義の罠にはまらないように意識する事をお勧めします。

どのようにしたら完璧主義の罠にハマらないのか、お話したいと思います。

 

■完璧主義の特徴

・責任感が強く、妥協できない
・理想が高い
・失敗することが怖いなどが考えられます。

完璧主義の是非を問いたいのではなく、完璧主義すぎると子育て自体行き詰まり心が疲弊しやすくなります。
心が疲弊してしまうと余裕がなくなります。

▪責任感が強く、妥協できない

責任感が強い場合、人に頼る事が苦手な方が多いかもしれません。
心に余裕がないと人は優しい気持ちになれません。

ですので、なるべく人に頼る意識を持ってみましょう!

▪理想が高い

子育てにおいて目標を100%達成する事は難しいかもしれません。

1歳までに歩けるようにしないとダメ
2歳までにはトイレトレーニングを終了する。
3歳には字が書けるようにする。

などなど目標を掲げても、達成できるとは限りません。

子供は一人の人間で、親の所有物ではありません。

目標を持つ事が悪いわけではありませんが、あくまで親の目標と子供の目標は別物と考えましょうね。

▪失敗することが怖い

人は失敗する生き物です。失敗するからこその成長でもあります。
失敗する事で人に迷惑をかけてしまう思いや、人として恥ずかしい思いになってしまう方多いかもしれません。

失敗したことがない方はいないと思います。
子供に甘すぎて子育てを失敗したと思う。
わがままな子供にしたのは、自分の責任よねと思う方いるかもしれませんが、何をもってわがままとなるかは人それぞれです。

子供の失敗や自分の失敗ばかりに目を向けるのではなく、出来ている良い面に目を向けてみてはどうでしょうか?

 

■完璧主義をやめる為に

▪不完全さを受け入れる

完璧主義がある時に、不完全である自分が良くないと思っている事があります。

不完全な自分を受け入れる為には、〇〇すべきとか〇〇しなければならないなどと、自分を制限している事に気づけるといいですよね。

*食事はバランスを考えて手作りすべき
*きちんと躾けしなければならないetc

制限している事が悪いのではなく、過度になりすぎていないか制限が貴方を苦しめていないかチェックしてみてもいいかもしれません。

▪出来ている自分を探す

完璧主義がある場合に、出来ていない自分を探しては完璧になろうと、出来ていない自分にダメ出しをし続けてしまう傾向があります。
出来ていない自分探しはきりがないものです。

逆に出来ている自分を探すように意識していく事を習慣づけていきましょう!

*今日は子供を褒めてあげられた!
*今日は子供と沢山遊んだ!etc


一人の時は自分が頑張れば何事も上手く行っていたかもしれませんが、子供がいる事で上手く行かない事も増えてきます。
子育てのプレッシャーは一人で抱え込んでいると、どんどん強くなっていきがちです。

子育てのプレッシャーがある時、上手くいかない苦しさなど閉塞感が出てきた時は今までのやり方の方法を変えるタイミングなのかもしれません。
そして子育てのプレッシャーがあるのは、子供に対する愛があるからだと思います。

貴方の子育ての参考になりましたら幸いです。

少しでも貴方の心が軽くなります事お祈りしております。
最後までお読みくださりましてありがとうございました!

来週は吉村ひろえカウンセラーです。
どうぞお楽しみにしてくださいね。

 

[子育て応援]赤ちゃんの頃から、思春期の子、そしてそんな子どもたちに関わる親とのお話を6名の個性豊かな女性カウンセラーが、毎週金曜日にお届けしています。
この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛、人間関係全般のカウンセリングを得意とし、安心感と受容をクライアントに常に提供し、何でも話せると好評。より楽に心が軽くなるカウンセリング。感受性が高くクライアント本来の輝きを導き出すことも得意。カウンセリング信条は「諦めなければ願いは必ず叶う」である。