億劫さとのつき合い方~取り組みやすさを作るために

何かを始めようとするとき億劫な気持ちが邪魔をして、取り組めないことってありますよね。

やろうとすれするほど、億劫な気持ちが増幅したり、時間ばかりが過ぎて焦ってしまったり…、最初の一歩がなかなかでない。なかなか取り組めない自分にイライラしたり、責めてしまうこともあります。

今回の講座では、億劫な気持ちとどうつきあったら取り組めるかをご紹介します。どうも取り組むことに対するイメージが行動するにあたってのモチベーションを下げて、億劫さにつながっているようです。

これを克服するには、やろうとしていることに対するイメージの改善・向上と自分の心に無理をせずに行動できるかがカギになります!!

◎リクエストを頂きました◎
=======================================
「発想の転換」について教えてください。
昨年からダイエットをしていますが、食事は改善できても、運動に取り組むことが億劫です。そこには、過去の投影、小さい頃に病弱、それにより、両親がスポーツよりも勉学に重きをおいていた。運動の習慣化がない。など、原因はわかります。そのことをふまえて、受け入れてどうすればよいか?発想の転換を具体的に教えてください。
=======================================

リクエスト頂き、ありがとうございます。

今回は、リクエストを基に億劫さとのつき合い方をを見ていきます。

イメージから作られる億劫さ

何かをやろうとするとき、億劫さが先立って動けなくなることありますよね。
億劫さが先立って動けなくなるとき、何かをやろうとしている対象(今回の場合は、運動)を見たときにイメージするもののほとんどは、ネガティブなものです。仮に、「運動したら、ダイエットに成功する」などのポジティブなイメージを持つことが出来ていたとしても、
○ 病弱だったから、運動はしてはいけないものだった。
○ スポーツよりも、勉強をするように言われて育った。 
○ 運動をする習慣がなかったので、やり方が分からないし、苦手意識がある。
○ 単純に、寒いし、きつ~い。
注)ここで挙げたネガティブなイメージは、リクエストを基に作った例です。
など、ポジティブなイメージを上回る行動を足止めするようなネガティブなイメージを持っていることが多いです。

このとき、見ているものは行動しようとしている「運動」ですが、心理的にはネガティブなイメージを見ているため、そこで感じるものもまたネガティブなものなものになります。そこで感じる感情のほとんどは感じたくないものですから、それらを感じることが面倒臭さや億劫さを作ることになります。

億劫さに隠れているやりたくないこと

億劫さを感じるものの中には、必ずといっていいほどやりたくないことが含まれています。
やりたくないと感じること自体は悪いことではないのですが、そこで「やらなくてもいい
」とはならずに、どこかで「やらなければいけないこと」として、扱っている可能性があります。

「やらなければならないこと」のほとんどは、「やりたくないこと」です。仮に、初めはやりたくて始めたことであったとしても、「やらなければならないこと」に位置づけられたときから、「やりたくないこと」に認定されることも少なくありません。これは、「やらなければいけないこと」に位置づけられたときから、
「やりたい」のか「やりたくない」のか、
「やる」のか「やらない」のか、

といった自分の意思を問うことや選択権や決定権がなくなりますから、自分の気持ちから解離してしまうため、私たちにとってしんどいものとなってしまいます。

億劫さから抜け出すために…

● イメージの向上化
ポジティブなイメージよりも、ネガティブなイメージが勝っていることや、ネガティブなイメージのみに占められていることが、行動しようと向き合い姿勢を億劫にさせる感情の引き金になるわけですから、イメージの改善や向上を図ることが有効です。
例えば、今回のリクエストを参考にするのであれば、

○ 運動を楽しんでいる人から、話を聞いてみる。
○ 体育館に行くまでの道のりに、自分のお気に入りの場所を通るようにする。
○ どこかのクラブに入って、仲間を作る。
○ 1週間続いたら、自分の食べたいものを食べる。

など、やろうとしていることに関する魅力を聞いてみたり、あなたの感じる楽しさや嬉しさ、喜びとセットにしてみたりして、イメージを少しずつ改善することによって、億劫に感じていたこと付随していた感情に変化が現れ、取り組みやすい状況を作ることができます。

自分の気持ちに耳を傾ける

何かをやろうとするときに億劫さを感じるとに、やりたくない気持ちを持っていることが多いというお話をしました。本当はやりたくない気持ちを持っているのに無理してやろうとすることは全く反対の方向性で進もうとしているので、「やりたくない自分」と「やりなさいよという自分」が綱引きをしているようなものです。

やりたくない自分は、やりなさいよという自分に命令されているような、自分を分かってくれないような感じがしますから、ますます反発し、やりたくないモード全開に主張をします。これでは、そもそもの目的(運動をする)が果たされず、疲弊してしまいます。
まずは、自分のやりたくない気持ちをよしとしましょう。

それをよしと出来ると、やらなければならないことをやっていない自分を責めることもありませんから、ゆとりが生まれます。

無理をしない

取り組むのが億劫なとき、0か100かといった感じでものをみることがあります。

そうすると、100出来ると思えないと取り組めませんから、なかなか着手することができません。

「出来ることを出来るだけ取り組む」

「その気になった分だけ取り組む」

そうすると、取り組めた成功体験が増えるので億劫さを軽減させることができます。

よかったら、お試しくださいね。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

宮本 恵

人間関係の築き方・コミュニケーションのスキルアップ・個性を生かすことを得意とする。 お客さまのテーマを多角的な視点でとらえて分析することにより、新たな視点や心の気楽さを持つことが出来ると定評がある。ゆるぎない安心感の基盤を基に行うカウンセリングは、心のうちを語りやすいと評価が高い。