自分の夢を叶えるために親を説得したい ~あなたの姿勢が周りをも動かす~

「自分の夢を叶えるために反対している周りの人達を説得させる方法が知りたい」というリクエストを頂きました。

現代は自分の生きる道を選択できる時代です。それでも、代々受け継がれてきた職業や家柄などのしがらみや親の価値観などの影響でご自身の生きたい道を選ぶのが困難なこともあるようです。

そのような時、私達は自分の気持ちと周りの考えの調和を図ろうとし葛藤するでしょう。でも、裏を返せば、それは独りよがりにならずに周りの人達の思いも大切にしているということになります。その様な方達には是非、夢を掴み、幸せになってほしいと思っています。

今回の心理学講座では自分の夢を掴むために周りの人達の心を変えていく、協力してもらうにはどのように考え、行動すればよいかを説明させて頂きました。

◎リクエストを頂きました◎
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僕は人を説得させる方法が知りたいです。
僕には夢があります。その為に今通っている大学をやめて、他の学校に行きたいのですが、両親に反対されました。
「卒業してから行きなさい」「勉強から逃げているとしか思えない」「入れたんだから頑張れ」と言われ、興味のなくなった勉強を嫌々やっています。
親を説得させるような方法が心理学的にあるのなら取り扱って欲しいです。
(一部、頂いた内容を編集させて頂きました)
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夢があることは幸せ

どのような人生を進んでいくか、どのように生きるべきか。

現代はその選択肢は多岐にわたり、自由に選べる時代になりました。

それでも、親や周りの人とのしがらみ等で自由に選べない。しがらみはないけれど、自分の進むべき道が分からない、何をしたいか分からないという方はたくさんいます。

その中でご相談者の方は例え、両親に反対されても、自分の進みたい方向に進みたいという思いをお持ちですね。
まずはそのことをプラスに捉えてほしいなと思うのです。

それだけ、ご自身の夢や進むべき道が明確になっているという証ですし、夢に対して思いがつよいということなんですよね。

先ほども述べたように自由に生きれる時代になっても、どのように生きればいいか分からないという方はたくさんいらっしゃいます。

その中で、それだけはっきりと自分の夢をお持ちのご相談者様はとても幸せな方だと私は思うのです。

進むべき動機

ただ、私達が進む道を選ぶときに重要視すべきことがあります。

それは動機です。

例えば、日本を出国し芸術を学びにパリに留学するとします。

その動機が心から「芸術の都、パリで本場の芸術に触れたい、学びたい。だからパリに留学する」だったらいいのですが、「日本にいても鳴かず飛ばずだし、精神的に狭苦しい。だから何となくパリに行ってみよう」ではパリに行ったときの学ぶ意欲に差が出てしまうと思うのです。

決して、逃げてはいけないと言っている訳ではありません。

ときには一度、逃避することで道が開けてくることもあるでしょう。

そういう点で見ると、ご相談者の方の場合、自分の夢を叶えたくてしょうがない。そのつよい思いや状態でその道を進めば、夢を掴む可能性は大きいですよということをお伝えしたいのです。

そして、もうひとつ私が感心することはご相談者の方は自分の道を進みたいとつよく思いながらも、きちんと周りの方々(ご両親)にも理解を得ようとしていることです。
人は時として、やりたいことや迷いがないことに関して独走してしまいがちです。それだけ思いがつよいということかもしれませんが、他の人の意見を聞かず、ひとりよがりの行動をすることで却って周りの協力を得られなくなり、結果、ご自身の夢をドブの中に捨ててしまうことも多々、あるのです。
ですので、ご自身の思いは大切にすると同時にご両親の思いも察してみる。そうすることでいずれ、ご両親は協力してくれるようになるでしょう。

このような状況だからこそ、ご両親と対立するのではなく、ご両親に感謝し理解を促していくことが大切なのです。

態度で示す

自分の気持ちがつよい時、私達はすぐに相手に理解してもらおうと思いがちです。でも、私達と周りの人では温度差があるのです。あなたの心がいくら熱くても周りの心はそうではありません。

そのような時に強引に分かってもらおうとしても、なかなかうまくいきません。

もしも、そんな状況で雁字搦めになっているのであれば、まずは長いスパンで考えていくことをお薦めします。
今、説得できなくてもいいと思うのです。
でも、あなたが夢を追いかけて夢を掴んでいくプロセスを見せていく、その幸せそうな姿を見せていくことができればいずれ、ご両親は納得してくれるでしょう。
そのように周りを説得する方法よりも、あなたの思いやあなたが夢を追っている姿を態度で示してみましょう。

その思いは必ず、周りへ届くと私は確信しています。

私がカウンセラーを目指そうと決めた時、多くの人が反対しました。

それも、長い付き合いである家族や友人ほど、私のことを心配して「サラリーマンの方が安定しているよ」「成功するかしないか分からないことに今更(当時、私は30代半ばだったため)挑戦することはないだろ」と説得されました。

でも、私はチャレンジしました。

その理由は私が初めて、心からしたいことが見つけられたこと。そして、カウンセラーならこれからも長くずっーと情熱を捧げられると確信していたからです。

最初は両親も少しすれば、へこたれると思っていたのかもしれません。

でも、私がプロカウンセラーを目指し、毎日寝るのも惜しみながら勉強したり、ボランティアカウンセリングを続けている姿を見ている内に心境が変わっていったようです。

大変なこともありましたが、あの頃の私はいつも楽しく、意欲的だったと思います。(自分で言うのもおこがましいですが^^)

そして、夢を掴むプロセスの中で幸せでした。

そして、夢を掴みました。

私がプロカウンセラーとして活動し始めた数年後のある日、一番反対していた友人が私が毎日、意欲的に働いているのを見て、「土肥君はカウンセラーに向いているよね。天職だよね」と嬉しそうに言ったのです(^^)

その時、私は自分がしたいと思ったことを信じてやれたことに誇りを持てました。

あなたの態度、夢に向かっていく姿勢で周りの気持ちは必ず、変わっていきます。

私も陰ながらですが応援させて頂きますね。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

土肥 幸司

自信喪失のケアから夢やビジョンの実現サポート、幸せになれるコミュニケーションを得意とし、”お客様を笑顔に”をモットーに、お客様の気持ちに寄り添った心理分析と、今できることを分かりやすく提案している。 優しい口調からか、癒し系のイメージを与えることが多く、いつも笑顔が絶えない。