最高のことを考えてみよう

2022年になりみなさまいかがお過ごしですか?
年末から年度末までというのは何かと忙しく寒さも厳しい時期ですがゆっくり休息や栄養を取っていますか?

私は何かに集中するとご飯を食べるのも忘れてしまうくらい集中してしまいます。
気をつけないと休息や栄養のことなんて忘れてしまいます。
でもそれではやっぱり自分らしく自分のベストを尽くすということが難しいなとつくづく思います。
そしていつの間にか好きなこともすべき事にすり替わってしまい、楽しむことも忘れてしまいます。
本末転倒です。
本来ならしたかったこと、そしてそれをすることが自分の喜びにつながると思っていることをしているはずなのに、バランスを崩してしまうということはいろんな意味でもったいないですね。
お仕事や大好きな事に取り組ものと同じくらい休むことや自分を労わることも大切にしてあげてくださいね。
さて本題です。
我が家には大学生の息子がいます。
先日「10億円あったら何したい?」と聞いてきました。
私は本気で想像してみました。
10億円・・・ちょっとピンとこないけどそれだけあったら子供園みたいなものを作りたい。事情があって親が育てられない子供達と面倒見あって暮らす大人たちと、すごくあったかくて楽しい大きな家族みたいなものが作りたい。と思いました。
そういうと息子は「物欲超えてきた」と笑っていました。
いや10億くらいあったら物欲はほとんど満たせそうですから、その先です。
ただの夢物語かもしれませんが想像してみたらちょっと楽しくなりました。
楽しくなる質問をしてくれたなと思います。
そして思いました。
私は私が楽しくなるような質問を自分にしてあげているかな?と。

しんどかった頃の私はいつも問題のこと、ダメなこと、嫌な事にばかり意識を向けては、どうしたらいいんだろうと思っていました。
ものすごい集中力で、そのことばかり思いめぐらせていたと思いますが、問題を起点にしてそこから離れることができずあまりうまくいかなかったなと思います。
どうしたら解決できるのだろうと考えているようで、心は問題やネガティブな感情に支配されていたと思います。
解決したらどうなるだろうとかもっとこうなりたいとかいうことに心が向いていない状態だったので、心が向いている問題の方に進んでしまうということの繰り返しをしていました。

心理学ではミラクルクエスチョンと言って「もし全てが叶うなら」という問いかけがあります。
もしも問題が何もなく、願いが何でも叶うとしたらどんなことをしたいか、その時の自分はどんな状態だろうかと問題の次元から解決後の次元に思考を転換していくというものです。
初めて知った時、そんなことはあるわけないんだから、想像もできませんと思っていました。
でも心のどこかでもしもそんなことが起こるならどんなに楽になれるだろうという思いも本当に小さい種のようなものでしたが私の中に蒔かれたように思います。
そしてもしかしたらその種は育っていて今の私になっているかもしれないとも思います。

どうして私の人生はこうなんだろうと思ってしまう時というのは、願いと現実にギャップがあるはずです。
そして見ているのは現実なんだと思います。
思い通りじゃない現実に押されて願いがどこかへ消え失せてしまっているかもしれません。
でも、あるんです。
それはどんな願いですか?
わたしもまだまだ自分らしくあることや喜びを感じることへの欲求は尽きません。
よかったら一緒に「最高の状態」「最高の気分」「最高の自分」そんないろんな「最高」について意識を向けてみませんか?

私はシングルマザーでカウンセラーをしていますが、いつかお家にいられて子供達のそばにいながら仕事ができたらどんなにいいだろうって思っていました。
それはだんだん叶っていっていましたが、コロナの影響で完全に叶ってしまいました。
もちろん最初に働き方についての不満足があったわけですが、じゃあどうなってたら嬉しいのということへも意識が向いていたことです。
心には意識しているものを探したり強化したりする働きがあります。
年始に願掛けなどをされる方も多いと思いますが理にかなっているものだなと思います。
意識を向けたものは自分が叶う可能性を与えることができるとも言えます。
今の自分と繋がらなくても、手段が見えないようなことでも全然大丈夫ですので、よかったら一緒に悩みや問題から抜けられたら、そして自由に自分らしくいられたら、何の制限もなかったとしたら。自分は何が欲しくてどんな気持ちを感じて日々生きたいのか、それがあったらもう最高と思えることって何だろう?そんな風に心と対話してみませんか?

私はこれを書いているのは年末で、2021年駆け抜けたことをやっと振り返っていますが、昔の自分が思ってもいなかったことがたくさん経験できた一年でした。
一番はオンラインで人と繋がることができるようになった恩恵が大きいです。
そうでなければ私にはできなかったチャレンジばかりでしたが、やってみてこれがやりたかったと心底思っていることがたくさんあります。
そして2022年はやりたかったことをもっと磨いていきたいと思っています。
それこそ「最高」を感じたいと思っています。
お休み中は自分の欲しい最高、自分のありたい最高について子供のように考えてみたいと思っています。
なぜ子供のようになのかというと、子供達を見てきて思うことですが、あれがあったらいいなこれが欲しいんだよなって言っている時の子供たちは、それを手に入れた時に喜ぶ準備がすごくできていて、その喜びたい気持ちに反応して願いを叶えてあげたくなるものだと思うからです。
その真っ直ぐさは本当に生き生きしています。
私も喜ぶ準備と共にやってみようと思います。

今年も素晴らしい満足の年になるようによかったら皆さんもご一緒してくださいね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

問題を引き起こす感情にフォーカスすることが得意。 対人関係、パートナーシップ、自己実現など、さまざまな問題と向き合い、その人自身が抵抗を超え、自己を本質的にいかすためのサポートを行う。 「人が人を癒す」をモットーに、心に寄り添うハートフルなカウンセリングを提供している。